2011年11月02日

プエルトリコ旅行2日目:ポンセ

ポンセ行きのプブリコに乗るべく、6時過ぎに出発。
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電車は兎も角バスが早朝にどれだけ待てばやって来るものか分からないので、サグラドコラソン駅までは頑張って歩くことにした。その距離約4km。昨日買った地図が無ければ困難を極めたに違いない。
40分ほどで駅に着き、電車に乗ってリオピエドラスへ。
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駅を出て昨日の広場だが、道の反対側から見てみると昨日は気付かなかった「PONCE」という看板が目に入った。ああ、最初からこれに気付いていれば…。

そこに停まっていた車の運転手が「ポンセは80ドルだ」とふざけたことを言う。ネットで調べたところ、相場は車の大きさや客の人数にもよるが20ドルから40ドルらしい。ぼったくりを避けて他の車にしたいところだが他に車はいないので、これに乗るかポンセ行きを諦めるかしかない。交渉の過程は思い出すだに癪なので省略するが、結局60ドルも取られてしまった。まぁ、タクシーだと100ドル以上するらしいから、その半額で済んだと思わないと…。
こういう悪徳業者はとんでもないところに連れて行くかも知れないので道中地図は手放せない。
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ポンセまでは約100km。基本的にひたすら高速を走るが、高速道路の風景が退屈なのはどこの国も変わらないようだ…。
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途中にあった緊急待避所。やたらと長い。
因みに復路には道路脇を土にしただけで上り坂となっておらず、ひたすら本線と並行するタイプの緊急待避所があった。これはこれで随時進入出来るというメリットはありそうだ。
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ポンセの入口には、道路を横断するように「PONCE」の5文字を1文字ずつ置いてある。

ポンセにもプブリコターミナルがあることを車窓から確認したが、観光客なので中心広場・Plaza de Las Deliciasで降ろされた。
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広場にはポンセの目玉である大聖堂と消防博物館がある。大聖堂は午前中しか開放されていないので、まずはこちらを見学。
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メキシコでも教会行脚をしたものだが、荘厳さに感銘を受ける半面、その様子を文章にしようとすると書くことが無くて困る…。

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大聖堂を出て、隣にある消防博物館へ。赤と黒の縞模様という奇抜なデザインで、昔の消防署が博物館になっている。観光案内所も設置されている。見学は無料だが案内所で記名させられ、市内の案内図を受け取る。
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博物館は実に小ぢんまりとしていて、消防車が1台と、あとは一方に消防の歴史、もう一方にプエルトリコの歴史のパネル展示だ。じっくり読めばそこそこのボリュームではあろうが、スペイン語の文章を頑張って読み切る気力が無い…。

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広場に面して、遊園地の乗り物のような吹き曝しのトレーラーがある。どうやら「チューチュートレイン」の増結車両のようだ。尚、これと別に単車体のクラシックバスもあり、どちらも観光用に市内を巡回している。
アメリカの語ではtrolleyというとその意味はトロリーバスや増してや架線が第一に来ることはなく、昔日の路面電車を模した観光客用に走るバスのことである。「トロリーが走っている」というオリジナルの表現が、誤訳や誤解を経て「電車が走っている」という意味に案内され、それを見てから現実を知ってがっかりすることも少なくない…。
因みに架線の意味でのtrolleyはスペイン語でtroleだが、アメリカ英語の第一義としてのtrolleyはスペイン語圏であるこの地に於いてもtrolleyであった。
サンフアン以外に路線バスが存在しない不便極まりないプエルトリコだが、その代償なのかこのトロリー等は無料で乗ることが出来る。しかし、どれくらい待てばやって来るのか分からないし、路線も分からないので、結局乗ることはなく終わってしまった。

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広場の南側には市庁舎がある。メキシコのグアダラハラにあったハリスコ州庁舎のように、役所として現役ながらもその古風な建物を中庭に入って眺められる。
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しかし、メキシコのそれがかの国の名物である壁画で彩られていたのに対し、こちらは現代の画家による普通の絵画が売り物として展示されているに過ぎない。
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そもそも、間口が開いているのでつかつかと入って来たが、最終的には観光名所として開放されているのかどうかも分からなくなってしまったが…。

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次は広場から東に行き、ポンセ博物館を見学する。ここも無料。ポンセは無料の観覧施設が多い。
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展示内容は原始時代からのポンセの歴史だが、説明は全てスペイン語なのでまたしても読解をサボる。丁度団体客向けにガイドツアーを催していたが、これもスペイン語での案内なので後ろで1/5の理解力でじっと聞いているのは苦痛なのでパス。
ポンセは今でこそプエルトリコ第二の都市だが、一時は最大の都市であったらしい。その栄華を歴史の一齣として伝えるのがこの博物館だ。
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公共交通不毛のこの町も、かつては路面電車や都市間鉄道があったらしい。

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ポンセ博物館の隣には音楽博物館がある。ピアノ以外あまり興味がない上に当然スペイン語では、さて分かるものだろうかと思ったが、こちらも無料なので入ってみる。
受付簿に記名してさて中を拝見…と思ったら、自由行動させてくれず、対応したおじさんが展示を説明して回る方式だった。いや、説明してくれるんだから有難いと思うべきなのかも知れないけど、自分のペースで見られないのは結構辛い。勿論こちらの理解力などお構いなしにスペイン語です。
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ピストンの付いたトロンボーン。珍しい。
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胴を様々な意匠で製作したギター。
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オペラの歌詞の文字列で描かれた歌手の肖像画。
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展示されている楽器のうち幾つかの打楽器は「ちょっと叩いてみろ」と試弾(って言うのかな?)させてくれたが、同時に持っていたデジカメを取り上げられ、赤恥写真を撮られてしまった。勿論サービスのつもりなんだろうけど、こんな恥ずかしい写真とても公開出来ません。

さらに東へ歩き、旧市街の入口まで来た。ここは川に橋が架かっており、橋のこちら側で道路が市街方向と逆方向の一方通行路に分岐する、如何にも町の入口という風情の場所だ。公園もあってそれなりの雰囲気だが、だからと言って目ぼしい建築等があるわけではない。

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近くに座っていた中学生だか高校生だかにせがまれ、写真を撮らされました。
でも、要求してきたこの子より、隣にいた子の方が可愛かった(げほげほ

当地出身らしい野球選手パンチョ・コインブレの博物館。僅か一室で、しかも野球選手の博物館だからグローブ等が展示されているだけ。運動音痴には壊滅的に詰まらない。このボリュームだから勿論無料。で、興味を持てなかったので写真も撮り忘れたようだ…。

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さて、ポンセは町並みも綺麗なので、ただ歩くだけでもそれなりの観光になる。18世紀頃?に建てられた、色とりどりのパステルカラーで彩られた建築が並んでいる。ただ、気になるのが空き家が極めて多く、そのためもあって全体的に建物が薄汚れていること。人通りも車もそれなりにあるので全くゴーストタウンという雰囲気ではないのだが、中心広場沿い以外には商業施設があまり見当たらず、うらぶれた雰囲気を感じてしまう。

ところで、プエルトリコでは自家用車のナンバープレートは後ろにのみ装着するものらしい(商用車は前にも装着)。従って、日本(のみならず殆どの国)の観点からすると一見無登録車と思うような車が走り回っているわけだが、中には正規のナンバープレートを装着しない代わりに色々な飾りを取り付けている車もある。
その飾りがダミーのナンバープレートである場合もあるのだが、目を引いたのがこれ。
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日本のナンバーとは…。
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その後、こんなのも見た。何だか戦時中っぽくて嫌ですね。
日本飾りを2台も目撃したというだけでも驚きだが、更に不思議なのがこの2台が揃って模擬ナンバーの地名を長野にしていたこと。長野とは何か縁があるのだろうか?

来るのが一苦労なら帰るのも一苦労、帰りのプブリコをいつどこで捕まえられるのか確証がない。今すぐ帰るわけではないが、プブリコターミナルを偵察。
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サンフアン同様に地名が書かれた看板がずらっと並んでいる。これを探すと、サンフアンは見当たらないがリオピエドラスがあった。リオピエドラスは今でこそサンフアン市内だが、以前は別の市であったらしい。その経緯もあってサンフアンとは別の地として扱われているのかも知れない。
しかし、リオピエドラスという地名がサンフアン市内のそれとは別に存在しては一大事だ。念のため誰かに聞いてみようと人を探すと…、あろうことか、あの悪徳業者しかいなかった…。しかし、悪徳業者ではあってもサンフアンに行く車には違いない。それがここにいるということは多分ここで正しいのだろう。
ここでは確認が取れないので、今一度消防博物館併設の案内所に行き、質問してみる。
すると地図を渡され、「サンフアンへ行く道はこれだから、この路上で待て」と言われた。てっきりプブリコターミナルを案内されると思ったのだが…。ターミナルよりは案内された道路の方が近い(とは言ってもターミナルもほんの200m程度だ)からそちらを案内したのだろうか?

往路同様に今後の足に一抹の不安を残す状態となってしまったが、観光再開。今度は市街北西の墓地・Panteón Nacional Román Baldorioty de Castroへ。
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ここはポンセ最古の由緒正しい墓地らしいのだが、近年まで長らく放置されており、かなり荒れている。
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一部は再整備して真新しい墓やモニュメントがあるが、大半は崩れかけたり棺を入れる穴だけになっていたりと、管理人がいなければ逃げ出したくなるような雰囲気だ。まぁ、常夏の灼熱の陽光の下なので、無人でもそれほど不気味ではないだろうけど。

この墓地の裏山を登ったところに、十字架を模した展望台博物館であるMuseo Castillo Serrallés。ここにはなんと日本庭園があるので、行ってみる。今までのスポットはいずれも中心広場から1kmとない範囲に納まっていたが、今度は(車道ではあるが)山登りでもあり、炎天下歩くのはちょっと疲れる。トロリーも通じているらしいのだが…。
途中に高級住宅があり、庭で犬を多数飼っていて、こいつらが目の前を通行する「不審者」にけたたましく吠え掛かる。しかし厳重な柵が「不審者」を犬から防護してくれるので、五月蝿いのを我慢すれば済む…。
ところが、更に進むと廃墟があった。ここに野良犬が集結していて、同じく一斉に吠え掛かってくる。そして、廃墟なので柵が機能しなくなっており、一部の犬が道路に出てきて追いかけて来る。これは生きた心地がしなかった。サンミゲルデアジェンデの悪夢再来か…。しかし、真面目に追っては来なかったので助かった。
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そんな恐怖区間を抜けて、やっと辿り着いたが、なんと今日は休業。なんということだ。実は最初に貰った観光案内に休業日もしっかり明記されていたので、チェックを怠らなければこんなことにはならなかったのだが…。
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それでも、ここまで登ってきた大きな目的はポンセ市街の眺望を得ること、それだけなら展望台に上らなくても叶う筈…と思ったのだが、木が邪魔でいまいちだった。

観光施設が休業なら、ここまでやって来る人も車も殆どなく、トロリーが走っていないことも道理だ…。
しかし、困ったことは、これからの下山であの恐怖の野良犬地帯をまた通らねばならないことだ。果たして無事に抜けられるのか。別の道が存在しないかと探しながら進むが、存在しないまま当該箇所に到達してしまった。偶々車でも通ってくれればその威を借りて何とか切り抜けられるかと思ったのだが、車も来ない。大丈夫かな…と恐る恐る現場に近づくが、往路と打って変わって何の物音もしない。こちらが無害な存在だと学習して喧嘩を売るのをやめたのかな。そうだといいんだけど。
その先の高級住宅の犬は相変わらず五月蝿かったが。

しかし、その更に先、市街に近い住宅街となって人通りも少しは出てきた頃、先ほど追ってきたあの野良犬を発見。ここまで降りて来ていたらしい…。但し今度は他に人の姿があるので犬の方が少数派だ。奴もそれを認識してか、大人しくしていた。

もう何度目か分からない中心広場に戻り、今度は南の外れにあるポンセ美術館へ。
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ここは勿論有料で、公称6ドルだが例によって消費税が附加される。ここではリュックは強制的に預けさせられるのでその処遇が不安になるが、綺麗な美術館だから職員の心も綺麗だろうと思い込むことにする。まぁ、身軽に見学出来るのは有難いと言えば有難い。

絵には全く疎いが、無学でも綺麗な絵を見るのは楽しい。ここの美術館は17世紀頃の宗教画に始まって様々な時代の絵画を中心とした美術品を蒐集し、果ては現代美術の新作に至る。現代美術は例によって何がいいのかさっぱり分からないが、それを除いてもなかなか見応えがある。
難点は、順路が分かり辛いこと。また、1階と2階でどのように展示の性格を分離しているのかが分からない。1階で順路に沿って見学すれば収蔵品を時系列順に見ることになるが、2階はそれとは無関係に展示されている。
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日本人画家の作品もあります。と思ったらこの間部学という人は正確には日系人でした。「京都の庭」。
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東洋的な意匠なので、これも日本人?と思ったら、ジャポニズムの権化ガレの作品でした。
でも、よく見るとガレ自身の手によるものはほんの数点で、その他はガレの工房の時代が下った作品等。
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日立製のディスプレイとは珍しい。日本国内ですらこういう場では滅多にお目に掛かれないのに。
因みに、ここで上映しているのは作品の解説ビデオ等ではなく、写真が時々刻々他の写真に変化し続けるという「作品」。いまいち意味が分からない。
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これ、「トイレ」という作品。トイレじゃないだろ、トイレじゃ…。
bathroomであればまだ幅広い解釈が出来ようところ、vaño(en:Toilet)ではどうしようもない。誤訳だと思うが、日本に対する偏見故であれば困ったものだ。
しかも、顔が西洋人による西洋人の標準顔っぽく描かれているので、非常にアンバランスな気味の悪い仕上がりになっている。
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よく分からない現代芸術の作品も何点かありました。

ところで、喉が渇いたので水飲み場がないかと探したが、トイレ(さっきの絵ではない)とセットで設置されているのが通例と思いトイレに行っても無いので、絶望…と思ったら、中庭に出たところにあった。何故わざわざ屋外に設置するんだろうか。兎に角助かったが。

美術館を出て広場へ向かう途中に、「駐車場&プブリコターミナル」という看板が出ている施設が。ここにもターミナル?
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先ほどのターミナルと違い地平はほぼ公園のようになっていて、地下に何層かスペースが納まっている模様。偵察してみるが、地下が駐車場で、地上の僅かな車寄せ程度の空間がターミナルのようだ。そして、肝心のプブリコは見当たらない。先ほどのターミナルとの違いは如何に…。
後で分かったことだが、この駐車場は無料。プエルトリコの正統な観光方法であるレンタカーでやって来た場合、ここに駐車して市内散策をすれば良いわけだ。

一通り観光が済み、時刻は16時前。昨日リオピエドラスのターミナルで「こんな遅くに?」と言われた時刻の30分前でしかないので既に遅過ぎる可能性もあるが、もしサンフアン行きのプブリコが捕まればサンフアンまで帰ろうと思い、案内所で指示された通りで車を待つ。
しかし、1時間弱待機したが、サンフアン行きの車どころかプブリコ自体登場しなかった。残念。それでは今日のところはここで宿を探さねば。
今回の旅程の宿はほぼ全て予約済みであるが、唯一今夜の宿のみ、そもそもポンセに来られるかどうか自体が不透明だったことがあり、未定である。

