2010年11月26日

東京の地下鉄一元化に関する協議会資料

都営地下鉄と東京地下鉄を一元化するかどうかの協議が持たれているところだが、会合の資料が公開されていることを恥ずかしながら今になって知った。

11/17の会合資料

都側が「大手私鉄と比較しても債務比率は高くはない」等と、印象を持たれているより健全であるとアピールすれば、国は証券会社の試算を持ち出して「交通局は企業価値がマイナス」と糾弾したり、議論の議事録ではないものの奥州の様子が垣間見えて面白い(議事概要も後々掲載されるらしい)。

都は一元化に伴い利便性が向上するとして、営団都営乗継となる経路が大幅値下げになる(もしくは一事業者のみの経路に比べて時間短縮になる)ということを具体例を幾つか示して訴えている。しかしこれだけでは分かり切った話で、何故わざわざ区間を幾つも例示してまで持ち出すのか、或いは逆に統合に反対する国側はこんな基本的なことも分かってないから説明しないといけないのか。
本来ならば、運賃実質値下げによる減収が幾ら、利便性向上に伴う乗客増分で増収が幾ら、(もしそういうケースがあれば)営団の過剰な混雑を都営に流せることにより計画されている混雑対策事業が不要になって節減額幾ら、といった見積りが欲しいところだが、試算が難しいことと、トータルでプラスになる可能性が低いからそこまで踏み込まないのか。

一方、株主同士の鞘当ての間で揉まれる東京地下鉄だが、「好調な経営実態に見合った責任を果たしていない」と都に批判されることへの反論のためか、事業計画をこれでもかと並べている。一元化の是非はさて置いて興味深いものばかりだ。

東西線の駅交互発着対応化の候補駅が南砂町なのは何故だろう。ホームが狭い島式のところへ、近年の再開発で需要が増えているからホーム増設自体が課題だからだろうか。しかし、交互発着の意味が大きいのはより乗降客数の多い東陽町などではないかと思うが…。南砂町は駅周辺が公園で掘削が容易という事情もありそうだ。

茅場町は日比谷線乗換客の東西線ホームでの滞留を均一化するために、東西線ホームを東に移動。これだけならいいが、ホーム東側の混雑緩和を徹底するために北千住方面ホームとの間のエスカレーターを中野寄りに移設するというから、これは利便性の面では改悪だ。

豊洲駅は2面4線の設計のところ、住吉方面の分岐線用地である中2線が線路も引かれず遊んでいるが、ここを折り返し線として整備する。しかし終点の僅か2駅手前では、それほどの効果は望めないような…。

副都心線と東横線の直通運転への投資額が50億円となっている。しかし残工事は全て東急持ちの筈だし、車両等の対応も既に出来ている筈。東京地下鉄としてまだ投資しなければならない案件とは何だろうか。

銀座線は新車を41編成入れる。現在が38編成だから3編成増備ということになる。輸送力が低く混雑が激しいから、2分間隔で運行する時間帯を拡大するということだろうか。それともホームドア設置で所要時間が延びるから運用本数も増大という残念な理由か…

そのホームドアだが、丸ノ内線の統計を見ると導入前年度の時点で事故件数がその前の年度に比べて半分以下になっている。この時期はホームドアは稼動しないまでも筐体は設置されていた時期に該当するから、ホーム柵だけでもそれなりの効果があるということになる。ホーム柵であれば設置費用は格段に安いし、扉位置の異なる車両が入ってくる路線でもある程度設置可能だ。ホーム柵の導入機運が高まるかも知れない。

千代田線16000系は36編成導入とあり、6000系35編成+06系1編成と同数だ。となると06系も置き換えるのだろうか。共通設計の07系が活躍する東西線に回して経年の05系の置き換えというシナリオだろうか。

また、先日猪瀬副知事がマスコミ向けパフォーマンスで糾弾していた九段下駅について、壁を取り払うよう検討しているという資料もある。壁を取り払えば当然ノーラッチで両線が繋がるから、これには運賃一元化の議論もセットで入って来る…かと思うものの、既に白金高輪で「風穴」が開いているので革命的な事態とはならず、それはそれと放置される可能性もある。

以上、雑多に感想を書いてみました。
00:08 | Comment(0) | 交通

2010年11月07日

神奈川県道515号三井相模湖線

プチ険道走行をしてきた。比較的近所なのに今まで何故か一度も足を向けなかった道。

因みに残念ながら廃道巡りの方は行っておりません…

南から進入。

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こんな感じの住宅街の軒先みたいな道からスタート。

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やがて、道のしょぼさの割に立派な電光掲示板が登場すると、

