2011年05月30日

西鉄バスの車外マイク騒音問題

最近、西鉄のバス停に「マイク禁止」と書かれているところを見かけることが多い。
近隣住民の苦情に対応してのものだが、これが視覚障害者には不便になっているとの記事。

路線網が複雑という事情があったからかどうかは分からないが、西鉄は以前から車内車外ともに録音放送と並行して乗務員による案内放送を頻繁に行っている。降車ボタンを押すと「はい、次停車」と反応するのも九州ならではの光景だったものだ。現在では他の地域のバスが見習っているようにサービス面では好ましいことなのに間違いないが、鉄道と違って公共空間でサービスを展開するだけに、非利用者への影響が大きいという、難しい問題にもなってしまった。

最後にあるように、確かにことの本質は福岡特有のものではなく、どこでも起こり得ることだ。しかし、福岡だからこそこの問題が特に顕在化した要素はあると思う。
まず、都市規模に比して貧弱な道路が多いこと。つまり、歩道が無かったり狭かったりするので、バス停から沿道民家までの距離が短く、バスから発せられる音の影響が大きくなる。
また、バス路線網が発達し過ぎていて、どこのバス停でも様々な行先のバスがやって来るため、案内が必須であること。他の地域であれば多数の路線が輻輳するのは繁華街や駅前にほぼ限られる。このような地区では騒音が問題になることは少ないが、福岡では住宅地でもバスが輻輳しているので騒音が特に問題になってしまう。

点字ブロック内に発信機を設け、受信機能が付いた白杖でそこを触ると地理案内をするシステムが開発されているが、このシステムをバス停に設置すれば音声案内を必要とする人だけに音声を提供することが出来るかも知れない。しかし、一度に複数のバスが来た場合は難しそうだ。

ところで、記事にあるように「他の乗客に協力を求める」ということ、確かに協力するのは当然だとは思うものの、実際にその場に居合わせた場合、的確な援助が出来るだろうか。そもそもそこにいる人が障碍者かどうかに関わらず、その人が困っているかどうか、判断できるものなのか。困っているわけではない人にお節介をして逆に嫌がられるのも困り者だと思い、自分ならなかなか行動に移せない気がする。
23:17 | Comment(0) | 交通

2011年05月28日

都バスが東電株で損失

少し古い話だが、東京電力株が無配になることにより、配当を受ける都営バスの収益が減り、赤字転落の恐れとの記事が出た。
ここで興味深いのは、配当を受けるのが東京都でも東京都交通局でもなく、特に「自動車事業(バス)」決め打ちであるということだ。交通局が行っている事業の中で最も電気から縁遠い分野が電力供給の収益を受けるというのは違和感がある。

交通局が東電株を所有していた経緯は上記日経記事にある通り、昔発電事業も主たる事業として行っていた「電気局」という組織の流れであることによるが、日刊ゲンダイの記事によると、電気局から電気事業を分離した際に株式を所有し配当を受ける主体を「軌道事業(都電)」とし、その後都電がほぼ全滅したため自動車事業に移管した、ということらしい。これだけでは一度に移管したのか、軌道事業と自動車事業のシェアの変遷に応じて漸次移管したのか分からないが、後者であるならば現在も軌道事業分の配当収入があっても良さそうなところ、各記事を見る限り全てが自動車事業の収益に計上されているように読める。

そもそも交通局の事業セグメントは、「高速電車(地下鉄)」「交通(地下鉄以外の乗り物)」「電気」の3つの事業会計に分けられている。高速電車が別枠であるのは、特に地下鉄建設や運営に対して拠出される補助金の関係で地下鉄事業の損益を明確にする必要があるからだと思われる。そして、電気事業分離の段階では地下鉄事業は存在しなかったので、東電配当を後から地下鉄の収益に付け替えるということは、労多くして益無しということだろう。しかし、そもそも電気事業を分離したにも拘らず、まだ電気事業が残っているのである。これは小河内ダムの水力発電を行っているからで、実際には戦時中に一旦切り離した電気事業とは連続性が無い(小河内ダムの完成は戦後)が、電力関連の収入ということでこちらに付け替えた方がすっきりするように思う。

平成21年度決算総括表を見ると、自動車事業の営業外収益:その他が2720百万円とあり、記事にある配当25億円より少し多い額なので、配当はここに含まれているのだろう。

それにしても、本来本業のどれにも関係の無い損益を特定の事業に紐付けして、その損益がプラスだからその事業は健全だとか逆に赤字だとかと論じるのはナンセンスではないか。各事業が独立した企業体であれば意味のあることだが、全ての乗り物を合わせての交通局である。例えば今回生じる減収要因を穴埋めするために値上げをせざるを得ないにしても、それを単純にバスに転嫁するのではなく、どの事業でどの程度値上げすれば顧客逸走が最小限で済み、収益増加が最大になるかを考えるべきだろう。
03:04 | Comment(0) | 交通

これは「外交論」なのか?