しかし、宿の前に食事だ。例によって、今日は朝から何も食べてないorz
毎回旅行の度に食事を削減しているが、何もケチっているわけではない。日のある時間を観光せずに食事に使ってしまうのが勿体無いと思い、どうしても夜までお預けになってしまうのだ。時間をケチっているとも言うかも知れないが…
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地図を見て一番近そうなショッピングモールへ赴く。旧市街は居住空間としての都市機能は壊滅状態なので、郊外にあるショッピングモールに行かねばならない。一番近いところは地図で見ると一番狭いのでしょぼそうだが、他は3km以上歩きそうなので、1km弱で済む一番近いところへ。
まずはスーパーを覗く。ミリンダが2lで95セントと、流石アメリカ、こういう不健康食品は格安と感心して購入。ついでに今すぐに買うと荷物なので買おうとは思わないものの、お土産に適した食品が無いか探してみるが、特に面白いものは見当たらず。

スーパーを出て食事が出来る店を探すが、流石にしょぼいモールだけあって開いているのは1店しかない。モールを出た道の反対側に店らしきものが何軒か並んでいるように見えたので見に行ってみるが、飲食店ではなさそうだった。結局そのただ1店に入店し、如何にもアメリカのジャンクフードだが、フライドチキンとフライドポテトとチャーハンっぽいものの「ファミリーセット」を購入。ファミリーセットだから分量が多いが、3食分と思えば多くはないだろう。
因みに先ほど買ったミリンダのペットボトルを持ち歩いていたら、頼んでもいないのにコップに氷を入れて渡してくれた。なんて親切なんだ。
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しかし、いざ食べ始めてみると食があまり進まない。過度に疲労していて胃の働きが弱まってしまっている。疲労しているんだからエネルギーを補給しないといけない場面だというのに。こんな状態ではいつか死ぬぞ、自分…。
また、フライドチキンが非常に塩辛く、この点でも食が進まない。ああ、アメリカンテイストだなぁ…。
結局、ポテトは完食したが、残り2者の大半を残し、明日の朝食にでもしようとそのまま持って出る。以後、念のため日本から持ってきた買い物袋(レジ袋ではなく布製のきちんとしたもの)が旅行終了まで活躍することになる。全くダサいスタイルだが知ったことではない。

食事が済んだので、いよいよホテル探しだ。
暗くなった旧市街を縦横無尽に歩き回って探すが、広場に近い数軒の高そうなホテルを除き、宿泊施設が皆目見当たらない。曲がりなりにも観光地でここまで宿泊施設が存在しないものだろうか。「ゲストハウス」という看板を見つけて、質はともかく安く泊まりたいからもってこいだと思って近付いたら、廃墟だったし…。
途方に暮れて広場に戻ると警官がだべっていたので、「この辺に安いホテルはないか」と聞いてみる。すると、「安い」という条件が無理難題だったらしく困り果ててしまった。周りにいた数人の人と議論した結果、「安いのはない。ホテルはあっちとこっちだ」と、敬遠していた高そうなホテルを指示された。

そうであればしょうがない、その数軒の中で安いところを選ぶしかない。
まずは広場に面しているホテルが、間口が狭いので安いかなと思い突撃。しかし、110ドル。うーん、やはり高い…。
次に広場に面したブロックの広場の死角にあるホテル。こちらは75ドル。今の為替レートなら6000円以下か…。そう考えるとサンフアンで泊まったホテルより安い。部屋を見せて貰い、まぁまぁなのでここに決める。因みにカード取り扱いの看板が出ているのに、何故か支払いは現金に限定された。
フロントでプブリコに乗る手段を聞くと、「予約してここまで呼ばないといけない」と言われる。そんなの面倒な上に追加料金を取られるから冗談じゃない。「ターミナルまで行って乗る」と言うと、既に分かっているのに懇切丁寧に単純な道順を教えてくれた。6時から15時までの出発らしい。しかし問題は、サービスの朝食が7時からであること。朝食がサービスということは持ってきたジャンクフードがだぶついてしまう上、出来るだけ早く乗りに行きたいのに7時過ぎまでは足止めされてしまうことを意味する。まぁ、朝食を捨てれば済むことではあるが…。
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まぁ、所謂コロニアルホテルで、内装はいい感じ。
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部屋もバスタブこそ無いがサンフアンで泊まったホテルよりは良い。しかし、またしてもお湯が出なかった…。
23:59 | Comment(0) | 旅行

2011年11月01日

プエルトリコ旅行1日目:サンフアン到着。

まずはシカゴの夜景でも。
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未明にJFKに到着。
次はサンフアンへの便に乗り継ぎだが、4時間もあるので暇である。その1つ前に僅か50分で乗り継ぎという便もあったのだが、流石にリスクが高いので回避していた。しかし、実際には余裕で間に合う状況だった。
暇なのでノートPCを開いてみるがインターネットは無料では使えないようだ。LAXは公式サイトに「特定会社のラウンジのみ使用可能」とわざわざ書いてあったので分かっていたのだが、こちらも駄目か。日本の空港は無料開放しているところが多いから、インターネット先進国の方がこの面では遅れている。いや、そもそもサービス品にする気がないのかも知れない。

トイレに行ってみると…
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おい、こんなことわざわざ書かなきゃいけないのかよwwwww 飲食店利用するのが不安になる…。
とは言うものの、日本でも小用の後手を洗わずに出る男のなんと多いことか。やはり国を問わず公共物に触るのは危険である。

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一部の席にiPadらしきものが置いてある(上の写真で右の方)。どうもこれでカフェテリアに注文を入れるような感じだが、その割にはカフェテリア利用者限定の席という雰囲気も無い。ならば自由に使えるのかと思うと、皆ここを避けているからそうでもなさそう。いまいちよく分からない施設であった。
ターミナル内の案内所を物色すると、ブルックリンのバス路線図が1部だけあったので有難く頂戴する。この後幾ら空港内を徘徊してもバス路線図は見当たらなかったのでこの入手は奇跡に近いようだ…。

ターミナルを出て、まずはエアトレインに乗る。
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エアトレインはターミナル巡回と近隣駅(ハワードビーチ、ジャマイカ)への輸送を兼ねた全自動運転の鉄道である。空港内の移動は無料だが駅に行くと大した距離でもないのに突然5ドルも取られるという極悪輸送機関。これが開通する前は無料送迎バスで駅まで行けたのだが…。
JFKは無秩序にターミナルビルが並んでいて、そこに後から鉄道を整備したために全く最適化されていない。どの駅もターミナルから若干離れている。唯一の例外はエアトレイン開通後に再整備したターミナル4で、ここだけは駅がターミナルに取り込まれていて便利。
因みに自分が到着したのはターミナル2だが、「ターミナル2/3」駅が若干遠く、逆方向に歩けば殆ど変わらない距離でターミナル1駅に着く。全くもって残念な構造だ。
アメリカンはターミナル8なので、まずはそこまで行って搭乗券を受け取る。
国際線の場合は予約時にパスポート情報を登録させられるから、チェックイン機にパスポートを読ませると個人が確定出来て即手続きに入って便利。ところが国内線は名前しか登録していないから、そうは行かないだろう…と思いつつも一応パスポートを通してみると、名前だけは認識された。その後搭乗便名か予約番号を入力させられるが、同姓同名の多い名前だったら適当に搭乗便名入力すれば他人の搭乗券を詐取出来てしまいそうだ。
今回の旅程で唯一この便のみ予約段階で窓側の席が取れず、それどころか通路側も塞がっていたので「ミドルマン」になることを余儀なくされていたのだが、この段階で改めてシートマップを確認すると奇跡的に窓側が空いていたので、大喜びで変更。
こちらの搭乗券も薄っぺらい感熱紙だが、デルタと違いカラー印刷で地が入っているのでまだ搭乗券らしい。
さて、案内看板にはスペイン語が併記されているのだが、
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これって意味あるのかね…。

搭乗券を受け取ってしまえば本当に搭乗まですることがない。引き続きエアトレインに乗って遊ぶ。
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ループ区間を抜けたフェデラルサークル駅はハワードビーチ方面とジャマイカ方面の分岐点であると同時に、左回り列車でターミナル間を移動する際に乗り換えを余儀なくされる駅である(右回りがターミナル巡回のみ、左回りはどちらかの鉄道駅発着のみ)。ところが、分岐での立体交差のために上下線でホームが違う階層になっていて乗り換えが面倒だ。もう少し分岐点を離して駅は同一ホームにするとかの配慮は出来なかったのか…。
そして、終点ハワードビーチの1つ手前、広大な駐車場の只中のレファーツブルバードで下車。
ここからハワードビーチまでは数百mと近いので、無料のこの駅で降りればタダで地下鉄駅まで到達出来るのではないかという目論見だ。今は空港を脱出する予定は無いが、プエルトリコの旅程が終わってここに戻って来た時、市街地へ向かうから脱出方法を確認しておく必要がある。
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ということで駐車場の中を線路に沿って歩き、ハワードビーチへ。
ところが、意外な光景が待ち受けていた。
ハワードビーチのエアトレイン駅への入口は他の駅同様フリーなのだ。この駅もさっき降りたレファーツブルバード同様、駐車場の無料送迎の機能を果たしているのだった。
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ということは…と思い、駅に上がって地下鉄方面の連絡通路を行くと、その先で改札に阻まれた…。
何故か改札の写真を撮っていないが、改札口は外に出るゲートと地下鉄乗換口に分かれている。実はこの駅は巧妙な構造で、地下鉄線路(ここは地上を走る)によって空港エリアである駐車場と市街地が徹底的に分離されているのだ。だから駐車場から市街地へ移動するためのこのエアトレインの橋の通行料が5ドルということになる。勿論外から回って行き来出来ないか歩いて探してみた(未明にボーダーラインの穴を探すなんて密入国者みたいだ:p)が、恐ろしく遠回りしないといけない様子なので断念。
それでは次善の策として、空港ターミナルから直接出ている路線バスと地下鉄を乗り継いでマンハッタンへ行くことを考えねばならない。ところが、バスは現金払いだと地下鉄へのトランスファー(乗り継ぎ券)を貰うことが出来ないからマンハッタンまで2倍運賃となってしまう。メトロカードを持っていれば無料で乗り継げるので、せめてメトロカードを買っておきたいところ。そこで、先ほどの恨めしい改札の手前に設置してある自動券売機に正対し、購入に挑戦…
しかし、どうやってもエアトレイン運賃込みのカードしか買えないのだったorzorz
事前にカードを持っていればこれに積み増しという選択肢もあるが、前回来た時のカードはとっくに期限切れだし、入金もまたエアトレイン運賃を強制的に含めさせられるかも知れない。
空港内でメトロカードを売っている場所は無いらしいので、最早諦めてバスに現金払いで乗るしかない…。

想定外の結末に打撃を受けるが、兎に角事前視察も済んでしまった。暇だ。
それにしても暗い。まだサマータイム中だが、それにしても7時を過ぎても真っ暗ってどういうことよ。どう考えてもこの制度狂ってる。
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うろうろして明るくなるのを待ってから改めてエアトレインや周辺の写真を無駄に撮って、空港へ戻る。
バスに乗ることになった以上はバス乗り場を確認しておかねばならない。ターミナル4で降りて乗り場を探すと、ターミナル内から見て到着階を右に出たところに空港の北方面に向かうQ10、左に出たところに西方面に向かうB15の乗り場がある。そしてこれらは他のターミナルは経由しない。

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運行番号らしき番号表示部に「系統番号は上」との注意書き。こんなことわざわざ書くんだったら、もう少し紛らわしくない表示を工夫出来ないんだろうか…。
尚、ターミナル内を歩いていたら、後ろにいたおばさんに「出口はどこか」と聞かれた。世界一雑多な人種構成の街だからって、わざわざ外国人の可能性が高い人に道聞きますかね…。

エアトレインは駅まで行くと5ドル取られるので端から乗り潰しは諦めていた(実際にはハワードビーチに行くだけなら合法的に無料だし、ジャマイカも改札に行かずに折り返して来ればいいのだろうけど)が、折角なので右回りのループ線で放射部と分岐する部分の循環部は乗り潰しておきたい…と思ったのに、メンテナンスなのか何なのか分からないが「運休」と出ていたので断念。
無人運転なので前面展望は遮る物無く得ることが出来るので、今までここから散々写真を撮っていたのだが、最後に動画も撮ってみるかと思ってカメラを窓の手前に置いてスイッチオン。

…ところが、隣の駅に着いたところで空港職員が来て「撮影禁止」と怒られた。えー、そうなの?orz 今まで何も言われなかったのは偶々職員に鉢合わせしなかったからなのか…。
動画では最後にしっかり怒られて取り乱してる場面が収録されてますがwww

アメリカの、しかも空港内でジャンクフードに出費などしたくないが、次に食事にありつけるのはサンフアンに着いてから、しかもあちらの様子がさっぱり分からないから着いてから如何ほどでありつけるか分からない。そうすると不本意ながら今のうちに食糧補給をしておかねばならない。断金(誤変換放置)ドーナッツならまぁ安いしチップも要らないだろうと思ってここでドーナツ等を少し購入。アメリカは消費税が外税でしかも州によって税率が違うから本当に分かり難い。チップの必要性と相俟って途上国並みの事実上の不明朗会計だ。

みすぼらしい食事を終えて、鬱陶しいセキュリティチェックを抜けて待合室で待機。インターネットは使えないが、せめて待ち時間でデジカメの充電くらいしておく。

今度の飛行機はアメリカンだが同じ国内線だからサービスはデルタと大差ない。但し、座席が布張りだったので、レザー張りで蒸れるデルタより良い。

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サンフアン上空
プエルトリコは豪華客船に乗って優雅にやって来るべき観光地らしく、その証拠として早速眼下に豪華客船が見える。
尚、画面中に見える滑走路は空軍基地です。こっちが商用空港だったら便利なのに…。

そんな市街地を眺めながら、街を東に外れて着陸。
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アメリカ領なので、空港の構造も本土と同様、到着客は隔離されず出発ロビーに放り出される。勿論入国審査があるわけでもない。完全にアメリカ国内線扱いである。