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すぐ狭窄のゲート。
先行車が怖気づいて退避してしまった。

でも、1.7mというとうちの車(ウィングロード)にぴったりの幅の筈なのだが、かなり余裕があるように感じる。石榑峠のようにコンクリートブロックでないから圧迫感が小さいこともあるのかも知れないが、実際には2mくらいは幅がありそうだ。

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むしろ、中に入ってからの方が圧迫感がある感じ。と言っても通行に困難を感じるほどではないが。

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待避所はかなり多く、且つ次の待避所までの距離を書いてあるので親切。100m以上も間が空く箇所は殆ど無い。

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これにて終了。
距離もそれほど長くないし、峠越えのような道でもないので、あまり走破の達成感は大きくない。

ついでに、一部区間が開通した国道20号八王子南バイパスを走行。

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本道から分岐すると、いきなり現状ではオーバースペックなトンネル。

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トンネルを抜けるとすぐ町田街道にぶち当たって、バイパス区間としては終了。
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しかし、道路自体は町田街道を越えて続いている。
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道幅は確保されているものの、ニュータウンの街路という感じで趣は全く異なるが。

暫く進むと、突然終了。
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この先は1.5m幅員と脅しているが、うちの車でも特に問題なく通れた。しかし狭いことは狭いので慎重に走るに越したことはないし、住宅地の中に突っ込むので迷うと脱出出来ない。

実際のバイパスは町田街道を越えるとすぐトンネルという計画になっているが、現道との整合性は如何に…
23:26 | Comment(0) | 日記

2010年11月06日

隅田川駅貨物フェスティバル2010

今年は特に行こうとは思っていなかったのだが、ブログのアクセスログを見ると「隅田川貨物フェスティバル」等のキーワードで飛んで来る人が多いので、今年の記事も書く必要があるかと思って行って来たw

とは言うものの、特に目当ても無い(野菜100円は欲しいところだが、そのために行列まではしたくない)ので終了間際に…

荒川区のブース
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模型の上左側に載ってるストラップ170円を買うと、非売品の特別パッケージのうまい棒(中央)と缶バッジ(右)が貰えるらしい。買わなかったけど。

控え車。これは展示物のつもりなのかどうかいまいち分からない。
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今日の目玉はこれでしょうね。
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EF65は前後にヘッドマークが付いているが、EF210は片側だけで寂しい。何か無いものか…

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測定・試験用コンテナZ-1と、

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計測コンテナへの電源供給用コンテナZG-101。こんなものがあるとは知りませんでした。
Z-1の方には1つしか存在しないと書いてあったが、ZG-101の説明にはそのような文言は無し。試験機1つに対してわざわざ複数の電源を用意するなんて、あまり考えられないが…。
説明にも書いてあった通り、人が乗れるコンテナというのはなかなか異色。これなら車掌室コンテナとか作ればコキフが不要に…って車掌自体が不要だから意味の無い妄想でした。

また、何の関係なのか分からないが、東京女子医大が来て血管年齢検査をやっていた。
やって貰いたかったところだけど、終了間際に来てしまったため既に終了…
5年前に会社で測ったら10代だったから、そんなに老化してないと思いたいが…

というところで(最近の更新頻度の低さから考えれば)殊更記事にするほどのことも無いイベントだった。
22:37 | Comment(2) | 日記

2010年11月02日

ネパール旅行11日目:香港乗り鉄補遺

6時頃、ほぼ定刻に香港到着。
これから成田への飛行機までの待ち時間は約3時間。普通なら大人しく空港内で待っている時間だが、やり残したことがあるので入国。
入国カードには御存知「現地滞在先」という欄があり、宿を予約していない場合は適当に有名なホテルの名前を書いておくのが定番なのだが、今回は滞在と言っても僅か数時間、ホテルに行くわけがない。そこで何も書かずに提出したが、何も言われず通常通り90日滞在許可のスタンプが押された。やはり日頃からいい加減に扱われる欄なので、空欄でも関係ないらしい。

バッファエリアの機場快線カウンターにはICカードリーダーが置かれており、ここに八達通をタッチしておくと機場快線が10ドル割引になる。
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ところが早朝なのでカウンターが閉まっており、カードリーダーも仕舞ってあった。これは実質的な早朝割増か?