日経ビジネスオンラインに、「米国に見捨てられる――新たな危機に直面する日本」と題する記事が掲載された。

タイトルを見て大体予想は付いたが、要するに、見捨てられないようにもっと御機嫌取りに励め、という内容だ。
しかも、書き方が完全にアメリカ視点である。3ページに分けた記事のうち1ページを、米軍が行った今回の震災への支援を具体的に列挙することに充てている。誰にも知られていなかった内容があるなら兎も角、公知の内容を片っ端から並べたに過ぎない。「評論」の場でこのようなことを行うのは、アメリカの行為を宣伝していることに他ならない。
そして、「日本はアメリカにお返しをしないと見捨てられる」で締め括っている。アメリカの常套手段である恫喝外交そのままだ。それが結論なのだから、日本の立場(国益)を考えようという姿勢は感じられない。

問題は、このような記事が、1ページ目の冒頭にあるように、日本の周辺諸国とのこれからの関係を考えるとした連載の中で、しかもトップバッターとして掲載されていることだ。
この調子では、次回以降中国韓国ロシアといった国が話題になるのだろうが、「汚染水流出のお詫びに領土は諦めよ」みたいな話が出て来かねない。そうではなくて、冒頭の部分にもあるように周辺国の「善意」の裏にある冷徹な計算を明らかにし、それに「対抗」して如何に国益を守るかという議論の場としての連載なのではないか。

筆者は当然のことながら、復興支援を理由に基地固定化に繋げようとする米軍を批判する沖縄タイムスの評論を批判的に論じているが、そうであるならば、最低限、東北への支援に何故そこから一番離れた沖縄に基地があるのが最適だと言うのか、この至極真っ当な疑問に答えて欲しいものだ。尚、「対外抑止力と合わせて総合的に最適」という理屈は成り立たない。米軍は「今回の復興支援で沖縄の基地が重要だと証明された」と述べているのだから、対外抑止力と絡めることは出来ない。

巷にはびこる対米従属主義には辟易するばかりだが、今回はそれを唱える本稿の著者よりも、このような人物をこのような連載のトップバッターに据えた編集部に失望した。日本の外交はどうあるべきかを論じるのに、アメリカ側の人間を連れて来たようなものだからだ。
02:24 | Comment(0) | 社会

2011年05月07日

九州旅行5日目:帰路

色々不満を述べたホテルだが、安いプランのため部屋はハウステンボスと反対側の北向き。
ということは、駅の方角ということだ。
つまり、距離はあるけど列車の写真が撮り放題。これはなかなか素晴らしい環境だ。
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木が邪魔で、なかなかベストと言えるポイントは無いのだが。

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1700円する朝食バイキングの様子。因みにランチバイキングは1500円(いずれも宿泊者価格)なので、それより朝の方が高い。よっぽど立派なんだろうか…。
勿論、どちらも食べなかったが。

さて、ホテル正面の2階への車路だが、
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写真のコンクリートの色が違うところで勾配が変わっている。しかもカーブ地点なので走っていると結構怖い。
そもそもこの部分は滑り止め加工もしてないし、如何にも応急補修の雰囲気だ。地震か何かでずれたのだろうか。

ホテルの南には別荘エリアがあるので、ちょっとお邪魔します。
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この跳ね橋を渡ると、別荘エリア。
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なるほど、洒落てますね。

今日は博多の八仙閣で食事をしてから帰宅というミッションなので、まずは福岡へ向かう。最短経路のR498+R202で。実は福岡と佐世保の間は100km未満なのだ。

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伊万里市内では、国道のキロポストが伊万里焼風になっている。柄は数種類ある。

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唐津からは筑肥線を見ながら。いつまで走るんだろうねぇ、103系。

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まだ生きてました、西鉄の急行色。

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一応博多駅も外から見るだけ見ておく。
外からなら、前回と殆ど変わってないわけだが…。