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さて、ここからが問題だ。事前に一生懸命下調べしたものの、交通機関の様子が分からない。特に、明日第二の都市ポンセ(Ponce)に行きたいのだが、唖然とすることにバスというものはサンフアン都市圏内にしか存在せず、長距離バスも、その他の都市のローカルバスもこの島には存在しないらしいのだ。長距離移動はプブリコ(Público)という乗合タクシーの如きもの(綴りを見て分かるように英語のpublicに相当:英語ではpublic carと訳されている場合が多い)を使うしかなさそうなのだが、それをいつどこで捕まえればいいのかよく分からない。空港に観光案内所くらいあるだろうから、そこで情報が得られないかと思っていたのだが…。
案内所なんかどこにも見当たりませんぜ、旦那。空港ターミナルはV字型のやたらと長い構造で端から端まで歩くのは骨だから探し尽くしてはいないのだが、案内所の看板はあるのにその看板が指し示す方向へ行っても何も無い。何なんだよ、これは。
一応路線バスは空港に来ており、これに乗れば空港を脱出出来る筈なのだが、バス停がどこかも分からない。そもそもバスの本数もあまり多くはないらしいので、うろついている間に1本逃したりすると悲劇だ。バスはバスでも本土同様レンタカーの送迎バスだけは頻繁に走っており、恨めしい。やっぱり国際免許を取得しておいてレンタカーで回るべきだったか…。
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熱帯の気候に早速へたりそうになりながら、どうしたものかと思っていると、前方に路線バスが現れた。バス停が見当たらないが扉を開けて客を降ろしているんだからそこがバス停だろう。行先表示にも「ESTACION(駅)」とあるので、取り敢えず鉄道駅(プエルトリコ唯一の鉄道トレン・ウルバノ:Tren Urbano)には行けると思い、一応運転手に「駅に行くか?」と確認を取って乗車。バスとトレン・ウルバノは同一運賃で75¢だが、アメリカなので釣銭が出るわけも無く、クオーター(25¢硬貨)を沢山用意しておかないといけない。
しかしですね、空港の看板には「Ground Transportation」として1階が案内されていたのに、このバス2階に来てるんですよ。全く訳が分からない。
インターネット上を必死に探してサンフアンのバス路線図を探し出していたので、それを印刷して持って来た。「歩き方」のプエルトリコの扱いはぞんざいで旧市街の地図しかないため、今のところこれが唯一のサンフアンの地図でもある。実に心細い。
路線図を睨んで現在地をロストしないように必死になっていると、駅とは反対方向に行って路線図上バスターミナルの表記がある場所で「ここで降りろ」と言われて降ろされてしまった。おい、駅に行くって言ったじゃないかよ…。因みに行先表示はLEDで幾つか地名を出しているのだが、これは一方の端点・経由地・もう一方の端点を順に出しているだけで、どちらに行くのかは分からないという代物なのだった。
路線図上バスターミナル扱いになっているが、実際には路上に屋根付きのベンチがあるだけである。路線図や時刻表どころかバス停の標識すら無い。この先大丈夫なのだろうか…。
路線図を見るとA5のバスなら市街地方面に向かうらしいので、それが来るまで待つことにする。他にも待ち客が何人もいるのが安心材料だったが、彼らは別のバスが来ると皆それに乗ってしまい、一人残されていよいよ不安になる。
しかし、都合15分くらい待って5番のバスがやって来た。一安心である。ところが、5番は5番でも路線図のA5ではなくT5と書いてある。しかし行先表示は路線図上のA5と一致する内容だし、ここのバス停は空港と違い方面で乗り場が道路の反対側となるから、逆方向に連れて行かれる心配も無い。他に5番の路線は無い筈だし、まぁ大丈夫だろう。

車内でいい席が取れなかったので、道中写真撮影は無し。
途中、今夜泊まるホテルの近くを通り、ホテルそのものは見えなかったものの、車窓からホテル併設のレストラン(NIKKOという日本料理・中国料理レストラン)が見えたので一安心。夜はまたこのバスに乗って戻って来ればいいわけだ。
路線図は地図と言っても勿論いい加減なもので、勿論アメリカクオリティでバス停は明記されていないから、特にひたすら真っ直ぐ走られると場所の特定が容易ではないが、何とか路線上でトレン・ウルバノの駅に一番近い位置で下車。一番近いと言っても1kmくらい離れているが。
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ここから駅までもバス路線はあるが、たかが1kmだし待ち時間を考えたら歩いた方が早い可能性も高いので歩く。しかし、ここを走る路線はかなり本数が多いようで、そのたかが1kmの間に数台すれ違った。その一方で順方向は見掛けなかったが、たまたまだろうか。

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トレン・ウルバノの都心側終端駅、サグラド・コラソン(Sagrado Corazón)。
都心側と言っても市街地へは今来た道を戻る方角へ5kmほどあり、全く使い物にならない鉄道だ。基本的に地上や高架であり、土地が確保出来ない都心への延伸はお預けとなっているようだ。地下鉄にすれば良さそうなものだが、地盤が弱いのか、予算が足りないのか。
自動券売機で切符を購入。NY地下鉄と同様の券売機で、任意の金額を指定して切符を買うことが出来る。また、買ってある切符に積み増すことも可能。クレジットカードや紙幣が使えるし、勿論釣銭も出る。この切符はバスでも使えるので、電車に用が無くても小銭の心配をなくすために一旦駅に来て切符を買うのもひとつの手だ。…と言いたいところだが、駅の位置があまりに不便なので、実用性は低い。
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出て来た切符もNYのそれにそっくりだ。写真上がトレン・ウルバノの切符、下がNY地下鉄のメトロカード。数年後に有効期限が切られているところまで同様。
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改札も切符スワイプ式で、似ている。
この鉄道の開業は2004年と新しく、設備も綺麗。1路線しかないがテーマカラーは紫のようで、看板が紫に統一されている。電光掲示板では次の発車までの時間をスペイン語・英語交互に表示させているので待ち時間が分かるが、いけてないのがその表示が「* min(s)」と単複兼用になっていること。「スライム - 1ひき」みたいだ:p
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電車。通常は4両編成で、早朝深夜など閑散時間帯は2両編成になるようだ。
このくらい新しい鉄道だとホームドアくらいありそうなものだが存在しない。まぁ、写真を撮るにはこの方が好都合だが。
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駅を出てから数駅間の左手がCBDのようで、高層オフィスビルが建ち並んでいる。しかし、あまりにビジネス街に特化され過ぎていて、通勤時間帯ではないこの時間は人気が全く無い。まさか、そもそもゴーストタウンだということは無いと思うが…。
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座席はアメリカにしては珍しくモケットが張られているので快適。車内の電光表示と自動放送で次の駅も案内するので迷子になる心配も無い。また、感心なのは駅で扉を閉める前に運転士が肉声で「扉閉まります」と放送することだ。
ウニベルシダッド(Universidad、大学)駅とリオ・ピエドラス(Río Piedras)駅の間の1駅間だけは地下を走る。その後者の駅が今の目的地なので下車。
この鉄道の改札は均一運賃なのに下車時も切符が必要という謎の構造で、知らずにそのまま通ろうとしてブロックされてしまった。
持って来た路線図は家の安物プリンタの出力なので不鮮明だし情報の鮮度も不明。一方駅構内や車内には同様の路線図が掲示してある。となれば、配布用の路線図もあるのではないかと思って駅員に聞いてみたが、そんなものは無いと言われたorz

さて、ここで下車したのは明日乗るプブリコの乗り場を探すためである。事前調査であたった数少ない情報源には「リオピエドラスにターミナルがある」とだけ書いてあり、またプブリコ業者リストらしきものから辿って場所を調べると、この近くの具体的な場所が示されていたので、まずはそこまで行ってみようと。
そもそもは、駅に案内が出ている、もしくは駅を出ればその存在が自明であることを期待していたのだが、そんなことは無かった。
ということで、前述の「具体的な場所」に向かって歩く。隣のウニベルシダッド駅は近く、当該目的地はウニベルシダッド駅前だった。しかし、何も無い…。
これは誰かに聞いてみないことには、と思っていると、逆に通り掛かった人から道を聞かれた。ぉぃぉぃ、ここじゃどう見ても東洋人は余所者だろ。なんでわざわざそんな人間に聞くんだ…。
道を知らないばかりか聞いたことも無い名称だった(初めての土地なんだから普通はそうだよな)ので、「知らない」と答えようとしたが咄嗟にスペイン語が出て来ず、ちょっと口篭って結局英語で答えると、先方は「英語喋るの?」と嬉しそうな顔になった。どうもあちらも観光客で、頑張って慣れないスペイン語で聞いてみたらしい…。
しかし幾ら英語が使えると喜んで頂いたところで、知らないものはどうしようもない。そのままさようなら。
なのだが、実はこの相手、綺麗な女性だった(勿論東洋人ではない)。知らなければ知らないなりに一緒に探すとか話を引っ張れば良かったかな…としょうもないことも思ったのだが、この時生理現象に見舞われていて精神的余裕が無かった…。
しかし、トイレなんてそう簡単にあるものではない。どうしたものかと段々青くなりながら探すと、大学学生寮のような建物(1階にファストフードが何軒か入居しており、一般に開放されている)にトイレマークがあったので行ってみようとする…が、トイレの扉は厳重にロックされていた…。
近くに管理人がいたので「トイレ使えないか」と聞いてみると、2階に行けと言われた。行ってみると、そちらはロックされておらず使うことが出来た。助かった…。

気を取り直して自分の探し物を再開。前に述べたように駅前なので、駅に入って駅員に「ポンセに行くプブリコの乗り場はどこか」聞いてみる。
駅員「なんてこった」と言って困ってしまった。そんなとんでもないこと聞いたかね、僕…。電話でどこかに聞いてみたり、近くに立っている警備員に聞いてみたりした結果、警備員が方向を教えてくれた。今隣のリオピエドラス駅から来た道をずーっと戻ればいいらしい。
というわけで今来た道を戻るが、さて、戻ったところで分かるものだろうか。途中でリオピエドラスの先ほど出て来た出口と別の出口があるので、そこの駅員にも聞いてみた。すると、「もう1つの入口の前だ」と言われた。えー、それじゃ、今までの1往復は一体…。
もう1つの入口の前は公園になっており、バス停は存在する(今まで標識も無いなど酷いバス停ばかりだったが、ここは標識があった)。しかし、プブリコの乗り場は一体どこなのか。
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公園をうろついてみると周囲にそれらしき車が停まっているが、ポンセに行く車もここに来るものなのかどうか。今度は警官を捕まえて質問してみると、これまた警官がそれを知らない。彼が近くに通り掛かった人を捕まえて同じ質問をすると、「この先に見えるビルのところに乗り場がある」と教えてくれた。ふむ。
で、行ってみると、外観は目立たないが立派なターミナルがあった。
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バスターミナルではなく小型車のターミナルだから設備も小ぢんまりしているが、トイレもあるしなかなかのものだ。但し、案内所のような気の利いたものは存在しない。
通路には色々な地名が書かれた看板があり、方面別に乗り場が分かれているようだ。しかし、幾ら探してもポンセの地名は見当たらない。ポンセ方面にあるその先もしくは手前の地名を探してみるが、やはり見当たらない。
折角辿り着いたと思ったのに、これは困った…と思い、ここの職員っぽい雰囲気をしている人を探して聞いてみる。すると、「こんな遅くに?」と呆れられた(現在16時半)。別に今から行くわけじゃないのだが、もう遅いのか…。「今じゃなくて、明日行くのだ」と言うと、「駅前だ」と言われた。何のことはない、先ほど駅前で目撃したプブリコの場所らしい。
それでも実際にポンセ行きの車の存在を確認するまでは安心出来ないが、現段階ではこれ以上は調べようがない。今日のところは分かったことにして、食事+αを済ませて投宿することにする。

今まで歩いてきた道中に書店が幾つかあったので、まずはここを物色。目的は地図と、その他何か面白い本があれば。最初の2軒で地図が見当たらず、3軒目でプエルトリコ全体と主要都市の地図が1枚になったぺら地図を発見。4ドル強で購入。結局その他の収穫は無し。

次は食事。出来れば地元の料理を食したいが、どうもそういう雰囲気の店が見当たらない。そもそも繁華街と言えるような場所でもないので、店自体が少ない。スーパーがあったのでちょっと高いけど好物のグアバジュース(と言いたいところだがパイナップルとの混合且つ果汁割合が低いもの)を買って飲みながら探すが、どうもアメリカンテイストっぽい店しかなさそうだ。結局先の学生寮に行き、同じラテンだからまぁいいかとメキシコ料理の店で食事。
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食事を済ませ、電車に乗って元来た道を戻る。夜道を歩いて危険は無いかと若干不安になりながらもサグラドコラソン駅からの1kmを歩き、5番のバスを待つ。ここのバス停には系統番号と大雑把な運転間隔、終バスの時刻が明記されている。これだけの情報が各バス停およびネット上にあればいいのに…。なかなか来ないのでまさか終バスが行ってしまったのではと不安になるが、30分ほど待って漸くやって来た。
電車の切符を使って電車とバスを乗り継ぐと乗継先がタダになるんじゃなかったかと思いながら運賃箱にカードを入れると、壊れていて反応せず、そのまま乗れと言われてしまった。結果的にタダで乗れたが乗継割引の様子は分からず。
バスを降りて、歩道橋で高速道路を跨いでホテルに到着。
ホテルはExpediaで調べた一番安いホテルなのだが、それでも一泊6000円近くする。実に高い。しかしクオリティは「一番安い」に違わぬもので、冷房があるから最低限の居住性は確保されているが、実にチープだ。
PB021440.jpgPB021438.jpgロビーに行けばインターネットは使えるので情報難民にはならずに済む。バスルームはバスタブは無く、シャワーはお湯が出ないというネパールを思い出すクオリティ…。一方で、広い敷地内に何箇所かプールがあるという、変なところに金を掛けている施設であった。
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2011年10月31日

プエルトリコ旅行0日目:アメリカ入国

会社の迷惑顧みず、毎年恒例行事にしている秋の海外旅行。
中南米に行きたいと思ったが、今回はパスポートの期限まで半年を切っているため、行ける国が非常に限られる。アルゼンチン、チリ、ウルグアイは可能なのだが、昨今航空運賃がえらく高いことと、遠方なので旅行期間も長くしないと…と思い、非常に行きたい国ではあるのだがこれは取りやめ。アメリカがパスポート期限ぎりぎりまでOKなので、折角無料のうちにESTAの取得もしてあることだし、プエルトリコに行ってみることにした。
航空券はデルタのロサンゼルス乗り継ぎのニューヨークまでの往復と、アメリカンのニューヨークサンフアン往復の組み合わせ。前者は格安航空券だが、後者は公式サイトに出ていた正規価格が格安だった。
因みにアメリカ本土の経由地をニューヨークにしたのは、旅行後半でボストンに行ってみたいと思ったからである。ニューヨーク縛りを設けなければもっと安くプエルトリコに行ける航空券があったかも知れない。
因みに、秋の旅行で成田を使うことになると思って京成株優を温存していたのだが、意外にも羽田発着便になったので、出発前に慌てて金券屋に行って売り飛ばした次第。