とは言うものの、今回は都心に行くわけではないから関係ない。

到着階からは段差無しで機場快線の都心方向ホームに繋がっているが、これをわざわざ上階へ移動。
今回の旅行最後のミッションは、博覧館(AsiaWorld Expo)までの僅か1駅、1kmにも満たない距離の乗り鉄だ。
割高な機場快線だが流石にこの1駅間はそれほどでもなく、僅か5ドルだ(それでも通常の地下鉄の初乗り運賃が4ドルであることを考えると高い)。また、空港利用者からはふんだくってやろうとする一方、都心から見てそれより遠方ながら域内客の目的地である博覧館(幕張メッセのようなところ)へは、普通運賃こそ空港と同額なものの、博覧館で2時間以上滞在して往復すると半額未満になるという割引もある。「2時間以上」という条件が謎だが、乗り鉄阻止だろうか。

というわけで、ホームの自動券売機で切符を購入



あれ?何も出て来ない…

6ドル入れたんだから切符と1ドルが出てくれないと…

仕方がないので一旦「取消」を押してみるが、やはり何も出て来ない。これはどういうことだ。


案内所の職員を呼びに行き文句を言ってみると、職員氏無線でどこかとやり取りしながら券売機の裏を開けて様子を見たり、一旦どこかへ行ってしまったり。そして戻って来ると券売機にお金を入れて切符を買おうとする。ところが僕の時と同様何も出て来ない。これでやっとこちらの言い分に納得した様子。
結局隣の券売機から切符を「購入」し、本来の釣銭である1ドル硬貨とともに渡して貰うことで事無きを得た。
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早朝であることもあり、こんな区間に乗る人はいない。貸切だ。

博覧館駅は営業線としては1面1線の小ぢんまりとした駅。ホームは長いが。
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ホームからコンコースに上がると、改札が遠い…
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機場快線の単程票は他の香港鐵路線のそれが磁気カードであるのに対し、IC乗車券である。IC乗車券と言っても八達通と違って薄っぺらい、すぐ駄目になりそうな代物だ。IC乗車券だと改札ではタッチするだけでシステム的に回収が出来ないので、改札の隣に回収箱が置かれている。が、当然のことながら記念に持ち帰る。
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今日は何のイベントも無いので広い博覧館は誰もおらず静まり返っている。何かあったところで7時前ではやはり同じかも知れないが。
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空港から市内へ安く行く手段として有名な東涌駅行きのバスはここを始発としている。このバスの利用を前提として、東涌駅からの地下鉄が1ドル割引になるというカードリーダーが置いてあったので無意味にタッチしておいた。
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博覧館構内を反対側まで歩き、反対側の改札から電車に乗って戻ろう…

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え?そりゃ無いよ…

そんなことしたら空港まで歩いちゃいますよ?


バスターミナル
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こちらからだと、第二ターミナルに先に到着。
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第二ターミナルはメインの第一ターミナルと車寄せや線路を挟んで反対側に増設されたターミナルだが、空港施設としての機能は出発カウンターしかなく、搭乗手続きを終えると地下に移動して構内地下鉄で第一ターミナル側に移動して搭乗する。また、到着客用の設備も無い。
駐機スポットが足りているのにチェックインカウンターが足りなくなるとは、ある意味とんでもない杜撰な計画では?

ターミナルの売店はこの時間では殆ど営業していないが、丁度本屋が開店したところだった。
香港にはバス路線を網羅した道路地図があり、これがあれば帰国後もこれをおかずにご飯が3杯は食べられる。
本当なら往路の市中で本屋に寄りたかったのだが時間がなくなって諦めていたところで、これは丁度いい。

さて、ここは出発階で3階程度の高さだが、第一ターミナルとの間には先述の通り線路や道路があるので、あちらへ行くには一旦地下を回らねばならず面倒臭い。
ところが機場快線のホームはそれぞれのターミナル用に線路両側にあり、しかも改札口が無い(他の駅で改札しているからここは不要という発想)ので、列車停車中なら同一平面で向こうまで通り抜けることが出来る。これは楽だ。

ということで、僅か1時間の香港滞在終了。

出国手続きに進むべくパスポートと航空券を提示して中へ…進もうとしたら、後ろから「先生先生!(北京語)」と呼び止められる。何事かと思ったら、50米ドル札を渡された。パスポートと一緒に仕舞っていたのを、パスポートを取り出す際に落としたらしい…。恥ずかしい限りで情けなくなると同時に、職員の親切に感謝することしきり。