帰りは渋滞はなかったものの、毎日運転し続けた疲れが溜まっており、眠くてしょうがない。
美東SAでギブアップして龍野西SAまで運転して貰い、ここからは家までノンストップで頑張るつもりだったのだが、また眠くなってしまい富士川SAで降参。今回の帰路は半分くらいしか運転してない。
23:59 | Comment(0) | 旅行

2011年05月06日

九州旅行4日目:長崎県北上

チサンインはスーパーホテル程度の朝食があるが別料金なのでパス。
しかし、朝食を取らなくてもコーヒーは無料というので有難く頂いた。

ホテルのすぐ近くに県営バスの営業所があるので、見に行かないわけには行かない。
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こんなのがいました。ちゃんと雑木刈っといてくれ:p

また、無意味に長崎空港へ。
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この横断歩道、佐賀空港なら信号があった。こっちの方が交通量多いのに信号無し。これはどういうことだろう。まさか佐賀のは田舎の練習用信号じゃあるまいな:p
ここはPが短時間でも無料にはならないので、空港前をぐるっと回ってすぐ退散。

今日もまた長崎に行くので、3回目の長崎バイパス。
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塗り青看のメッカ九州は、料金所も塗ってしまうのだ。

今一度長崎に来た理由は、昼の稲佐山にも登ってみたかったから。
昼なら空いているし、長時間滞在するつもりもないのでさっさと山頂まで行き、ちょっと写真を撮ってすぐ引き返す。
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昼の眺めもいいものですねぇ。

山を市街と反対側に降り、今日は西海岸伝いに北上する。
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海岸に向かう途中はこんな道だったのだが、

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キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!
左の軽自動車、駐車してるわけではなくて退避中ですw
バスは何事もなかったかのようにそのまま行ってしまいました。まぁバスにしてみりゃいつものことだろうしな。

西海路の眺めは素晴らしいが、走りながらではピンボケ写真しか撮れなかったので、写真は無し。
浦郷のさいかい交通本社営業所。
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流石に本体と違って幕車がまだまだ多い。長崎バスは本来こうでなくっちゃ。
そもそも、本体には幕車は生き残っているのだろうか?

旧大島町・崎戸町に渡る大島大橋が4/1に無料開放されたばかりということを、来てみて知った。
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これは素晴らしい機会なので、渡ってみる。
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大島・崎戸、纏めて大崎地区は特に観光資源があるわけでもないようだ。
島の中で目立つのは造船所。そのため従業員用と思われる集合住宅も数多く見られる。後で調べてみると、昔は炭鉱島だったところ、閉山後の雇用確保のために誘致したそうだ。ということは黒ダイヤ後の対策が実に上手く行った事例か。
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「面白い大島」ってのは何なんだろうか…。

さいかい交通大崎車庫。
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昔の分離子会社時代の「大崎自動車」の表記を乱暴に消してある。
後ろには長崎バスでは稀少な中型車。大型車が前後扉なのに中型になると前中扉というのも面白い。

折角島まで渡ってきたので、橋から見て一番奥になる崎戸島の先端まで行ってみる。
道中橋を数回渡る、結構複雑な道のりである。うち1回は島と島の間ではなく湾に架かっている橋なのだが、陸伝いに行く道はなくこの橋しかない。なかなか面倒な地形のようだ。
先端にはリゾートホテルがあって行き止まり。
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そこからの眺め。うーん、大したものではないな…。

崎戸地区のバス停待合室は
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このように魚の造形。
果物ならいいけど、これだと魚に食われてしまうようで、あまり気分が良くない…と思うのは僕だけだろうか。

大島の中心部に戻り、大島楽市というショッピングセンターに行ってトイレ休憩と食事の算段。
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都会の感覚のショッピングセンターにしてはしょぼいが、やや大きめのスーパーの規模はあり、食堂などのテナントもあるので、ほぼ何でも揃う。物価は食料品以外はかなり高かったので、橋で繋がっていてもやはり離島なのだろうか。
でも、狙っていた食事は、コストパフォーマンスが良さそうなものが見当たらなかったのでパス。