飛行機の出発は本日深夜、正確には日付が変わって11/1の0:30である。今日は通常通り出勤し、しかし退社は出来るだけ早くして家で最終準備を行い、22時に出発。
羽田まで一番安く行くなら京急だが、丁度今日から東京モノレールが往復800円という企画切符を売っている。これを使っても尚京急経由より片道10円高いのだが、この切符、今時珍しい常備券なのだ。これは買わない手はあるまい。
企画切符は本来窓口で買うべきもののようだが、この時間では窓口が閉まっているので改札で所望すると、電話で中の人を呼び出して持って来させた。因みに改札なんだからICカード処理機があるのでそれで払えないかと思ったが、現金のみと言われた。
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この切符、独自地紋ですよ。素晴らしい。
空港に着き搭乗券を受け取る。事前にインターネットでチェックインは済ませているが、搭乗券の自宅印刷か携帯受信のオプションを選択していないので空港で受け取る必要がある。これらのオプションはいずれもコストが掛かるために避けたものだ。そうすると結局自動チェックイン機を使うことになり、事前チェックインをしていないのと作業が変わらない気がする。挙句の果てに、まだ一度も出力していないにも拘らず「搭乗券を再印刷するか?」という質問が…。
出て来た搭乗券は薄っぺらい無地の感熱紙だった。なんと味気ない…。
空港内は無線LANが使えるので、これを使ってNYからサンフアンまでのAA便のチェックインを済ませる。自宅出発時点ではまだ便出発の24時間前になっていなかったので、こうする必要があったのだ。尤も、わざわざオンラインチェックインを済ませておく価値がどれだけあるのかは疑問だが…。
搭乗は意外にもランプバス。アメリカの大手だから優遇するものだと思ったが。ゲートでは、バスの社番を示され、「○番のバスに乗って下さい」と言われる。確かにナンバープレートよりは大きく書いてあるが、社番が一般人向けに活用されている場面に初めて出会った。
バスの案内放送は「搭乗機までご案内します」程度の無意味なことしか言わないが、それでも国際線なのに日本語だけなのはどうかと思う。
機内食はこの距離なので2食出るが、そういう場合まずメインが出て、2食目が軽食程度のものというのが鉄則だと思っていた。ところがこの便では最初が軽食だった。
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左が1食目、右が2食目。
配られたメニューには、1食目と2食目の間に「Mid-flight Snack」と書かれていて、これは何なのかと思ったが、結局そんなものは登場しなかった。注文するとカップ麺でも出て来るのだろうか?
東京を深夜に出るとLAに着くのは夕刻。まだ明るいうちにサンフランシスコ上空を通過したが、残念ながら市街地が見えるのは反対側の席だった。

日本を発った時点で一旦11/1になっているが、アメリカで日付が戻るので引き続き10/31付けで文章を進める。

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LAのダウンタウンが見えて参りました。子供の頃よく来た街なので、懐かしい光景だ。

LAへはいつも非アメリカの航空会社利用なので、余所者集積の国際線ターミナルであるトムブラッドレーターミナルしか使ったことが無かった。加えてアジアからの到着が集中する時間帯(午前10時頃)にばかり到着するため、入国審査がえらく混雑し、しかも職員の態度がふざけていて12時になると行列を放置して全員休憩に入ってしまうため、入国まで数時間待たされるのが常だった。
そんな嫌な思い出のあるLAXだが、今回はデルタなのでデルタ専用ターミナルであるターミナル5に到着、そのターミナルにある審査場での入国となる。
国際線の到着便は今乗ってきた便の他に無いので審査場は空いているが、更に厳しくなった審査のお陰で流れが悪い。しかも、日本人客の比率が圧倒的であるにも拘らず審査官の配置を自国民用と外国人用に同数としているため、不公平感は凄まじい。尤も、アメリカ人が全て入国し終わるとそちらの審査官は遊ぶわけではなく、乗継便の時刻が迫っている順に外国人客をそちらに誘導して優先的に審査するという配慮はあった。
行列では日本人(日本語の若干の怪しさからすると日系人かも)職員が巡回し、入国書類の不備が無いかをチェックして助言していた。耳を欹てていると宿泊先住所の都市欄にDowntownと書いた人がいるらしく注意されていた。「ダウンタウンという都市は無い。ダウンタウンというのは下町という意味」と説明していたが、それも違うと思う…。
ここで知った事実。ESTA登録者は入国カード不要ということ。機内でもそんな話はなかったので自分含め殆どの人が無駄に記入して、この場で「なんだ、要らないのか」となっていた。渡航者に手間と金を掛けさせる極悪システムの、渡航者にとっての唯一のメリットと言えそうだ(であればきちんと告知して欲しいが)。つまり、ESTAがあれば記入するのは税関申告書だけで良い。
入国して、乗り継ぎ便の状況を確認しようと出発案内を見るが、どういうわけか乗るべき便が見当たらない。仮に欠航だったとしても、それならそうと書いてある筈で、何も無いというのはおかしい。しょうがないので自動チェックイン機で今一度チェックイン手続きをすることで状況を確認することにした。定刻通りであることを確認し、今度こそ搭乗券を「再」印刷。羽田でこれから乗る分も含めて発券されていたが、その時点ではここでの搭乗ゲートが表示されていなかったので、ここでの再印刷は無駄な行為ではない。
それにしても、何故出発案内に何も出ていなかったのだろう…。

出発まで2時間以上あって暇なので、夜だがバスターミナルにでも行ってバスでも見て過ごすことにした。
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外に出てLAXshuttle(無料巡回バス)を待つと、まず来たのが駐車場ロットC行き、続いてグリーンラインのアビエーション駅行き。バスターミナル行きを待つのはやめてグリーンライン駅に行くことにした。尚、後で調べてみるとシティバスターミナル行きは消滅しており、隣接するロットC行きのバスがその役割を兼ねているようだ。
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LAメトロは改札が無いので、ホームに上がって列車の写真でも撮ろうかと思ったのだが、無賃乗車の横行に業を煮やした当局によって自動改札が設置されてしまっていた。尤も、見ていると皆切符を出さずにそのまま進入しているので、まだ検札機能はオフにしているようだ。
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一方バスターミナルはバス路線集積が進んでいるようで、以前より賑やかになっていた。更に、サンタモニカ市営のビッグブルーバス、カルバーシティバス共に快速系統と専用塗装が登場しており、賑やかになった。とは言うものの、夜ではろくな写真が撮れないが。
暫くぶらぶらした後、LAXshuttleに乗って空港に戻る。
アメリカの空港の保安検査はやっぱり鬱陶しい。靴は脱がされるし、ベルトも問答無用で外すことを強要される(折角バックルの金属部が少ないベルトにして、保安検査で外さなくてもいいようにして来たのだが)。そして屈辱の全裸スキャナ。勿論検査官も客を扱う態度とは言えないし、気分がいいものではない。
そして搭乗であるが、定刻の40分以上前に搭乗を開始し、30分前にはほぼ全員ゲートを通ってしまう。ところが、ゲートを通った後実際に機内に入るまでが行列で、結局全員が着席する頃には出発時刻になっている。
アメリカの航空会社は例のテロで収益が悪化したことへの対策として、預入手荷物を有料にした。その結果多くの客が多くの荷物を預けずに機内に持ち込もうとした。しかしながら機内の収納スペースは限られているため、遅く行ったのではスペースが残っていない恐れがある。このため皆我先に搭乗しようとするようになった。すると、これをまた収益源と考えた航空会社は、優先搭乗権を売りに出すという阿漕な商売を始めた。
このようなことから、日本のように後ろから順に乗せるということをしないので、最初に乗った客が一番前の席で荷物を入れていて後の客が全然入れないというようなことが起こる。このため搭乗にえらく時間が掛かるのである。
海外から遊びに来た者としても迷惑な状態だが、一番の被害者はこのような状態になった飛行機を日常的に利用せねばならない米国民であろう。その意味で、米国民に末永く続く不便を囲わせることに成功したわけだから、ビンラディンは勝者なのかも知れない。
アメリカの国内線は同様に機内食も収益源にしたことで有名だが、ノンアルコールの飲み物は引き続き無料で種類も豊富。考えてみれば日本の国内線はとっくに機内食を廃止しているのだから、国内線と言いながら時間が掛かるだけで日本と変わることは無いわけだ。
健康志向の今時の日本ではあまりお目に掛かれなくなった塩味のトマトジュースを飲む。美味しいんだ、これが。
暇なのでパーソナルモニタのゲームで遊んでみるが、国際線と違い多くのゲームが有料で、クレジットカードを通すことを要求される。世知辛いな…。そんな中で無料なのがクイズだったので挑戦。英語力の問題以上にアメリカ人としての常識が問われるので、部外者にはさっぱり分からん。そんな中で、「1901年1月1日に始まったものは何か」という問題があって、選択肢を見たら「20世紀」というのがあって吹いたwww そしてそれが正解だった。
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2011年07月15日

台湾旅行3日目:やっぱり乗り鉄?

7時前に起きてシャワーを浴び、準備をして食堂へ。
朝食はビュッフェ形式かなとちょっと期待したのだが、こんな詰まらないものだった。10分で完食。
今日は平渓線に乗りに行く。平渓線は台鐵の東部幹線を東に行った三貂嶺から分岐して、東部幹線より南側を西に進む路線だ。従って、何を見てもこの路線へのアプローチは東部幹線が案内されている。
しかしながら、そういう路線形状だから、平渓線の終点附近は実は台北市街の南東とそれほど遠くない。そうであれば、そのあたりの捷運駅からここへ至るバス路線があるのではないかと旅行前に調査した結果、発見しました。台北客運1076。木柵駅から乗ることが出来る。
しかし、このバスが1時間に1本しかない。7:30から食事をしていると時間の余裕を持って9:45発か…と思っていたのだが、食事がさっさと済んでしまったから8:20が狙えそうだ。でも間に合わないかも知れない。余裕の行程のつもりが、予定より早く進んだために逆に焦ることに。
台北車站から板南線に乗り、忠孝復興で文山線に乗り換える。しかしこの駅は地下から高架への乗り換えなのでエスカレーターが長いのだが、ラッシュ時間帯なので混雑しており歩いて登れず時間が掛かる。焦っている際にこれでは心臓に悪い。そしてホームに辿り着くと物凄い行列で、今正に電車がいるのだが、小型車であることが災いしてとても乗り切れず、次を待つことに。
そうしてハラハラしながら木柵に到着し、大慌てで改札を抜け、周辺地図でバス停を確認して急行する。ところがバス停は道の反対側で、これを横断するための信号がとてつもなく長い。この信号で待たされている間にお目当てのバスが目の前を通過するという悲劇にならないかと不安で、本当に寿命が縮む思いであった。単に1時間ロスするだけでなく、捷運とバスの乗継割引が1時間以内という制限があるため、これが適用されなくなってしまうのも(金額自体は微々たる物だが)痛いのだ。まぁ、こんなことでいちいち神経すり減らしてたら到底生きていけないが…。
バスは(始発停留所の時刻しか分からないので推測だが)若干の遅れを伴ってやって来たため、無事に乗ることが出来た。
台北客運は今や首都客運の傘下になり、都心部では首都客運と同じ色をした新車ばかり走っているが、こちらは傘下入り前のピンク塗装の更に前のデザイン、如何にも古臭いバスだ(台北客運はピンク塗装になるまでが年式の割に車型自体も実に古臭かったが)。同じ社内でも郊外にボロを回すというのは万国共通だな。
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行先表示(というより区間表示)もLEDに改造されておらず板式で、別路線の板が車内に無造作に置かれていた。
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老街が有名らしい深坑を通り、山へ分け入る。文山線に乗っている時点で既に山がちな場所を通るが、バスに乗り換えると自然そのままの山がすぐだ。台北が広くはない盆地を無理矢理切り開いた都市だということが分かる場所とも言える。
峠を越えると平渓線の終点菁桐で、単純に平渓線に乗るだけならここで降りるべきだが、1駅先の平渓周辺が一応町並みが見所らしいので、そこまで乗る。平渓といえばこのバスの終点でもあるのだが、終点らしくない場所で他の客がみんな降り、見回してみると確かにそこが平渓駅の入口だったので、自分もそこで下車。

平渓は以前の平渓郷、台北県が新北市になってからは平渓区の区役所がある、沿線の中心地だ。しかし、実に小さい集落なので、それほど時間を掛けて見るほどのものではない。
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…まほろさんの劣化コピー?
まずは駅に行って時刻表を確認。もうすぐ下り(菁桐行)列車が来るので、それを見てから周囲を散策し、折り返しを再び撮影してから、次の列車に乗るべく菁桐まで徒歩移動というスケジュールにした。
平渓は区役所も存在するなど平渓線沿線の中心だが、集落の規模はごく小さい。名所案内に「古いポスト(日本の円筒形の旧型と同型)」なんてものが書かれているくらい、見所は多くない。菁桐への列車を見送り、その列車が隣駅で折り返して来るのを待つ間に全ての見物が済んでしまう。
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規模は小さいながらも、昔ながらの雰囲気を残す商店街がこの町の特徴的景観ではある。
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その中で一番大きなものは、八仙洞だろう。これは本堂の横に洞窟があり、この奥にも仏像が安置されている。尚、「本堂」は観音巌という名前である。ひょっとしたら互いに独立した寺院かも?
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洞窟なので電灯が用意されているが、電気が来ていない様子…。しかし殆ど屈曲も無くそれほど長い距離ではないため、問題なく歩くことが出来る。
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しかしこの洞窟、興醒めなのが、一番奥まで来たつもりが山の反対側に抜けてしまっていることである。シャッターで封鎖されてはいるが出入口もあり、しかもこちら側には車で乗りつけることも出来るという…。
しかし、電灯が点かないので、この反対側出入口からの光が拝観の助けになる面もあるが。
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また、この寺に隣接する崖の斜面には、太平洋戦争中の壕が多数残されている。
殆どはただの短い横穴だが、一部は中で横に延びて別の穴に繋がるなどしている。しかし、如何せん高さが低いために入ってうろつくのは面倒。子供の遊び場には丁度いいけど。

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折り返し列車を撮影(失敗したけどorz)し、次の列車を終点で捕まえるために、次の列車が来るまでに終点まで約2kmを歩く。ほぼ線路に沿って道路があるので簡単な行程だ。
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道中は道路と線路が同じ高さで遮る物無く並走している区間が多く、ここで列車を待ち受ければそれなりの写真になりそうだ。しかし、そんなことをしては旅程が更に1時間遅くなってしまう。
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そして、終点菁桐駅に到着。平渓と大して変わらない規模の町だが、列車に乗ってきた観光客は取り敢えず終点までという人が多いだろうから、1駅手前の平渓に比べて土産物店も多く、観光地化されている。
ここからちょっと歩いたところに、平渓線の建設目的でもあった炭鉱の遺跡があるようだが、これはパスした。
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駅にはその炭鉱からの積み出し設備も残っている。