出発ロビーは無線LANが使える上コンセントもあるので、ここで今更ながら家に無事の連絡を入れておく。
twitterに「ここまで来れば帰国したも同然」と舐めたことを書いた罰が当たったのか、コンセントからプラグを引っこ抜く際にアダプターを忘れて来てしまった…(死)

搭乗すると眠くてすぐ寝てしまい、最初の飲み物とピーナッツ配布を飛ばされるという痛恨の失態。

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キャセイグループでは機内食に名刺サイズの広告が置かれる。
往路は両方とも香港ディズニーランドのキャンペーンだったが、復路は香港ドラゴンが福岡線再開、このキャセイが羽田線増便の広告。
ところがそのイメージ写真が、香港ドラゴンは博多湾上空から百道地区を撮影した写真で福岡のイメージとして順当である一方、キャセイは渋谷センター街の夜景…。うーん、これが東京の代表的景観?

成田の税関は開封検査も無く、去年のメキシコ帰りの時とはえらい違いだった。ネパールだってそれなりに麻薬がはびこっているらしいのだが、メキシコの比ではないのだろうか。

アクセス特急で帰りたかったが、40分に1本の列車は当分来ない様子だったので大人しく本線経由で帰宅。
23:59 | Comment(0) | 旅行

2010年11月01日

ネパール旅行10日目:買い物

4時半頃起きてシャワー等を済ませ、いざ出発。

車内が窮屈なので屋上乗車をstrongly recommendされるが、流石にお尻が痛いので辞退。

さて、またやって来ました。

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橙色の灯火列はトリブヴァン空港らしい。随分近くに見えるものだ。

折角やって来たものの、昨日より更に雲が多い感じだ。楽しみにしていた日の出はろくに見えず。
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日が高くなったら雲が晴れるかもしれないということで、一旦ホテルに戻って休憩し、9時過ぎに再度やって来ることに。

附近には軍のキャンプがあり、装備を背負ってこの山道を駆け上がるという訓練をしていた。
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そしてもう一度やって来たが、
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やはり残念な眺め…。
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この季節でこれほど雲が多いことは珍しいらしい。
今回の旅行は今まではずっと天候に恵まれていたのだが、最後になって見放されてしまったようだ。

ここからパタンに行き、食事をしてから御一行はパタン観光という流れなので、食後別れることにした。

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昨日逆切れしたチケットカウンターの向かいの店で食事。

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この店のトイレでは、水式文化の進化形であるお尻用シャワーが装備されていた。この国で初めての目撃だ。
因みに、水式文化ではない筈の香港で泊まった安宿にも装備されていたが、このあたりからの旅行者が多いということか。

そして一行と別れ、ネパール最後の日の午後はたっぷりお土産探しに充てることにする。
それにしても時間が充分過ぎるので、バスには乗らず歩いてカトマンズへ。

カトマンズの南端にはショッピングセンターが。
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「United World Trade Center」とはこれまた大袈裟な…
ネパールにはショッピングセンターは殆ど存在しないが、カトマンズの南側にはここ10年くらいの間にこれを含め幾つか建設されているようだ。
中には、公衆トイレや、他ではまず目にすることの無いエスカレーター、エレベーターもある。
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これで先進国にぐっと近付いた雰囲気になりそうなものだが、どうも中が陰気臭い。照明が足りないのか、内装のせいか…。
因みに、階層呼称は地上階をGround Floor、その上を1st Floorとするヨーロッパ式。
ゲストハウスでも日本で言う1階に部屋がなく2階以上に部屋がある場合は、2階の部屋が10X号室の場合が多いし、どうもこちらの方が一般的なようだ。

尤も、テナントの圧倒的多数は服飾関係なので面白くない。
ましてや露店と違い、こういう店は安くもない輸入品を並べているのだから、お土産を探す身には全く面白くない。

そんな中で、スーパーマーケットがあった。
スーパーマーケットはその国の日常の食料品が明朗価格(且つ概ね廉価)で購入出来るので、海外旅行の際に一番期待するお土産スポットなのだが、この国でもその法則は成り立つのか…?

