2011年06月03日

リンガール

リンガーハットが、女性向けというコンセプトで「リンガール東京」という新業態店舗を開設したそうだ。
新聞記事(例)によれば、既存店は女性客が入り辛い雰囲気のために新業態を開発したとのことだが、牛丼屋が女性も入れる店として市民権を得て来ている中で、それよりは入り易そうなのになんという体たらく。牛丼屋は最近の価格競争で話題になったお陰で市民権を得た面があろうが、リンガーハットはそのように話題を振りまくことは特に無かったことが災いしているのか。

店舗名もだが、メニューの名称がどうも…。白基調の店舗内装や盛り付けと横文字を混ぜたメニューで西洋風のイメージを出してみました、ってところなのだろうか。

それより気になるのが価格。リンガーハットでは、店によって違うがちゃんぽん、皿うどんは500円前後。それが同等品と思われるちゃんpon、Saraうどんそれぞれ880円とはかなり高い。女性向けだから分量が多いわけでもなく、逆に少ない印象ですらあるから、よほど食材に拘っていると言いたいのだろうが、元々リンガーハットの野菜は全て国産に切り替えているから、それを更に地産地消に拘ったからと言って、更に有意に価格が跳ね上がるものでもないと思うが…。そもそも地産地消の意義の1つは物流に係る(様々な意味での)コスト節減であり、従って価格の低下が期待されるところ、逆に高くなってしまっては価値が半減である。

まぁ、何であっても、拘れば拘るほど原価を吊り上げることは可能だろう。しかし普通はある程度のところで市場が認める価値の上限に行き着いてしまう筈。男性に比べ可処分所得が多く実際に財布の紐も緩い女性をターゲットにすることで、価格そのものに附加価値の存在を訴える戦略に出たと見るがどうか。
01:40 | Comment(0) | 社会
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