さて、駅の窓口で次に降りる十分までの切符を所望する。すると、硬券が出て来た。これは意外。こんなものがあるとは。様式は自動券売機で売っているエドモンソン券と殆ど一緒でフォントが違う程度だから、日本のそれほどには有難味は感じられないが、珍しいものであることには違いない。
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写真左から、硬券、自動改札非対応(裏が白)自動券売機発行軟券、自動改札対応(裏が黒)自動券売機発行軟券。
平渓線に乗りに来る観光客の多くは線内一日乗車券を買うであろうから、こんな券の存在に気付かないだろう。1回途中下車の片道だけの旅程では一日券の元が取れないからこのように普通乗車券を買ったわけだが、それが意外な発見に繋がった。
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十分は観光資源も集中する沿線最大の町である。
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線路の両脇に商店街が形成され、店の前の道路と線路の間に柵も何も無いので、路面電車か、或いは東南アジアの都市部の線路脇のような独特な光景を呈しており、平渓線と言えば観光ガイドなどにはまずこの場所の写真が掲載されている。
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列車が来ない間を見計らって線路の中央でランタンを上げること(商売で、客が金を払うとイベントが発生する)が行われており、なかなか長閑だ。しかし僕が見ていた時は列車の発車直前にそれを始めてしまい、終わるか終わらないかというところで列車が来てしまい、警笛を鳴らされていたが…。

ここには現役の炭鉱兼博物館があるので、それを見学するべく線路沿いを東に歩く。地図を見ると500m程度東に行ってから、線路を離れて北へ2kmくらい山道を行かないといけないようでうんざりしていたのだが、実際に行ってみると最初の500mを歩いたところで博物館の麓側の建物があった。なんだ、ここまででいいのか。
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しかし、入ってみると人がいない。暫くうろうろしていると人が来たので、見学したいと言って200元で切符を買う。うーん、200元か…。台湾の物価に照らすとかなり高い入館料だな。
係員はビデオのスイッチを入れて、「これを見てろ」と言って消えてしまった。ビデオは紹介ビデオのようなきちんとしたものではなく、テレビ番組にここが採り上げられた際のものだった。暫くはこれを見ていたが纏まりの無い内容に嫌気が差してしまい、さてこの後一体どうすればいいのかと思っていると、送迎車がやって来た。これに乗って先ほど地図を見て嫌気が差していた山上の地区へ移動するらしい。
車で移動する道中、右側には鉱山鉄道の線路が垣間見える。これがこの博物館の最大の見所だ。
そして博物館本体に到着。入ると案内の女性が現れるが、こちらの中国語理解力の欠乏と、先方の説明の要領の悪さで、どうすればいいのかいまいち分からない。少しするとバスでやって来た団体客が現れ、彼らと一緒に鉱山列車に乗ることになった。
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鉱山列車に乗車出来るのはこの博物館の特徴ではあるが、残念ながら坑内は現役設備であるためにそちらへ向かうものではなく、地上区間の往復のみである。また、本来は架空線集電による電化鉄道だったのだが、車両が小型即ち架線高さが低いことが一般人を乗せるにあたって危険と判断したのか、バッテリー式に改められていた。尚、架線は一見引き続き張られたままであるように見えるが、どうもただのロープに張り替えてあるように見える…。
鉱山鉄道なので乗り心地など全く配慮していないから、団体客からは悲鳴とも歓喜とも取れる声が度々上がる。
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走行距離は2km弱だろうか。亜熱帯林の中をひたすら走り、風景の変化には乏しい。途中には動植物解説パネルらしきものが置かれているが、一旦停車などしないので読めない。何のために置いてあるのだろうか。
終点は一応駅になっていて、展示室のような建物もあるが、実際には一旦下車することも無く折り返す。ここは先ほど切符を買った麓の建物に比較的近く(但し高低差は相変わらず大きい)、どうもそもそもの姿は麓の建物からここまで来て列車に乗って山上地区へ移動するというものらしいが、どういうわけか現在のような状態になっているようだ。
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終点には機回し線があり、機関車を付け替えて戻る。

乗車した場所まで戻ると、団体さんの次のイベントは何かの体験教室らしく、その部屋へと移動する。一人残された自分はというと、先ほどの案内人にビデオ室に通され、案内ビデオ鑑賞となった。こちらは本当に案内用に制作されたものだ。中国語だが、台湾品質だから中国語字幕も入るので理解は簡単。
内容は、稀少な現役鉱山鉄道であるということと、その存在のために日本から鉄ヲタが押し寄せて来るという話が中心で、およそ一般人向けではなかったw
ビデオが終わると、もう団体さんはイベントを終了して立ち去っており、ただ一人残された客となってしまった。先ほどの案内人が再びやって来て、付きっ切りで展示室を一通り案内してくれた。中国語苦手だと言ったら英語でやってくれたので助かった。
炭鉱の概要を紹介する展示室。海外の炭鉱として夕張炭鉱も紹介されていた。
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鉱夫が坑内に入る際の装備品。酸素吸入器など。いまいち古臭く(品物そのものばかりでなく、放置感が漂っている)、また見学コース上に無防備に並べられている様子からして、現役の品とは思えないのだが…
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擬似坑道。本物に入ることは出来ないのでこれで我慢するしかないが、実に味気ない。
味気ないが、屋外にトタン板で造られているので中が非常に暑い。この暑さこそが疑似体験なのだろうか…。
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そして、入ることの出来ない本物の坑道入口。うーん、見てみたい…
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園内には、使われなくなった側線や貨車が放置され、一部はそれを活用してオブジェになっている。
見学を終わり、また送迎車で下まで送って貰い終了。

ここから線路沿いに更に1km程度東に歩くと十分瀑布があるが、こちらも有料であることとそれほどのんびりしている暇もないこと、ひょっとしたら立地的に車内から見えるかも知れないと思ったことでパスし、時刻を確認すると程なく次の列車が来るところだったので真っ直ぐ駅へ。
しかし、残念ながら車内からの視界はしっかり遮られていた。
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写真左手が十分瀑布の入口。
十分瀑布は十分駅と隣の大華駅の中間に位置し、どちらかと言えば若干大華に近いような感じもする。ところが大華からは真っ直ぐ十分瀑布に至る道が無い。このため、大華駅には「線路を歩くな。十分瀑布へは十分で降りろ」という掲示があった。
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平渓線と宜蘭線の分岐駅三貂嶺は山深い渓谷であり周囲に何も無い、分岐駅としては非常に寂しい駅だ。このため、平渓線の列車も当駅を始発終着とするものは皆無で、乗車した列車もこの先八堵まで足を伸ばす。
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八堵は台北側から見て縦貫線と宜蘭線の分岐駅で、千葉駅ほどではないがホームのある箇所で既に両者の離間が始まっている。このため両線のホームが完全分離されているので、台北方面に行こうとする場合、宜蘭線と縦貫線のどちらのホームに次の列車が来るか、両方の発車案内板を見て確認しないといけない。
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やって来た列車は新型の700型。
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若干硬めだが椅子はモケット張りでセミクロスシート。ビニールレザーのロングシートである従来車に比べて格段に良くなっている。扉上には次駅案内表示装置も完備。

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松山で下車。近年地下になった駅だが、天井も高く実に立派な駅だ。しかし利用客がそれほどいないせいもあり、どうも寒々としている。
駅を出てみると大雨になっていた。3日間全てこういう天候とはorzorzorz
お土産を物色して帰国したいが、資金が心許ないので1000円くらい両替しようと銀行を探す。駅の地図を見るとあちこちに銀行マークがあるので、一番近いところへ行ってみるが…見当たらないorz 仕方なく別の方面を探し、見つけた銀行に入って両替してくれと言うと拒絶された。うーむ、銀行なら何でもいいわけではないらしい。次の銀行も駄目。3軒目でやっと両替して貰えた。その店を出てから確認すると、「外国通貨両替取扱(中国語オリジナルの表記は失念)」という意味の看板が出ていた。あー、日本と一緒でこの表示を確認してから入らないと駄目なのね…。
結局たかが両替で1時間近くロスしてしまった。

「自助氷」という看板が目に入った。カキ氷なら面白いけど、まさか…多分持ち帰り用のただの氷の自動販売機か何かだろう…と思いながらも一応見に行くと、まさかのカキ氷屋だった。
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容器を受け取って自分で具を好きに選んで入れ、残りのスペースにカキ氷を入れて貰うというもの。容器1杯幾らという料金体系。
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ここで、調子に乗って色々な具を沢山入れてしまったが、これが失敗。氷が入る余地が小さくなって常温の具が全く冷えず、氷を食べに来たのに生温い各種甘味を食べているだけになってしまった。ほどほどにしましょう。
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近くには慈祐宮という立派な寺院があるので拝観。
中には、東日本大震災に対する義捐金へのお礼のポスターが貼ってあった。
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台湾の方々の暖かい志と、被災地の力強い意志を改めて感じることが出来、感動した。
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ここの寺は奥の方が寺院にしては高層建築になっており、5階まである。
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十干十二支の60年周期の守り神の像を一堂に並べた部屋があり、思わず自分の年を探してしまう。ただの十二支ならあまり気に留めないのだが(汗
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中国語で観光客のことは「遊客」と言うが、ここでは「香客」という表示があった。観光でやって来るとは無礼、参拝客という意味だ。こちらのお寺では線香を焚いてお祈りをするのが流儀、だから香る客。なるほど。
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展望施設では断じてないのだが、一応眺めもいい。

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さて、旅行の最終ミッションのお土産物色だが、夜市も開催されるそれなりの繁華街だというのに、目当てであるお菓子を売っている店が全く見当たらない。散々歩き回って漸く小さな個人商店を見付け、選択肢は少なかったがそこで何点か購入。本当はスーパーマーケットの方が安くて品揃えも多いからいいのだけど…。

そして、旅行の最後に今一度マンゴー氷を食べようと店に入り、今までより高い品物に最後だからとアタック。
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高いが分量も相当あり、それでも体積あたりでは他に比べるとまだ割高だとは思うが、美味しいし日本より格安であることには変わりない。
さて、こんな寄り道をしていたら、40分に1本しかない空港行きのバスが行ってしまった。
次を待つくらいなら歩いた方が早いのではないかと思い歩き出すが、思いの外遠い。30分くらいで着くと思っていたのに、途中から一部走っても45分。空港到着が飛行機出発の1時間前を切ってしまった。焦った焦った。
これで、福岡、石垣、カトマンズ、ポカラに続き、空港市内間徒歩連絡達成:p
チェックインではデルタのマイルを登録して貰うために会員番号を係員に伝えるが、何度説明しても相手は自分が日航便扱いでJALマイルを付けようとしていると誤解するので、なかなか苦労した。
機内では中華航空の隠れたサービス品であるトランプを要求。ところが、通りかかった客室乗務員に2回言っても持って来ないので、堪り兼ねて生まれて初めて呼び出しボタンを行使。漸く忘れていたことに気付いたようで、お詫びの意味なのか2組持って来た。この2組、なんと柄が違う。1組手に入れれば済むものではないらしい。
羽田からの出国が初めてなら入国も初めてだ。入国審査を抜けるとその後ろがすぐに手荷物受取所という珍しい構造で、通常なら階段等で隔離されている施設が直結しているために面食らう。

帰りは、京急+都営で市ヶ谷まで590円…と思って券売機で切符を買おうとしたら590円が無い。あれ?と思って運賃表を確認すると550円だった。そうか、国際線からだと距離が短いから京急区間が1区間安くなるのか…。
23:59 | Comment(0) | 旅行

2011年07月14日

台湾旅行2日目:集集線乗り鉄

バスの前方にはLED表示器が付いている。これを使って次の停留所の案内をするのだが、それに加えて「○番座席の人は降りろ」という案内まで流れる。なんと親切なんだ。尤も、肝心のその表示が一部の停留所で機能してなかったような気がするが…。

台南なんてそう遠くはないので、4時過ぎに着いてしまった。眠いし暇だ。
うろついてみるが駅はまだ開いてないし、営業しているのもバスの待合所とコンビニだけ。結局1時間くらいバス待合所で居眠り。ここはこれから乗る客のための施設だから、煙たがられたかも知れないが…。

本日の取り敢えずの目的は、最近災害不通から復旧した集集線乗車。復旧記念で無料になっているのだ。勿論、そこまでの交通費の方が高くつくという本末転倒な状態だが、こじ付けでも何か動機付けをしないと一生行かずに終わってしまいそうだし、宿代浮かすために夜行バスに乗ると嫌でも遠くに行ってしまうし。まぁ、夜行バスと雖も距離が短くてすぐ着いてしまうから、睡眠時間を確保するために往復乗るという手もあるが…。
集集線に乗るには台南でも南過ぎるのだが、夜行バスでここまで来たのもそのため。これより北の都市では台北から近過ぎて夜行バスは走っていない。
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5時半頃に駅に行くと流石に開いていたので、洗面所で洗面やら歯磨きやら。洗面所はトイレと違ってオープンなのだが、夜中はご丁寧に水道を止めて使えないようにしていたのだった。
自動券売機では近距離切符を売っているが、集集線の分岐駅二水は遠過ぎて売ってないので、窓口で購入。台北から乗ってきたバスの1/3の距離なのに161元。高い…。まぁバスが安過ぎるのだが。
台湾の古都である台南にはるばる来ておきながら全く観光しないばかりでなく、乗り鉄観点からも高鐵台南駅までの接続路線である沙崙線を乗り潰しておかないことは後々禍根を残しそうではあるが、これはこれでまたいつか、じっくり台南観光をする時にしよう。

行き当たりばったり旅行と言ったが、最低限の時刻表調査は行っている。ここ台南から二水まで始発で行くとどうなるかという点も調査項目の1つ。台南5:47→斗六7:25/7:28→二水7:45という乗継だ。
ところが、台鐵御自慢の遅れを正確に表示する案内板にて「遅れ4分」と。早速か…。
台鐵の鈍行である「區間車」は、台北近郊を走っている新車以外ほぼ全てロングシートで実に味気ない。

鈍行列車に乗ってのんびり車窓を眺めるのは勿論悪くはないのだが、特に書くような話も無い。

列車は遅れを引き摺ったまま斗六に到着。しかし接続する筈の列車はこちらをほんの1分も待たずに発車してしまっていた。平気で遅れる癖にこういうところの配慮は無いのか…。お陰で40分待ちであるorz 多分制度上途中下車も出来ないので何も無い改札内でうろうろしているしかない…。
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待っている途中で自強號が来たので、珍しい列車ではないが暇だから撮影でもするかと反対側ホームへ行き撮影。すると、ホームにいた人に「新竹に行く列車はどれだ」と訊かれた。ぉぃぉぃ、わざわざ外国人に訊くなよ…。その人の切符を見ると今正に向かいのホームで停車している自強號ではないか。「あれだ」と言うと大急ぎで飛んで行った。間に合うかどうかこっちまでハラハラしてしまった。

やっとやって来た次の區間車で二水に移動。

二水で集集線の時刻表を見ると、次は1時間以上後。たった1分のマイナス接続のお陰で斗六で40分、こちらで70分のロスだ。全く酷いものだ。
集集線は無料運行中だが、単に改札を開放しているわけではなく、事前に窓口で乗車票を受け取らねばならない。これがここ二水だけでなく遠くは台中等でも配布しており、しかも1列車あたり400枚と発行枚数の上限が定められている。充分な枚数に見えるものの、上限がわざわざ設定されていると、それに抵触する恐れがあるのかと思ってしまい、実際に受け取るまでは緊張する。
窓口で乗車票を所望すると、予め印刷されて綴ってある立派な乗車票に列車番号の判子が押されて渡された。…これで本当に複数駅での発行枚数を管理しているんだろうか?