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ショッピングセンターの向かいには郵便局と昔ながらの商店街がある。
この郵便局で、実に1年半振りの旅行貯金。残念ながら宝ではありませんでした。
旅行貯金は一旦始めると収拾が付かなくなり、「有効時間」は殆ど移動距離が稼げなくなってしまうので、今日は折角の平日ではあってもぐっと堪えていたのだが、休憩場所に郵便局があるなら立ち寄らない手はない。
でも、それなら大崎地区全部回れば良かったな、という余計な欲が出てきてしまう。
商店街は入口からして実に狭いが、一方通行ということは通り抜けられることが保証されているわけだから、突入してみる。
やはり大島楽市にお株を奪われたのか、シャッター通りと化していた。
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「保証がある」つもりでも、流石にここは冷や冷やした。

結局昼食(そもそも朝食も食べてないのだが…)はジョイフルにしようということになったのだが、畝刈からこちら全くジョイフルが無い。ジョイフルの出店戦略と九州での店舗密度を考えると、これだけのジョイフル過疎は珍しい。結局西海橋を渡って早岐の近くまで行かないとジョイフルにありつけなかった。
長崎県内のジョイフルは殆どがひぐちグループのフランチャイズなのだが、フランチャイズ店と言っても通常はフランチャイジーの存在は目立たないものだ。ところがここは違い、従業員がグループバッジを着用しているし、直営店では見られない、顧客の声と回答を店頭に貼り出すということがなされていた。
かんがえてみたら、ジョイフルのフランチャイズ店に入るのは今回が初めてだ。
機会があれば沖縄のジョイフル(サンエーによる運営)もフランチャイズ臭がするものかどうか、確かめて来よう。

食事後西海橋に戻り渦潮見物。
鳴門は何度行ってもどういうわけかなかなか渦潮が見られないのだが、こちらは実に簡単に見ることが出来る。しかも完全無料。
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鳴門よりも渦潮が発生し易い地形なのかも知れない。しかし、渦潮の名所としては圧倒的にマイナーだな。勿体無い。

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しかし、観潮スポットである西海橋は歩道が無い。橋脚の部分が横に張り出していて展望スペースになってはいるものの、そこに辿り着くまでが幅1mもない狭い路側帯を歩く必要があるので、結構怖い。

その点を考慮したのか、並行して架けられた有料の新西海橋は、道路下に無料の歩道がある。
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この点字ブロックは何なんだ。視覚障害者を罠に嵌めて楽しいか?

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歩道中央は展望スペースになっており、床にもガラス窓がある。高所恐怖症の人にはお勧め出来ない。

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勿論西海橋も見渡せる。
ここで、お互い本数の少ない西肥バスとさいかい交通の橋を渡る便を連続して目撃するという幸運に恵まれたのだが、遠方の極狭い領域となるためピントが上手く合わせられず、撮影失敗orz
両社のバスが橋の上ですれ違えば、物凄い写真になるんだけどなぁ。

渦潮見物でお腹いっぱいになったので、次は大村湾と外界を結ぶもう1つの瀬戸である早岐へ。
早岐瀬戸は元々かなり狭く、知らなければ川にしか見えないところだが、その名も「観潮橋」という橋の下が特に狭くなっており、潮の流れが非常に速い。GEDC0282.jpg
上流の川のように見える。
本当ならちょっと車を停めて見物したかったのだが、明日からここでお茶祭りとやらをやるそうで、その準備で僅かな停車スペースすら塞がれてしまったので、それは叶わず。

もう夕方なので着く頃には暗くなっている恐れもあるが、一応平戸に行ってみる。
佐世保大塔ICから西九州道(無料実験中)に入り、佐世保市街を眺めながら西へ。
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相浦中里ICが終点で、降ろされる。
ところが手持ちの地図が古く、西九州道はここまで開通していなかったため、現在地をロストしてしまった。
佐世保から江迎までのR204は佐々や吉井という重要地点を通過するためにかなり遠回りしているので別の道を使ってショートカットしようと思っていたのだが、現在地が分からないためにルート探索が出来ず、結局遠回りな国道トレースになってしまった。