入店してお菓子を物色するが、まずネパール製品を探すのに苦労する。やはり地理的要因でインド製品が極めて多く、次いでマレーシアなど東南アジア、それにUAE。パッケージに英語しか書いていないものはインド製はじめ輸入品である可能性が高く、外国の文字が書いてあれば尚更だ。
インドだって行ったことはないのだからインド土産でも悪くはないとは思うが、やはりネパールに拘りたいところ。

一方お茶は流石に産地として名が通っているので、それ以上に有名であるインド製も多いものの、国産を多数目にすることが出来た。
出来れば淹れ方で失敗したくないのでティーバッグがいいが、安いものでは100個で100ルピー前後というものがあった。このあたりを相場感覚として、今は買わずに市中の個人商店も回ってみよう。

こちらは新し過ぎてまだ殆どが内装工事中のショッピングセンター。
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中に入ることは出来るし営業している店もあるのだが、シンナー臭くて気持ち悪くなりそうだった。
営業店は服飾関係ばかりでまるで用なし。

こちらは「歩き方」にも載っているカトマンズモール。
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おやつか軽食にしようかと思い最上階のフードコートに行ってみるが、営業している風ではなかった。食事時しか営業しないのだろうか。
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ここの1階(そもそも正面口が地面より半フロア高くなっているので日本の何階に相当するやら…)にもスーパーがあるので、品定めをしておく。
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露店で売ってた、小田急HiSEの後ろ半分を新幹線の色にしたような意味不明の玩具。
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それでは個人商店物色開始。

ニューロードあたりが一般人対象の商店群の北限で、それより北のタメル地区は観光客狙いの店が多くなる。そういうわけでタメル地区の店は概して高いということなので、あまりそちらには足を向けないようにする。

と同時に、喉が渇くのでラッシーを飲めるところが無いかと探す。これがなかなか見当たらない。
結局ファストフード店っぽい店で80ルピー、ショッピングモールのピープルプラザに出ていたジューススタンドみたいな店で40ルピー、合計2杯。どちらも内容は変わらず、前者は如何にも高かった。

タメル地区は避けると言いながら、あちこち歩いていたらタメル地区になってしまった。折角だから工芸品も少し見てみるか。
やっぱりマニ車が面白い。でもマニ車は玩具じゃないよ…
何店か回って多少値切って、小さいマニ車を250ルピーで購入。

お茶屋さんも探し、スーパーで見付けた廉価品より多少はいいものを買おうと探してみる。
スーパーでは25個入り100ルピー程度で売っていたものが、簡易パッケージ化と値切り交渉で50ルピーになったので幾つか購入。
こういう店は最初の値段が分からないものの、値切る楽しみがあると言える。

結局半日かけて歩き回って、個人商店で買ったのはこの2種類だけ。もう少し大胆さを持って色々買っても良かったとは思うのだが。

そしてカトマンズモールに戻り、先のスーパーで食料品を大量購入。
会社に何か配らないといけないので、出来るだけ変なお菓子にしたかったのだが、体積や値段、それに個包装であること、勿論ネパール製であることを条件にすると、ガムという詰まらないものになってしまった。
家用にはビスケット、チキンラーメン状態で半調理済みの乾麺、それに最初に目をつけていた安いお茶。
忽ちリュックには到底押し込めないレジ袋1袋が手荷物として発生。

買い物が終わったところで暗くなったので、最後の食事は豪華に、というメキシコで果たせなかったことをすることにして、「歩き方」を見てタメルハウスへ。

流石に内装は凝っていてそこそこ高級店の雰囲気。
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ビールとスープ、それに名称失念の一品を注文したが、ビールは瓶1本出てきてちょっと多過ぎた反面、料理はかなり分量が少なかった。味はとても良かったのだが。
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この後深夜には機内食があるからここであまり食べてしまうと辛いかなと要らぬ遠慮をしてしまったのだが、時間はまだまだ余ってたし、何か追加注文すれば良かったな。
勿体無いことをした。


まだまだ時間が余ってるので、空港まではまたしても歩く。

と言っても歩く距離を徒に増やしたくはないので最短経路を採るが、そうすると交通量の少ない道路になってしまった。停電中だと車のライトがほぼ唯一の光源であるため、交通量が少ないと真っ暗で却って危ない…。

途中の橋を渡りながら横を見ると、隣に旧橋があってそれが橋上市場になっている様子。
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そこでそちらに回ってみたが、時間帯が時間帯なのでもう殆ど営業は終了しており、橋も途中から完全に真っ暗で足元が分からず、渡り切るのは諦めた。