1時間以上待たされるというのは物凄いロスではあるが、朝食に丁度いい時間が出来たとも言える。駅前で食事場所を探しつつ散策。
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二水は人口約1万6千人の郷(市鎮郷の順なので日本で言えば村に近いが、日本の村より人口が多い所も多い)で、日本であれば郊外のショッピングセンターに客を取られて駅前はゴーストタウンになっていそうなものだが、こちらは活気に満ちている。日本ほど自家用車が普及していないためだろうか。

スーパーマーケットがあったのでちょっと覗いてみるが、まだ旅行の半分も終わっていないうちにお土産を買うと重くてしょうがないので、あまり真面目には物色せず。
入口にチラシが置いてあったので、こちらの販促戦略は如何なものかと調べるために1枚頂戴する。うーん、日本に比べると地味なチラシだな。全国的にこうなのか、それとも田舎だからなのか…。
日本に比べて劇的に安いものもあるが、中には高いものもあり油断はならないようだ。

食堂を物色したが、結局「冷氣開放(冷房中)」の文字に惹かれて駅前の自助餐へ。
自助餐とはカフェテリア方式で、大皿若しくはお盆に載せた複数枚の皿に自分で料理を盛り付けて最後に会計をする方式。なのだが、どの料理が幾らなのか、はたまた大皿1皿で一律の金額なのか、何も書いておらずシステムが分かり辛いのが難点。そこで、入店して「この店のシステムはどうなっているのか」と訊いてみようとしたのだが…、言葉が上手く出て来ず、伝わらないorz
しかし、見回してみるとショーケースに料理が全然準備されておらず、今すぐ食べさせてくれそうな雰囲気には見えない。これは頑張って訊いてみるまでも無いか…と思い、逃亡。

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結局、別の屋台でこんな麺を食べました。20元。

駅に行くと…
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げげっ、幼稚園の遠足ですか…。こりゃ車内が阿鼻叫喚になりそうだ…
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二水は大きな駅ではないので、集集線の列車はより北方の彰化なり台中から直通するものが殆どだ。これから乗ろうとする列車も台中始発で、既にかなりの立席も出る混雑振りである。平日だというのに…。
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通票閉塞のようです。
台鐵のディーゼルカーは半室運転台なので客室や座席が最前部まで到達しており、かぶりつきには最高である。しかし、若干ややこしい構造になっていて、最前部扉のすぐ前側の扉位置から見て右側にトイレがあり、その更に前方左側に運転台がある。通路自体はほぼ真っ直ぐではあるが、客室がクランク状になっている。
かぶりつきには最高と言っても混んでいるため、座席は勿論のこと立席ですら最前部を確保することは出来なかったが。
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観光路線であることを意識してか、線路脇は綺麗に整備してある。

濁水で行き違い。停車時間もあったし通票交換の場面でも見てみたかったが、混んでいてとても車外に出られる状態ではなかった…。
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濁水を出ると、右手に廃線跡のようなものが見える。これは何なんだろうか。
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濁水と龍泉の間は、並木を隔てて道路が並行している、集集線の写真としてよく見るシーン。
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龍泉の手前で線路が左に分岐。貨物線だろうか。踏切部分は分岐線の更に左側にも何条かのレールが…。
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集集駅は開業当時からではないものの、かなり古い駅舎が今に至るまで使われている。そして駅周辺は散策スポットということになっているようだが、途中下車すると1時間消費することになる。するとしても復路だが、どうしようかなぁ。
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水里。日月潭へはここでバスに乗り換え。
以前の旅行で、日月潭からバスでここまで来て、集集線に乗り換えようと思ったのだが、バスが遅れて乗れなかったことがあった。今回は8年越しのリベンジということになる。尤も、その際の乗継が成功していたとしても、ここから終点までの1駅を残すことになって後味が悪かった筈だが。

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そして終点の車埕。
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さっさと折り返そうかと思ったが、それなりに散策するところがありそうなので、1本落とすことにする。しかし凄い人の数だ…。
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元々集集線は駅の先に見える明潭ダムや発電所建設のための資材運搬のために建設され、その後はサトウキビ列車となり、その後には林鉄の役割を担うという、時代によって役割が変遷してきた鉄道だ。現在の車埕は貨物輸送として最後の役割であった木材運搬関連、つまり製材所が復元展示されている。
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また、広大な構内には使われなくなった機関車や貨車が無造作に展示(放置?)されている。

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竹馬の変種がありました。
日本の竹馬すら乗れないので、全然立てなかった…。
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いや、乗り方のコツを書いて頂いてもね…言われたとおりに体が動けば苦労しませんよorz

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その先は製材所の復元展示館である。

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貯木池から製材所まで材木を運ぶ鉄道の復元。あくまでレールだけで車両は存在しないが。軌間何mmだろうか。
踏切まである。短距離ながら割と本格的な鉄道だったようだ。

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貯木池と、その向こうに見えるダム。
ダムの上まで行けば眺めが良さそうだが、残念ながら登れないようだった。
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ダム拡大。ロックフィルダムです。

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何故か台北市ナンバーのパトカー。
ところで、台湾のナンバープレートは、地名が直轄市・離島県・「台湾省」という区分しかなく、大部分が台湾省ナンバーだった。ところが昨年、直轄市が2つから5つに増えた。これでナンバープレートの地名が増えたのか?と期待していたのだが、それより前に地名自体を表記しなくなり、新しいナンバープレートはのっぺらぼうになっていたのだった…。
元々英数字だけで一意に決まる番号体系で、地名はただのおまけ。そこへ、「台北市」ナンバーはブランド物ということで盗難が相次ぎ、地名表記の廃止に繋がったらしい。
しかし、この桁数じゃすぐに足りなくなりそうだ。日本と違ってナンバープレートは使い回すのだろうか。香港などは人気番号を高値で売るのが有名だから、逆に言うと使い回しているということだが。

土産物屋さんのとある商品。
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片仮名の「ケ」に見えるんだが…?

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こちらは観光地化されていない昔からの集落。食堂ならこちらにもある。

登り切ったところには三元宮。
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野外コンサート場みたいな外見だが、きちんとした寺院だ。台湾の寺院は歴史的建造物は少ないものの、どこも仏像が綺麗に祀られているしオープンであり、日本より信仰が生きている感じがする。

ダムの真下に行っても登ることは出来なかったが、こちらからダム天端方面への遊歩道があった。

途中から駅周辺一帯を見下ろすことが出来る。
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これで列車が来ていれば風景として完璧なんだが、そんなことをしたら更に1時間待ちになってしまう…。
いや、写真撮ってから頑張って駆け下りれば間に合うかも知れないけどね、無駄に汗かきたくないし…。

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そしてダムに着いたが、入れない様子。日本とは事情が違うようだ。
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しょうがないのでダム湖だけ撮影。

これで散策を終え、駅に戻って乗車。帰りは座席を確保。
こちらで散策の時間を使ったことと、折角確保した座席が惜しいこともあり、集集での途中下車はしないことに。
この後どうするかろくに考えていなかったが、鹿港に行ってみようと思いついた。鹿港へは彰化からバスとガイドブックにあるので、それに従うことにする。少し南の員林からでもバスがありそうな気がするが、員林は曲がりなりにも降り立ったことがある町なので、散策も兼ねて彰化に行ってみよう。
列車は無料の集集線から有料の西部幹線に乗り入れて台中まで行く。そうすると西部幹線内で降りる場合は下車駅で集集線の乗車票を見せて精算かな…と思っていると、西部幹線に入ってから車掌が回って来たので車内精算。こうなると目的地を発音しないといけないので通じるかちょっと冷や汗。見た目は日本のハンディターミナルと同様の機械から同様のレシートっぽい車補が発行されたが、印字面は無地で裏に地紋が入るという変わった仕様。地紋って印字内容改竄防止のためにあるんじゃないのか?

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彰化の駅名標。海線と山線の分岐駅なのでこのような体裁。
また、黄緑帯が入るデザインもあまり見ないものだが、試行品なのか、それとも極遅いペースでこれに置換されている最中なのか。
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ガイドブックでは軒並み無視されている彰化だが、鉄道が通るまでは台中は大した町ではなく、彰化が中部の中心都市だったらしい。そうした嘗ては重要な位置を占めた歴史を反映してか、手持ちの道路地図にも寺院がちらほら描かれている。適当にぶらついて幾つか寺院を拝観してから鹿港に行こう。

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定光古仏廟。国家三級古蹟とあるが、三級とはどの程度の格なのだろうか?
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御本尊。台湾はこのように仏像の前に透明アクリル板置いて遮蔽し、しかしながら御尊顔の部分だけは丸く刳り抜いている場合が多い。
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彰化市公所(市役所)。だから何だって言われると困るけど…。

無計画に散策しているものの、地図に一番大きく書いてある孔子廟は見ておきたい…と思い、地図を広げて場所を探す。よりによってそんなことをしていたのが警察署の前だったので、警官から「どこへ行くんだ」と声を掛けられて教えて貰うことに。

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孔子廟へ行く途中の元清観。
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建築の装飾が極彩色で且つ細かく造り込まれているのも台湾の寺院の特徴。
…なんて偉そうなことを言ってみたけど、前回来た時に折角台湾建築史の本を買ったのに未だに読んでないことを思い出した(死)

孔子廟に入る前に、喉が渇いて死にそう(水はあるのだが、水ばかりひたすら飲んでいても一向に渇きが治まらない…)なので、またカキ氷を探す。
で、メニューにマンゴー氷と書いてある店があったので注文してみると、マンゴーの実を刻んだものと普通の氷をミキサーに入れてシャーベット状にしたものが出て来た。カキ氷とは明らかに違うが、シャーベットでもない…。これはどう呼ぶべきものなんだ。
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ファストフードの飲み物のような紙コップに入れて出て来たが、渡される前に御丁寧にコップの口を機械で封印。持ち帰るなんて一言も言ってないんだけど…。そしてこの封印が実に開け辛かったorz
でも、ものは美味しかった。

そして孔子廟。
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祀られているのは仏像ではなく位牌。博物館に行っても書はスルーしてしまう駄目人間なので、これも同じく面白くない…。建築を見なければ。
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開化寺。一番奥の屋根に聳える仏像が印象的。
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トイレの絵まで凝っている。

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開化寺の近くには小振りのロータリーがある。たかが三叉路を何故わざわざロータリーにしたのだろうか。
そして駅前に戻り、バスターミナルからバスで鹿港へ…行く前に、お昼をとっくに過ぎているので一応昼食。
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大体どこの食堂にもある最安価メニュー、魯肉飯。大きさも普通の茶碗だから、全く腹の足しになる感じではない。
何故これっぽっちにしたかというと、喉が渇いて気分は引き続きカキ氷モードだったため…。

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バスターミナルには自動券売機が置かれていた。何となく台鐵のに似てるんですが…中古だろうか?
単純に鹿港の切符を買いたいのだが、経由別にボタンが分かれている。一番頻繁にやって来る系統はどれだ…と探し回ると、結局何も考えずに経由地の書いてない「鹿港」のボタンを押すべきなのだった。
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出て来た切符は先ほどの台鐵の車補と同様レシートっぽいぺらぺらのもので、地紋が裏。「左上をちぎれ」と書いてあるが、乗る前にちぎったら無効になりそうだし、乗ったら切符丸ごと回収されちゃったし、意味が分からない。
バスを待っていると突然豪雨になった。今日もそういう天気かよ…。

雨のバス車内からではろくな写真が取れないこともあり、うとうとしてしまう。

終点まで行けばいいのかなと思っていると、突然車窓に「鹿港車站」の看板が現れた。その昔サトウキビ鉄道(台灣糖業鐵路)が走っていた頃の駅舎が保存されているのだ。あれ、ここで降りるべきだったのか?
慌ててガイドブックを開いて現在地を同定するも、どこまで行けば最適なのかなかなか判断が出来ず、バスターミナル手前の市街地の真ん中あたりで下車。
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ガイドブックによると、散策すべき市街地は南北に細長い。そして、帰りに乗るべきバスの情報の得易さを考えると、またここまで戻ってくる必要がある。となると、ここで下車したのは歩行距離を無駄に延ばすことになるが、仕方ない。

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まずは南半分から散策しよう。案内に書いてある九曲巷とはこれかな?

引き続き雨が降っているので鬱陶しいが、それ以上に舗装のレンガの表面がツルツルで実に滑り易く危ない。まぁ、自分の靴もボロボロで裏が研磨されているせいもあるが…。
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路地にせり出すように寺院があるのが面白い。
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鳳山寺。本堂の真ん前を道路が横切るが、その後ろにはきちんと参道がある。
説明看板があり、建築様式について書かれていたが、用語が理解出来ないorz やっぱり前回買った建築書を読んで勉強しないと…。

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龍山寺。こちらは境内が広い。
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中では団体さんがガイドの説明を受けながら見学していたので、コバンザメになって知見を得る機会だが…中国語の聞き取り能力が圧倒的に不足…orz
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境内には樹齢約210年という榕樹(ガジュマル)が左右1対になって植えられている。

寺を出たところでカキ氷屋を見つけたのでまた食べる。
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今度は正真正銘のマンゴーカキ氷。美味しかった。

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足を滑らせながら文武廟などを見学。

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そして、バスを降り損ねた鹿港車站に戻ってきた。何故ドラえもんなのか謎だが。
広い構内は(恐らく)そのまま駐車場に化けている。また、Google Mapで見てみたら彰化までの廃線跡はほぼ全て道路になっていた。
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駅舎裏には機関車が保存されている。
因みにこの駅とここから延びる線路は、ここから彰化を経由して線西までの「線西-彰化-鹿港線」の駅であり、ここから員林までを結ぶ「鹿港線」の駅は別にあったような雰囲気だが、ざっと調べてみてもよく分からず。
駅舎内に入るとそこは観光案内所になっており、立派な観光案内を頂戴した。やはり散策はここを起点にするべきだったようだ。

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辜顯榮邸を利用したという鹿港歴史民族博物館。閉館時刻の17時を過ぎてしまったので見学出来なかったが、あまり見物項目を増やすと疲れてしまうので有料であることもありここはどうしようか迷っていたところ、悩む必要がなくなったので却って良かった。
とは言うものの、なかなか立派なお屋敷。展示物よりも邸宅拝見のつもりで見学してみたくなってしまった。

バスを降りた辺りに戻り、今度は北半分の散策。
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北側の西側、つまり民權路以北且つ中山路以西のエリアは「古街保存區」と地図に書いてあり、実際に町並みも古いまま保たれている。

観光案内図を見ると沖縄名物石敢當があるらしいのだが、発見出来ずorz
そもそも沖縄名物というのは日本人故の感覚で、発祥は中国なのだから、台湾に存在する方が本家に近いことになる。そうであればいちいち存在に言及するのも馬鹿らしくなるくらいに点在していて良さそうなものだが、観光案内図にわざわざ書いてあるということはそれなりに稀少な物件ということなのだろう。
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…と言いながら、案内図と全く別の場所で石敢當を発見。これは大きさこそ大きいが、意匠は沖縄でよく見かけるオーソドックスなものだ。ということは、案内図にあった物件は名所になるくらい洒落ていたのだろうか。見落としたのが悔やまれる。