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平戸大橋は昨年無料になったので、いつか足を向けたいと思っていたところだ。
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何とか日のあるうちに着いたものの、もう18時。流石にあちこち観光するわけには行かない。
平戸大橋と同時に無料になった生月大橋も渡ってみたいし、島中部にある紐差教会にも行ってみたいところだが…まぁ、長崎に比べれば平戸は近い。次回の福岡訪問時にでも平戸をじっくり堪能しよう。
ということで、今回は平戸ザビエル記念教会を裏から見ただけ。
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この後、うっかりバスの引力に引き寄せられて追走し、西肥バス平戸営業所まで行ってしまった。
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佐世保市内に比べると、やはり年代物が多い。
ここの営業所は一風変わっていて、この写真を取った位置は裏道なのだが、この道から営業所の構内を突っ切って表の道路に出るような雰囲気になっている。高台にあるこの裏道が坂を下りて営業所構内に繋がっているので、そうとしか考えられない。
…という解釈で突っ切ってしまったが、違ったのかな?(汗

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本土に戻ってもまだ辛うじて日があったので、九十九島をチラッと眺めてから佐世保へ戻る。今度は吉井から県道40号を使ってしっかりショートカット。

佐世保大塔のイオンに行って食糧調達。半額惣菜が思いのほか大量に入手でき、夕食は勿論のこと、明日の朝食どころか帰宅してからの食事も幾らか賄えそうな状態になってしまった。

今夜の宿はハウステンボスJR全日空ホテル。こんなホテルが3人で1万円だから安い。
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と思ったのだが、細かいことには色々と不満が…。
・今時無料インターネットが無い。これはむしろ高級ホテルだから逆に遅れてるのかも知れないが…。因みに有料でロビーで無線LANを貸すとのこと。有線とかなら兎も角、無線が有料というのもまた珍しいような。
・エキストラベッドが実にチープ。外構のパイプや折り畳みの機構部がシーツ1枚を挟んで事実上露出しており、うっかり体をぶつけると痛い目に遭う。またベッドも硬い。
・製氷室の場所が室内のフロア見取り図に書いてないので、部屋を出てどちらに行けばあるのか分からない。1/2の賭けに負けて本来の3倍歩く羽目になってしまったorz
・父が車椅子トイレを使っていたところ、12時を過ぎたという理由で中に人がいるかの確認もせずスタッフが電灯を消してしまった。携帯を持っていたから助けを呼ぶことが出来たものの、健常者のように簡単には動けないところへ視覚まで奪われてしまったわけだから、これは実に大変なことだ。そもそもトイレに人がいるかどうかなんて簡単に分かることなのに、何故そんな簡単な確認を怠るのか、理解に苦しむ。

また、これは必ずしも全ての人にとって悪いことではないが、
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・写真のようにバスルームが洗面台とトイレ・風呂の間で微妙に仕切られている。そして洗面台エリアは部屋の続きでカーペット敷き。ある程度の高級感を演出するためだろうが、この仕切りが邪魔で車椅子ではトイレや風呂に入れない。
・大浴場があるのだが、2階に受付(ロッカーの鍵とバスタオルを受け取る)があり、そこから階段で降りて1階の脱衣場へ行くというややこしい構造。このため、車椅子では1階の裏口を特別に開けてくれるよう頼まないといけない。
更に、ロッカーの鍵を、似たような場所のばかり配るので、脱衣場の一箇所(それも入口すぐのところで出入りの人と錯綜する)ばかりが混雑していた。全く配慮が足りない。

建物に金掛け過ぎてソフト面に手が回らなかったんだろうか…。
23:59 | Comment(0) | 旅行

2011年05月05日

九州旅行3日目:宗像→長崎

ホテルの部屋は隣のラブホテルに面しておりまして。
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なかなか綺麗ですね:p

亀の井ホテルなので、朝食は1Fのジョイフルで食べ放題。
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しかし、実際にはここに書いてあるメニューの中で一番美味しそうなフルーチェだけ存在しなかった。と言うことはデザートが無いということ。しょぼ過ぎる…。

折角宗像なので、宗像大社訪問から今日の行程をスタート。
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広大な駐車場は、お祓い場を兼ねているので、全ての車が前向き(祈願殿向き)に駐車しているのが面白い。

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本殿。正面から見ると拝殿の陰になるんで、こういう写真しか撮れない。

奥には「高宮」という祭祀の場があるので行ってみると、
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このように、建築が何も無い露地の祭壇だった。祭祀の場に建屋を置くということが発想されるより古い時代のものらしい。
なるほど、古来の様式を今に伝えているとはこういうことか…。

正月に新聞の囲み記事になった、「日本一豪華な神社のトイレ」
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勿論ウォッシュレット装備でした。

