2010年12月23日

ホテルヒーロー廃業

地元でもない土地の物凄くローカルな話題ですが…

帯広駅前にあるホテルヒーローが今年一杯で廃業し、その土地建物をJR北海道が引き継ぐことになったそうだ。

十勝毎日新聞の記事 道新の記事

記事にもあるとおり帯広駅前はビジネスホテルが乱立していて、見るからに過剰供給が心配になる光景だ。また、駅高架化に伴う区画整理で、比較的新しい物件が多いことも特徴。そして過剰供給から来る過当競争なのか、温泉を引いた大浴場がこの辺りでは標準にすらなってしまっている。

泊まったことはないものの、ホテルヒーローは一風変わった名前なのでちょっと気になっていたのだが、この競争からの脱落組になるとは。
2000年に再開発に伴い現在地に移転したため、今年で10周年。これを受けて「10周年特別感謝料金」なるものが設定され、それが閉鎖日より先の来年6月30日まで設定されているのが痛々しい。
しかし、これは安い…。一度泊まってみたかった。

さて、これを買い取るJRだが、そもそもホテル側からJRに売り込みに行ったというから、JRによほどの覇気を感じていたのだろうか。それとも地域で他にホテルを営めそうな有力企業が無いからJRしか無かったのか。既に帯広に出店していて競合するという条件で良いなら、帯広起業のパコもあるのだが。

JRは比較的新しい建物を買い取り、従業員もホテル名称も引き継がない方針というから、比較的リスクの低い買い物と言えよう。現在JR北海道が運営しているホテルは、当地で競合する日航ホテルとの提携であるノースランドであったり、或いは顔が見えにくい旭川ターミナルホテルであったりと、JR北海道ブランドがいまいち確立されていない。このような状況で、買い取った物件にどのような名称を与えるのか、興味深いところである。
23:58 | 社会