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南靖宮。

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新祖宮。門の上の龍の髭の造形が見事。

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北側随一の寺院である天后宮。いちいち言うのも馬鹿らしいが、巨大なLED表示器が日本人の目に俗っぽい印象を与える。
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内部も複雑に入り組んでいてその辺の寺院とは別格の見応えなので、写真を何点か並べておきます。

大体見終わり、日もそろそろ落ちる頃なので、鹿港を離脱するバスを探す。
今夜は台北に戻って泊まる予定だが、台北直行のバスは350元、台中行きは94元。台中台北間はダンピング合戦でかなり安くなっている筈だから、200元くらいで行けるだろう。と考えて台中行きに乗ることにする。台中行きは中鹿客運と彰化客運が運行しているが、後者は彰化経由で時間が掛かりそうな上に1元高い。一方前者は和欣客運との連名なので、ひょっとしたら豪華バスに乗れるのではないか?と期待して切符を購入。
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ところが、やって来たのはまさかのマイクロバスだった…。
後で調べてみると、中鹿客運というのはこの路線専門の会社で、保有車両もマイクロバスだけ。日本語のマニアサイトでも充分調べられるくらいの「常識」だったことに愕然としてしまう。
来たバスはマニア席たる助手席に客が乗っていたので、そこに乗ろうとしたら怒られた。助手席は満席の際の最後の席ということのようだ。残念。
マニア席を狙おうとはしたものの、そもそも日が暮れる時間帯で景色はろくなものではないし、眠いので殆ど寝てしまった。
このバスの終点は台中後火車站(台中駅裏口)だが、前回別の高速バスでここで降りた際に表に回るのにえらく遠回りさせられた気がするので、駅の表側附近でどこか停まらないかと思っていると、終点1つ手前の第一廣場が殆ど駅前だったのでここで下車。

確か台中はICカードを持っていると市内バスが無料になるキャンペーンをやっていた筈だが、いまいち確証が持てないので駅前のバスターミナルまで行って掲示を探す。
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あったあった。記憶違いではなかったようだ。
台中では目下捷運の整備が進められているが、現状では公共交通機関の利用率が著しく低いため、まずはバス利用を促進して公共交通機関を使う習慣を定着させてから捷運開業に繋げたいという思惑らしい。
キャンペーンの名称「愛上巴士(バスに乗るのが好き)」は「i384」との語呂合わせで、まさか語呂が合うように数字を後付けで設定したわけではあるまいが、iはICカード、3は路線番号が300以下(番号が大きいほど郊外路線→長距離路線となるので、市内路線に限定する意味)、8は乗車距離8km以内、4は現在台湾で使われている交通ICカード4種類(なんとETCカードが含まれる)という意味で、この条件を満たすと無料になる。因みに「愛上巴士」の発音はai(4)shang(4)ba(1)shi(4)、「i384」は、iは措くとしてsan(1)ba(1)si(4)。語呂合わせなのに結構違うな…。
先ほど乗って来たバスは台中交流道(IC)で高速を降りてから台中市街を縦断して駅までやって来るわけだが、そうと分かっていれば小型で窮屈なバスは交流道を出てすぐの朝馬で捨てて、一般路線バスに乗っても良かったのだが…。
適当にバスに乗り、適当なところまで行ってまた戻って来ようと考えるものの、台中は土地勘が無いのでとんでもないところに連れて行かれて戻るバスが分からなくなっては大変。駅と交流道を結ぶ中正路〜台中港路が台中のメインストリートで、この道路沿いに新光三越やそごうがあることだけは分かっている。来たバスがそちら方面だったら乗ろうと思っていると、経由地を書いた貼り紙に「SOGO」とあったので乗車。
さて乗ったはいいが、どこまで行くか。百貨店で食事というのもいまいち味気ないしブルジョワだ。やっぱり屋台がいいなぁと思いながら車窓を眺めていると、交差する中華路が屋台村(夜市)になっていた。よしここにしようと次のバス停で下車し、中華路まで戻る。
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今日は昼食をまともに食べていないので、2軒はしごしてこれだけ食べました。美味しかった。
因みにテーブルにはラー油のようなものがあり、辛いのは大好きなので試してみたが、辛いというよりしょっぱい。これは好きになれないし健康にも悪い。どこの屋台でも大抵これ。ラー油は安物で間に合わせているのだろうか。

食事を終えてまた無料バスに乗って駅まで行き、駅前の統聨客運のバスターミナルへ。
台北までは170元だった。狙い通り安く行くことが出来る。
次のバスは21:00の筈で、切符もその時刻に指定されているが、やって来るのが遅れに遅れ、乗車したのは21:25だった。始発なのに何故これほど遅れるのだろうか。
やって来たバスは当然3列シート。どうせ真っ暗だし、眠いのでまた寝てしまう。

2時間ほどで台北轉運站に到着。昨夜ここを出発してから丁度24時間で戻って来たことになる。

さて、もう日付も変わろうとしているが、これから宿泊先を探すという難題が待ち構えている。
台北車站の北側には安宿が多いという話なので片っ端から当たってみようと思うが、幾ら安くしたいと言っても亜熱帯故冷房だけは欲しいところ。トイレも洋式であって欲しい。
しかし事前にネットで調べたところ安宿と言っても1000元程度はするものらしく、なかなか台北の宿事情は良くない。果たしてどうなるか…と歩いてみると、まず出て来たのがこれ。
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夜に撮り忘れたので翌朝の写真だが、夜だと妖しいネオンが光って雰囲気満点。どう見てもラブホテルです。まぁ、台湾の場合はラブホテルと普通のホテルを兼ねたようなホテルが多いらしいが。
まぁラブホテルでも何でも、泊まれればいいので取り敢えず値段を聞いてみると、1400元だと。うーん、ちょっと高いな。
でも、部屋が良ければ費用対効果としては良いという判断も可能だ。そこで部屋を見せてくれと頼むと、駄目だと言う。流石に部屋も見ずに宿泊の判断は出来ないが、時間も時間だし他を探す面倒もしたくないという気もある。さてどうしたものかと逡巡していると、結局部屋の下見に連れて行かれた。

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うん、まぁいいかね。綺麗だし。
部屋とバスルームの仕切りが壁じゃなくてガラスというのが如何にも…だが、一人だから関係無い。風呂桶が無くシャワーのみだが、元々風呂嫌いでシャワーで済ませる方だからこれも問題無い。
LANケーブルまで来てる。ここへ来てノートパソコンを忘れて来たことが悔やまれる結果に。
お茶も用意されており、サービスは日本のホテルと同じような感じだ。
因みに朝食が付くそうだが、7:30からと遅い。明朝は電車が動き出すくらいに早く出立しようと思っていたのだが…。
23:59 | Comment(0) | 旅行

2011年07月13日

台湾旅行1日目:観光?乗り鉄?

休日シフトで木金が休みになっているところへ、何故か水曜日が休暇取得促進日になったこの「週末」。

JR東日本パスで乗り鉄しようかとも思ったが、モタモタしていたら下り始発のはやての窓側が満席になってしまった。それに、震災の損害が経常利益の1/3と「微々たるもの」なのに早速公的支援を要求するという図々しさに改めて不愉快になったので、こんな会社を無駄に儲けさせることは無いと思い撤回。

で、どこか海外行きたいなぁと。
しかし高々3日間では、消化不良にならないようにするには移動時間のロスが小さい近場にしないといけない。韓国なんか行ったことないから有力候補だが、字が読めないのはきつい。中国なんて何されるか分かったものじゃない。ということでやっぱり台湾。間接的な東北復興支援という屁理屈をつけて。

飛行機が意外に高い気がしたが、こんなものだろうか。あちこち探した結果、羽田発着で39650円があったのでそれにした。成田発着の方が多少安いのがあったが、羽田の方が当然楽で空港までが安い上、ダイヤがいいので現地滞在時間が長いので、プラス数千円の価値はあるだろう。中華航空の、頑張れば日帰りで台北旅行が出来る奴である。
台湾は何度か行っているが、中華航空しか乗ったことがない。一度エバー航空にでも乗ってみたいと思ったのだが、そちらは運賃は悪くはなかったのだがダイヤが良くなかった上、悩んでるうちに満席になってしまった。

今回はかなり思い付きで旅行を決めた上、現地で特に明確な目的があるわけではない。とても海外旅行とは思えない行き当たりばったり旅行だ。宿も全然考えてない。そういうわけで、「非効率があっても泣かない」ことだけを肝に銘じた。

飛行機は7:10発なので、7時台ということで比較的のんびりしたイメージがあったが、6:50あたりが主流の国内線の始発と大して変わらない上、そもそも国際線だから手続きが多い。ということでやっぱり初電コース。羽田国際化に合わせて品川5:15発の快特が出現したので、本当に市ヶ谷を始発で出てロス無く空港に行けるダイヤになった。まぁ、従来通り5:26発でも時間的には充分なのだが…。
ということでかなり早く空港に着いたつもりなのだが、チェックインカウンターは既にかなりの行列になっていた。モノレール客に先を越されたか、それとも「夜行」バスか、はたまた前泊か…。一方で自動チェックイン機はガラガラだったが、旅行代理店発行のチケットだから無理だろうと思って最初から諦めてしまった。一応調べるだけ調べれば良かったな。Webチェックインの可否共々。
事前座席指定も無い切符だったのだが、20分待たされた結果は残念ながら通路側。それでも中央席でなかっただけマシだが。

さて、セキュリティチェックでノートパソコンは別にしておかないといけないのでリュックから引っ張り出そうとするが…、あれ?見当たらない。おかしいな…。出発直前に確かに入れた筈なのに…。入れたのは電源ケーブルだけだったのか?なんてこった…。
ノートパソコンが無いと写真データの退避場所を失う上、予備のSDカード自体当該マシンのスロットに入れているので、そちらまで失ったことになる。悲惨だ。
まぁ、16GBのカードがあって、今回は高々3日間だから、足りなくなることは無いだろう。

生まれて初めて「NARITA」以外のスタンプを貰って出国。

お門違いとは思いつつも、一応ラウンジを見に行くと、
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この書き方だと、
・中華航空の搭乗券は持っている
・TS3カードも持っている
ということで、入れそうな気がするが、世間相場から考えるととても入れるとは思えない。
でも、読む限りでは入れないとおかしい…と思って入ってみると、「ゴールドカードだけ」と言われて追い出された。そんなことはどこにも書いてないのに。

機内食はこんな感じ。
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和食か洋食かと言われて何となく洋食にしたのだが、和食はどうだったんだろうか。
今回は子供の頃を思い出して、トランプを所望した。今でもどこの航空会社でも貰えるものなのだろうか。

羽田から国際線に乗るのが初めてなら、当然台北松山空港も初めてだ。
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松山空港は斜陽化する国内線の専用空港だったためにボロいまま放置されていたところ、突然海外への玄関としての役割が復活し、慌てて改装している最中…という風に見えた。そのためなのか分からないが、搭乗口から入国審査までアホみたいに歩かされてうんざりした。供用部分は既に綺麗なのだが。

さて、入国カードには現地滞在先を書かねばならないが、今回は何も考えてない。むしろうち「1泊」は夜行バスで台南に行くことだけは考えていたので、そう説明することにして空欄で突撃。
すると、案の定「滞在先を書け」と言われる。
「夜行バスで台南まで行って、翌日また夜行バスで戻って来る」
…発音悪くて中国語が通じなかったので、すぐさま英語に切り替え。しくしく。
でも、幾ら言っても意図が通じない、というより、建前論に逆らえないというのか…。
結局「お前の携帯番号を書け」と言われたのでそれを書いて釈放された。
やっぱり出鱈目でもホテルの名前書いておかないと駄目なんですね。勉強になりました。以前香港で何も書かずに突撃したら何も言われなかったので、調子に乗ってしまったのだが…。

さて、まずは両替だ。
見回したところ銀行2つと郵便局があり、郵便局が一番レートが良かったのでそこで両替したら、手数料を取られてしまった…。確認不足による痛恨のミス。

桃園空港と違って捷運直結の利便性がウリの松山空港。早速駅に入る。しかし、入ってからが若干遠い。
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今日は台北を適当に回る予定だが、一日乗車券を買ったものかどうかここへ来るまで悩んでいた。しかし、夜になったら地下区間の乗り鉄をするのが効率良かろうと判断し、台北観光護照(Taipei Pass)を購入。これは180元で捷運とバス(但し範囲がよく分からない)が乗り放題になる。一方捷運だけの一日乗車券はデポジット50元込みで200元。単純計算で捷運の他にバスに2回以上乗れば元が取れる。
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松山機場を通る文山内湖線は、ここの隣の中山國中まで(それより遠方方向から)既乗なので、反対側に乗る前にまずこの1駅間を乗っておく。
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中山國中駅は松山機場の真西に南北方向にある駅で、そこから松山機場までの線路が無理矢理ひん曲げてあって酷い線形である。電車も最徐行でこのカーブを進むので実に鬱陶しい。

大きな地図で見る
中山國中駅には何の用もないのだが、不正乗車ではないとは言え、改札も出ずにそのまま折り返す(駅構造上改札係員の目の前でそれを行わざるを得ない)のはどうもばつが悪いので一旦出場。出ると本屋があったのでちょっと覗く。

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ああ、こっちでも売ってるのか…。

内湖線は新交通システムなので道路直上の高架線が原則で、しかも無人運転で運転台が無いから眺めがいい。但し、空港を跨ぐわけにはいかないので松山機場駅と、空港を挟んだ大直駅のみ地下駅。
最近やっと鉄道が通った松山空港の北側だが、商店街としては古くから栄えていたらしい。

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ここの観覧車は、観光護照で割引になるらしい。素通りしちゃったけど…。
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大都会の中にひょっこり残された自然があったり、絶賛開発中のソフトウェア工業団地があったりと、なかなか楽しい車窓でした。

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終点の南港展覧館の先の引込み線。更に先に車両基地があるらしい。
ここで板南線(土城線+板橋線+南港線の総称:実態はこれで1路線なので)に乗り換える。板南線はこの2月までは隣の南港までしか来ておらず、この1駅間が開通する前日に台湾鉄道完乗を果たし帰国するという痛恨の旅程を組んでしまった方が身近にいるが、その時はこの1駅間を無料の連絡バスで結んでいたので、それはそれで乗ってみたかった気もする。
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新交通システムである文山内湖線はフルハイトのホームドアが完備されているが、一般の鉄道方式であるその他の路線は、文山内湖線より後に建設されたにも拘わらずホームドアが無かった。しかしながら最近はこちらにも整備する方針になったようで、既存駅も台北車站など利用の多い駅から順次ハーフハイト(と言っても日本よりは背が高い)タイプが設置されている他、最新の駅であるここ南港展覧館はフルハイトタイプが最初から設置されている。
…という駅設備面での重箱の隅を突くような見所はあるものの、板南線は全線地下なので車窓は全く面白くない。