次に宮地嶽神社へ。
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大注連縄が有名な神社だが、この季節は躑躅と藤も素晴らしい。
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こんな立派な神社に電車で来られなくなったのは実に惜しい。とは言うものの、正月とこの時期以外は観光客を集める要素に乏しいから無理か…。

その、やって来なくなった電車の現在の終着駅、西鉄新宮。
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線路末端側にバスターミナルを整備しているが、駅の出入り口は従来の貝塚側にあるのみ。従ってバスに乗り換えようとすると無駄に歩かされる。まぁ電車自体が短いから大した距離ではないものの、何とかならなかったのかという気がする。

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The endって…。

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開業時ネットでちょっと話題になった、向かいのTSUTAYAを歓迎するPARCOの垂れ幕。TSUTAYAの返答垂れ幕もあるのだが、走りながらでは全文は撮影出来なかった。
これから博多に押される危険もある天神だが、まだまだ面白そうだ。

ここから佐賀(諸富)へ行くのに、鳥栖を回るといつも混むのでR385で山越えをする。勿論旧道。
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旧道はこのように香ばしい酷道である。まぁ「酷道」としては初級レベルだが。
この道は佐賀側で新道と連絡しており、そこから先は新道も無料なので旧道は国道指定を外されている。従って通行料金をケチった車でもここで新道に移るのが普通なのだが、今回は敢えて旧道をトレース。
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放置臭がプンプンする。
因みに、山越えの区間で前を走っていた車がちょっと邪魔だったので、新道に行ってしまったこの車をこの間で抜けないかというとんでもない妄想を抱いていたのだが、合流点に同着で、こちらが側道だから後から入らざるを得ないという結果に終わった。

諸富の目的地は、勿論筑後川昇開橋。
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去年の夏も近くに用事があったためにここまで来たのだが、改修中で動作を停止していたので、リベンジである。

約30分毎に上げたり下げたりする時間割になっているのだが、実際には随時上げ下げしていた。

安物デジカメで撮ると、ちょっとの風が物凄いノイズになって駄目ですね。
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左のカメラで動画撮影中w

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運営費捻出のために、こんなものを売っていた。

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カウンターウェイト。現在は2つ上の写真にあるような門構でつっかえるようになっているが、現役時代は線路の高さまで降ろすことが出来たのだろうか?

橋桁やカウンターウェイトの上下をガイドするレールは、鉄道のレールをそのまま用いているようだ。

また、非可動部の橋桁だが、
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このように肉厚。
下に潜って中を覗くと、
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管理用通路が現れた。
しかし、どうやってここに入るのだろうか。正面は橋脚でバッチリ塞がれてるし…。
現役時代は線路の隙間から入れるようになっていたのだろうか。

この後、佐賀空港へ。
たまには全日空株優の1割引券でお土産でも買おうという算段である。
実は先日の庄内空港では、株優を持っていくのを忘れて臍を噛んだのであった。
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YS11公開中。でもこれは去年の夏に見学したのでパス。
もとより車椅子じゃ無理だし…。

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空港内にはこんなものがあった。
座ってみたけど、…うーん、金払ってまで座る価値は感じられないな。

駐車場は無料なのだが、出入口には無意味な遮断機が。

入出場台数カウントのためだろうが、ノンストップ検知くらい出来ないものか…。

そして、海沿いに長崎へ向かう。
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長崎県に入ると、待合室が果物を象っているバス停が現れた。
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この他にもトマトらしきものとか瓜らしきものとか。

諫早から長崎へは、長崎バイパスが無料化実験中なので走行。
かなり古い道路であるせいか、アップダウンが激しくとても自動車専用道路規格とは思えない。
料金所で一般レーンを通ると、収受員からわざわざ「0円領収書」を渡された。あーあ…。無料化によるコスト削減要素全く無し。でもまぁ、貴重なコレクションなんで有難く頂いておきましたが。

長崎市に入る前後で丁度暗くなったので、稲佐山に行って夜景を眺める。
中腹(バスの終点)には無料駐車場があり、山頂には有料駐車場がある。
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山頂まで行っても20分以内なら無料なので、まず山頂へ行って両親を降ろしてから車を中腹まで回送し、自分はそこから無料送迎バスに乗って山頂へ…と思ったのだが、山頂Pの待ち行列が長いので諦め、中腹から車椅子を押すことにした(バスは観光バスタイプなので車椅子乗車不能)。
しかし、約1kmの登り坂を押し続けるわけだから、想像以上に辛かった_| ̄|○l||l
その上、山頂Pの回転が意外に早く、待ち行列も比較的早く捌けていた。大人しく待っていれば良かった…。