あと一息で空港というところで、タクシーから「空港か?」と声を掛けられる。誰がここまで来て乗るものか、アホ。

国際線ターミナルは国内線同様ビルの入口でまずセキュリティチェック。

これを抜けるとチェックインだが、香港ドラゴンには長蛇の列が出来ている。こちらに来る時はダッカより先はかなり空いていたが、今日は随分様相が違う。
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それにしても列の進みが遅い。ここまで来ればネパールクオリティ脱出…と舐めて掛かっていたのだが、そうは行かなかった。
eチケットの控えを渡すと成田までのチェックインが纏めて行われ、搭乗券も2枚出て来た。ここから香港までのは昔のコンピュータの印刷用紙みたいなものに印字された古臭いものだったが、香港から成田への搭乗券は自動改札対応の通常のタイプだった。通常タイプが発行出来るならそちらに統一すればいいのに…。それとも、まさか香港から印字済みの状態で空輸?

レジ袋があるので手荷物が2個になってしまうから、預けないとひょっとしたら文句を言われるかなと思うものの、預けずに強行突破することに。別に何も言われなかったので良かったが。
預ける荷物は無いと言うと、カウンターに積んであるタグを持って行けと言われた。タグって預ける場合に付けるもんじゃないの?と思いながらそれを受け取り、一体何に使うのかと思いながら2階へ行こうとすると、エスカレーターに乗るところで係員に制止され、リュックにそのタグを付けさせられる。うーん、これって何か意味あるのかなぁ。その一方でレジ袋については何も言わないし。

2階に上がるとまず出国審査。セキュリティチェックより先に出国審査というのは珍しいような。

ところがもっと特異なことには、出国審査からセキュリティチェックの間が広大なロビーになっていて、売店や航空会社ラウンジ(タイ国際航空)など出発直前の待ち時間に対応すべき施設がここに集中していること。こんな空港で航空会社ラウンジなんて入ったらそれこそ別世界だろうなぁ。
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WiFiと書いてあったのでパソコンを立ち上げてみるが、有料サービスに申し込まないと使えないようだった。

セキュリティチェックはここでも男女別に分かれているが、乗客の男女比が著しく偏っており、女性ゲートはほぼ無人なのに男性ゲートは物凄い行列。そんな状態なのに女性ゲートに男を流して混雑緩和を図ろうとはしないから困ったものだ。
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ゲートでは荷物をX線検査に通して人間は金属探知機だが、またしても感度最大になっていて漏れなくボディチェック。
それが終わってさぁやっと搭乗待合室へ…と思ったら係員に制止された。横へ行って荷物の開封検査を受けなければいけないらしい。
そんなことどこにも書いてないし、既に2回もX線検査をしておきながら更に開封検査までするとは…。最後までこの国の不親切さを思い知らされた。
でも、この程度で腹を立てていてはイスラエルなんか行けないな。行きたいとも思わないけど。
イスラエルやアメリカは世界の嫌われ者だからいつ誰から攻撃されるとも分からないのでチェックが厳しくなる。一方ネパールはそんなことは無いと思うのだが…、チェックが厳しいというよりはチェック体制がザルなんで穴を塞ごうとザルを何重にも重ねているのだろう。

やっと終わって搭乗待合室に進む。
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途中に売店が1箇所あるが、これを通り過ぎると逆戻りは不可。幾つかに分けられた待合室に入ると出ることが出来なくなってしまう。
待合室には飲料水とトイレがあるだけ。しかもこの時間帯は出発ラッシュで大混雑、椅子が足りずに座れない。それでいて隣の待合室は使っていないのだが。
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こんなところで立って待たされるなら、セキュリティチェックを先延ばしにしてロビーで待っていれば良かった。
暫く待つと搭乗を案内されたので進むと、壁の向こう側の部屋でまた待機。しかしこちらの部屋は便別に分けられているので椅子が足りなくなることが無いのは救いだ。それにしても、一体何段階関所を作れば気が済むのか。

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そして漸くランプバスがやって来て、目と鼻の先に待機している飛行機まで移動。

機上の人になるともう別世界のようだ。さようなら、素晴らしくも乱雑な国。

行きはダッカ経由だったが、三角運行なので帰りは香港直行だ。このためトルティーヤ状の簡易機内食は帰りは貰えず。
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