尚、山頂Pのゲートは中腹にあるので、入場してから退場するまでの時間には駐車時間の他に山頂までの往復時間が加算されてしまう。また、山頂の車が下りて来てゲートを出るまで空車判定が出ないので、次の車は入れない。実に勿体無い。

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夜景というのは実に撮影が難しい…。10枚以上撮って、これでも一番マシだったもの。

帰りは自分だけ送迎バスに乗って車を取りに行き、山頂まで両親を迎えに戻った。

夕食は、折角長崎なのでリンガーハットで長崎ちゃんぽん。ん?何か違う?

今日の宿は大村のチサンイン。またしても長崎バイパスで無料領収書をゲット。
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2011年05月04日

九州旅行2日目:祖母宅ちょっと訪問

明るくなってから出発し、八幡ICで降りる。
ここで降りたのは、直方に安いガソリンスタンドがあるらしいと調べてあったからだ。

地図を見ながら最短ルートのつもりで道を走っていたら、こんな罠に…
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中間市の中心は中間駅でも筑豊中間駅でもなく、通谷駅なのね、と実感する巨大なダイエーの向かいのジョイフルで朝食。

さて、目的のガソリンスタンドだが、
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「134」の右上の小さい赤三角の中に「9」と書いてある。つまり134.9円。この書き方は詐欺に近い。
まぁ、135円でも充分安いからいいけどさ。

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ここは釣銭がこんなカードで出て来て、そのまま持っていればポイントカードとしても機能するらしい。
が、二度と来るとは思えないのでその場で換金。

折角直方まで来たので、解体間近の旧直方駅舎を訪問。
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しかし、駅名看板がある側からは撮り忘れるという致命的失態を…orz

駅舎の建て替えは、大抵古いものを壊してから同じ場所に新しいものを建てるが、ここの場合はさっさと壊すのは忍びなかったのか、旧駅舎を温存してその隣に建てている。そのため、駅前広場の中心に現在の駅舎が無いという締まらない状態に…。
尤も、これによって駅舎とバスセンターが真正面に対峙するようになったので、西鉄にとっては福音かも知れない。逆に子会社なのに乗り場が遠くなったJRバス涙目。

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旧駅舎の中では、写真展を開催していた。

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やっぱりこういう写真が気になってしまう。
他にも、平成筑豊鉄道開業時にその車両を10両くらい繋いで持って来た壮観な甲種回送の写真とか、機関区で旧型車両を解体してるグロ画像とか。

ついでに、バスセンターも見学。
後藤寺バスセンターほどのおどろおどろしさは無いが、ここも充分老化している。
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建物以上に、スカスカになった方面看板の方が痛々しい。

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旧直方交通塗装がまだかなり走っているのは意外だった。

ついでにあまり走ったことの無い飯塚市街も走ってみる。
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バスセンター。駅と違って都心のど真ん中にあるわけだが、その上層部のショッピングモールが廃業に追い込まれるわけだから、飯塚というのはその程度の町なのか…。

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嘉穂劇場。通りに面してるわけではないのね。

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千鳥屋本店。
今回初めて千鳥饅頭が東京の分家より安いことに気付き、またチロリアンを安売りしていたので幾らか購入。
そして、今日は端午の節句の期間ということで本店2階の「宝物」の展示をしていたのでこれを見学。
特注の博多人形(千鳥の紋が人形の服に入っている)を並べて作った雛壇(あれ?端午の節句なんだけど…)とか、寿老人の人形とか。
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更に襖の取っ手や襖の上の透かし仕切りにも千鳥の紋様が入っているという凝り様。
その中で個人的に一番気になったのは、昭和32年の飯塚駅時刻表。鉄道だけでなく国鉄バスや西鉄バスの時刻も書いてある。鉄道の時刻表は幾らでも復刻版があったりするが、バスの時刻表というのは貴重な資料ではなかろうか。これを撮影し損ねたのは全く無念。

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ああ、なんというネーミング…

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福岡外環状道路は鹿児島線と大牟田線と交差する部分が未開業だったが、今回は開通しており、これを以って全線開業となり、祖母宅にも行き易くなった。
後で調べてみると、開通したのはほんの1週間前だったようだ。随分いいタイミングにやって来たものだ。

今回は諸般の事情により祖母宅には泊まらず、半日滞在して雑談するだけでお暇する。

今夜の宿は宗像の亀の井ホテル。3人部屋は無いので仕方なく2人+1人で、9400円。
部屋のトイレが今時温水洗浄便座でないのは驚いた。まぁロビーのトイレに行けばいいのだが。
インターネットは無料なのだが、LANケーブルの貸出にデポジット500円が必要。ところが貸出票か何かに記入するでもなんでもなく、500円と引き換えにケーブルが渡されるだけ。こんな短いケーブル、店に行けば100円くらいで売ってるだろうから、借りずに買ってきて、翌朝借りていた振りして「返却」したら…
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2011年05月03日

九州旅行1日目:大渋滞

GW後半は恒例の福岡である。

しかし、連休後半初日なので朝出発しても大渋滞に巻き込まれることが必至であること、更に福岡は今日明日がしゃもじ祭りであるためホテルが全く空いていないことから、今夜は途中のどこかで社中泊にすることにして、遅めに出発した。

14:30頃、厚木ICから進入。厚木まで行ったのは都市近郊区間料金を回避することが目的なのは言うまでもない。

ところが…
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その渋滞の原因↓
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やっと抜けたと思い、牧之原SAで休憩。
すると、
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もう、うんざり…

微妙なアクセルの踏み加減を長時間続けるので、足が疲れること疲れること。
三木SAまでの約520kmに9時間掛かりましたとさ…。

流石に限界で、ここで運転を交代して下松ICまで行って貰い、そこで明け方まで仮眠。
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2011年05月01日

東北旅行4日目:岩手秋田行ったり来たり

物凄いタイミングで、アスピーテラインと樹海ラインが昨日開通したばかりという。冬季封鎖から開放された瞬間は、両側に雪壁がそそり立つ中を走ることが出来る。これは千載一遇の素晴らしい機会だ。
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しかし、いざ走ってみると雪壁以前に物凄い霧。両側が真っ白な景色の予定が、視界の全てが真っ白だった。山頂のアスピーテラインと樹海ラインの交差点も確認出来ないほど。
一応雪壁も何とか確認出来たが。

アスピーテラインを秋田側に抜け、R341を南下して田沢湖へ。

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たつこ像を見ただけで、殆ど主目的地である角館への経由地扱い。
角館の目的は勿論桜なのだが、ここはまだ殆ど咲いてなかった。

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メインの武家屋敷通りは車両通行止めなので、準武家屋敷通り。
しかし、駐車場は悉く有料で、都市規模も観光資源の規模も弘前より小さいのにがめついと感じる。

今日も朝から何も食べていないが、取り敢えず横手へ向かう。
横手ステーションホテルでランチバイキングをやっていたという遠い記憶があったので…。
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ところが、着いてみると潰れているではないか。なんということだ。
ぐぐってもあたかも存命中であるかのようなページばかりだというのに。

折角ここまで来たので羽後交通の本社営業所でバス撮影。
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しかし折角アステローペがいたのに撮影を忘れるという大失態orz

食事の当てが外れたので、イオンに行ってパンを買い込んで食事とする。
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パンを食べながら車を東に向け、北上へ向かう。目指すは本旅行最後の花見場所、展勝地。
ここは駐車場は無料で良心的。

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桜並木の入口にはラッセル車キ100・蒸気機関車C58 342・緩急車ワフ29500が展示されており、しかも車内を公開中だった。ところがラッセル車の「運転台」まで入り込んで見学していると、閉鎖時刻だというので係員が小生の存在に気付かずに施錠しようとした。危うく閉じ込められるところだった。

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展勝地は北上市街地と北上川を挟んだ反対側の川の土手にある桜並木だ。ここは満開で、桜並木そのものは勿論綺麗だが、桜並木を前景に市街地を眺めるのもいい絵になりそうだ。そのためには高いところから俯瞰する必要があるが、そのような場所は少し歩かないとなさそうなので断念。
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おまけ:北上市内のアーケード。典型的な…

夕食は廉価で済ませるためにジョイフルを狙い、そのためにはるばる築館までR4を南下。これだけ一般道を走っても今日は1000円高速の日だから東京までの高速料金の倹約にはならない。
栗原市は先の震災で最大深度を記録した地域だが、その割には走りながらざっと眺めた限りでは建物の被害は皆無だった。
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