市政府で下車し、あっという間に世界一の座を明け渡してしまった台北101に向かう。
駅前から台北101まで無料シャトルバスが出ている筈なのだが、乗り場がよく分からない。一方目の前のバス停からは同じ目的地の普通の路線バスが頻発している。今日の切符はバスも乗り放題だからわざわざここで無料シャトルバスに拘る意味はないので、さっさと路線バスで移動。

さて、ここで折角持って来た(海外旅行初!)一眼で写真を撮ってみますか。
…と思って取り出してみると、スイッチが何かに引っ掛かったのかONになってしまっており、「電池がありません」だと…。なんてこった…。
ONにしたまま放置していたら、それはそれで一定時間後に電源が切れる筈で、こんなことにはならない筈なのだが…。
折角持って来た機材が、一転ただのバーベルになってしまったorz
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一番高いビルの一番上に行くのだから、そのビルの足元から入りたくなるが、これは間違い。足元の入口はオフィスエリアの専用口で一般人は入れず、隣接する低層棟がショッピングエリアなのでこちらから入り、5階まで行って横移動すると展望台の入口だ。分かり辛い。
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台湾ならこんな大金積まなくても他に幾らでも楽しめるのに…とは思いながら、400元払って入場券を購入。買えばすぐに上がれるのかと思いきや、入場制限をしており15分ほど待たされる。とっくにブームは過ぎ去っているだろうに、しかも今日は平日なのに…。尚、行列に並ぶ途中で強制的に自分の写真を撮らされ、後で背景合成した写真を購入出来るようになっている。が、当然買わない。
エレベーターはご自慢の世界最速のもので、展望台まで1分と掛からない。エレベーターガールがよく訓練されており、その僅か数十秒の間に中国語と日本語で解説を行う。多分日本語は必死に台詞を覚えて喋ってるレベルだろうけど。


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入場料がいい値段するので、音声ガイドは無料で貸してくれる。ヘタレなので日本語にしました。ここの係員もよく訓練されていて、使い方を各国語で説明してくれる。
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流石にこの高さだと、今まで台北で一番高かった新光人壽ビルがドングリのようだ。
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信義路では捷運絶賛建設中。
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そういえば、日本だったら制限表面に引っ掛かって、こんな感じで空港を見下ろせる建築は無理だろうな。

音声ガイドを聞いてふーんと思ったことは、台北市の周囲の新北市には台湾各地からの移住者が集まっていて、各地の文化が根付いているということ。そんなに特徴が出るんだろうか。日本の感覚だと東京郊外にそんなものはまず形成されないが…。でも、そうだとすれば面白い。

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階段を上がって屋外展望台に行くことが出来るが、こちらは転落や物品の投げ捨て防止のために格子が細かく組まれていて実に眺望が悪い。更に、展望台の窓は下向きに傾斜しているので見下ろし易いが、こちらの格子は垂直だからその点でも宜しくない。この高さで外気に触れられることだけが目的かのようだ。

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内部にはご自慢の免震装置が展示してある。
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近くのディスプレイではよく分からないキャラクターが解説をしているが、これが何を喋っているのかさっぱり分からない。そもそも中国語ですらなく、まともな言葉ではなさそうだ。宇宙語で喋っているというような設定なんだろうか。勿論こんな状態なので各国語で字幕が出る。

展望台の下のフロアは珊瑚彫刻のショールームになっている。ここで今一度散財させようという魂胆だ。
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珊瑚なんて取って来ていいのか?と思うが、宝石珊瑚と呼ばれるこの品種は珊瑚礁を形成する珊瑚とは種類が違い、ワシントン条約の網を被っていないから問題無いらしい。尤も、それは資源枯渇の心配が少ないことを意味するわけではなさそうだが…。

展望台を出て、やはり無料シャトルバスより先に路線バスが来たのでそれに乗って市政府駅に戻る。

次の目的地は新北投。新北投支線の乗り鉄が目的なのは言うまでも無いが、北投温泉の散策もしてみたいと思ったわけだ。でも入浴するつもりはない。風呂だけのためにお金払いたくないし、お作法違って難しそうだし。
真っ直ぐ新北投に行くなら台北車站で板南線から淡水線に乗り換えるべきであるが、これまた乗り潰しのため、手前の忠孝新生で最近開通した蘆洲線に乗り換える。
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蘆州線は新しいのでフルハイトのホームドア完備。それにしてもやたらとホームが広い。
板南線と淡水線・新店線は線路が繋がっているため(初期は板南線に車庫が無く実際に完全共用だった)車内路線図は両線が一括で描かれているが、蘆洲線は今のところ独立しているので単独の路線図だ。尤もこれが数年後に古亭まで延びて上記の線路ネットワークに結合したとして、全ての路線をドア上の狭いスペースに押し込むのは煩雑過ぎるから、やはり路線別路線図になることだろう。
民權西路で淡水線に乗り換え。蘆洲線はここより先も未乗だが、それはまた後ほど。

北投は不思議な配線をしている。わざわざ駅の前後で上下線を立体交差させて、駅構内を左側通行にしているのだ。どうも淡水方面からの列車と新北投行き列車を同一ホームで乗り換え可能なように配慮したような雰囲気だが、現在は本来新北投方面であろう線路を南勢角〜北投折り返し系統の折り返し線に使い、新北投支線は独立運行で単独ホーム(本来の新北投からの線路)を使っているので何の意味も無い。

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新北投線は3両編成と他の半分の長さで、以前は中間車に無理矢理運転台を付けた魔改造列車が走っていたらしいが、現在はきちんとした先頭車で両側を固めている。
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そして3両それぞれが別々のテーマで車両内外に新北投の観光案内を施した特別編成だ。
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しかし、行先表示の部分にまでラッピングしちゃってるのはどうなんだ…。
新北投線は騒音問題があるとかで恐ろしくゆっくり走る。おまけに線路がひん曲がっている(これが騒音問題の元凶)ので北投駅から新北投駅までは道路の方が近い。10分間隔なので、乗り遅れたら歩いた方が早そうだ。正に乗り遅れてしまったわけだが…。
折り返し時間を切り詰めているので、新北投に着いたら終着駅とは思えない速さで折り返して行った。乗務員も新北投側の運転室にいたままだったのだが…どうなってるんだ?

駅を出て観光案内を見ると、駅の先に細長い公園があってその途中に博物館、更に先に源泉池があるらしい。そこまで歩いてみるか。

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温泉を使った噴水らしい。触ってみたけど冷たかった。まぁ当然か…。

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昔の温泉施設を改装した北投温泉博物館。幾らかな?と思ったら無料。気前がいいなぁ。
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日本が統治を開始した頃の、日本人向けの台北紹介ビデオが流れていた。なかなか面白い。
当然日本語で喋っているので中国語字幕が出るが、単純に中国語にしても意味が通りにくいところは適宜注釈が入ったり。「台北には電車(路面電車)というものが無いので町が静か」というナレーションには、時代の違いを感じざるを得なかった。尤も、昔のままのが走り回っていたら今でも煙たがられそうではあるが。

面白いビデオだが、非常に長そうできりが無いので途中で切り上げ。
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北投温泉といえば北投石。しっかり展示されていた。
日本統治時代に日本人が発見したので、学名がhokutoliteという日本語読みになっている。台湾人は複雑だろうなぁと思う。

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ローマ風浴場の跡。何故底に水を少しだけ溜めてあるのだろう。管理がいい加減に見えるばかりだが…。

博物館を出て先へ進むと、露天風呂がある。
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露天風呂ということもあり、水着着用が必要。ご丁寧に日本語でも書いてあります。勿論水着なんて持って来てないし、そうでなくてもそもそも入るつもりはないのでパス。風呂嫌いということもあるが、真昼間に時間が勿体無い。

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露天風呂の隣は梅庭という昔日の豪邸。庭と言いながらその言葉は邸宅を指すらしい。
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こちらも先ほどの博物館同様無料だが、大して見るものは無い。

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ありゃ、露天風呂が丸見え。でも皆さん水着着用だから大丈夫。

そして更に進むと、源泉である地熱谷がある。
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池からもうもうと湯気が立ち上っていて、周囲の遊歩道にいても夏の暑さを倍加させる暑さである。お湯は80℃から100℃。火傷するので当然立入禁止。

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こちらはとある温泉旅館。
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…これは一体どういうセンスなんですかね。読み方が完全に日本語だし。

観光案内の看板に書いてあった普濟寺にも足を伸ばしてみる。
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至って普通の日本のちょっと田舎にありそうなお寺という感じでした。
そういえば、台湾の寺院は「宮」と「寺」がある。どちらも英訳は「temple」になっているが、どう違うのだろうか。

帰りは公園の反対側の道を歩いて駅まで戻る。こちら側だと先の源泉から流れ下る川に沿っていて、所々川面に下りられる階段がある。ところが、「沿線の温泉施設からの排水が混じっているので水遊びしないこと」という残念な看板が立っている。それでも地元民は普通に水に入っていたが。
汚いと言われても、先ほどの高温の源泉がまだ温度を保っているのか気になって、ちょっと手を入れてみた。源泉から500m程度下流のこの場所で、30℃くらいありそうだった。

駅前に戻り、陽明山行のバスを待つ。花の時期でもないし天気もあまり良くないので真面目に見物するつもりは無いものの、東京で言えば高尾山のような存在であるこの山がどんなところなのか、雰囲気くらい味わいに行ってみよう。
…と思っていたら、バスを待つ間に大雨が降り出した。なんてこった。まぁ、折り畳み傘は持っているが。
雨が降り出すのと前後して、バス停にやって来たおばさんに話し掛けられた。
「どこ行くの?」
「陽明山」
ここまではいいのだが、中国語ではその後が続かない…。
おろおろしながら何とか受け答えを繰り返していると、やがて自分が日本人であることが発覚。
「あなた日本人?私日本語喋れるよ?」
ありゃ、なんてこった…。
ということで以降は日本語で会話。ああ、情けない…。
「東京から来たの?今大変でしょ?」と言われたので、「そうですねぇ」と答えたのだが、過大に大変だと思われてなければ良いのだが…。旅行に来る余裕があるくらいだから、それほど深刻ではないと理解して頂きたい。

さて、こんな天気になってしまったので、陽明山に散策に行っても大変、それより無料の温泉に入れ、私もそこに行くところだ、と言われた。タオル持ってないならプレゼントするよ、濡れたタオルを入れるビニール袋も、と。なんて親切なんだ…。どちらも持っているので固辞したが、遠慮するなと言うのでビニール袋だけ頂いた。
おばさんの言うがままにバスに乗り、陽明山の1つ手前の教師中心でバスを降りる。池に面してやや離れて男湯と女湯がある。
「こっちが男湯、あっちが女湯だから。じゃぁね」と言われ、お別れ。お礼を述べて男湯へ向かう。

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さて、公衆浴場、ましてや異国とあっては、入浴中の荷物の管理が頭が痛いところだ。
どうしたものか…と思いながら入ってみると、目隠しの衝立の裏はいきなり浴場で、周囲の洗い場にロッカーが並んでいるのだった。ロッカーは元々はコインロッカーだったものを鍵を壊して持って来たものらしい(だから語義的には最早ロッカーとは呼べない)。服の着脱が快適とは言えないが、入浴中も荷物に目が届くので安心出来る。
洗い場の水は水道があるわけではなく、水槽に水が汲み置いてある。ジャブジャブ使ったら空にならないだろうか、適宜補給してくれるのだろうか…と若干心配になる。石鹸などという気の利いたものは無いから持参せねばならない。
お湯は白く濁っている。そしてとてつもなく熱い。頑張って入ったが30秒と中にいられなかった。もう少しぬるければ気持ち良さそうだが…。

まぁ、一応汗は流せたし、なかなか得難い体験をした。
でも、浴場の入口の注意書きはしっかり日本語もあったので、日本人にもそれなりにメジャーなスポットらしい。

浴場から出ると雨はほぼ上がっていた。
帰りは、降りたバス停では殆どバスが来ないので、隣の陽明山から乗る。
そもそも、多少なりとも陽明山の雰囲気を味わおうと思ってやって来たのに、雨ですっかりやる気が削がれてしまった。今上がったと言ってもまたいつ降られるか分からないし、またの機会にじっくり散策することにしよう。
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バス停の隣は大都會客運の車庫になっているが、見たことの無い緑色のバスばかり(大都会客運の通常色は橙基調)。陽明山専用塗装だろうか。
少し待つとその中の1台が出て来た。行先は複数あるが、町まで降りられれば何でもいいのでさっさと乗車。
次に行きたい場所は天母なのだが、前日の徹夜が祟って(何も準備していなかったので一夜漬け)うとうとしてしまい、天母への乗り換え最適地点よりはるかに南の終点捷運劍潭站まで連れて行かれてしまった。
だが、駅前ならバス乗り場案内があるのでバス停を探し易い。案内に従って反対側のバス停に移動し、メジャーな行先なのですぐにバスがやって来たので乗車。

天母は高級住宅街・商店街だという生半可な知識だけで、一度見てみたいと思ったわけだが、さて鉄道があるわけではない地域でどこで降りればいいのか。…百貨店があるなぁ、野球場があるなぁと思っているうちに「天母廣場」というバス停に着いたので、ここなら町の中心かと思い下車。
実は今までバスが走ってきた天母東路が天母の中でも一番繁華な場所だったらしいのだが、バスに乗っている限りではいまいち町の中心という雰囲気が感じられず、降りたバスが進む中山北路方向へ。
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一応商店街は商店街で、綺麗な街路でもあるのだが、賑やかさには欠ける。南青山みたいな感じだろうか。
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上り坂である中山北路を進むとロータリーに行き当たり、ここが天母行バスの終点でもある。町の終端でもあるという認識で良さそうだ。

ロータリー沿いにカキ氷屋を見つけたので入る。台湾のカキ氷は安くて豪華なので、今回は食べ捲ろうと思っていた次第。そして暑いので喉が渇くため、食事よりもカキ氷を欲してしまう。もう夕方なのに昼食も食べてないのだが…。
ここの店はショーケースに並ぶ様々な具材から4種類を選び、それにカキ氷とシロップを入れるという方式。後から氷を入れるため、写真に撮っても何が入っているのか分からない地味な代物になってしまうのが難点。
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因みに「ここで食べるのか?持ち帰るのか?」と聞かれていたようなのだが、そんな中国語は理解出来ないため、しどろもどろで受け答えしていたら持ち帰りになってしまった。どこか椅子を探さねば…orz
結局、近くの天母公園の、まだ雨で濡れてるベンチに座って頂きました。
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近くに天母白屋という史跡があるらしいので行ってみたところ、
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全く白くないではないか…。改修中でこんなみすぼらしい姿になっているようだ。

ロータリーに戻り、行先はどうでもいいから来たバスに乗り込んで、どこかの駅まで行って捷運に乗り換えることにする。乗ったバスは芝山駅まで連れて行ってくれました。
捷運で台北車站まで移動。
明日、明後日はここではない場所で台鐵に乗るため、全線時刻表が欲しいところ。8年前に来た際は駅構内のセブンイレブンで売っていたが、今はどうなのか…。
まず駅の案内所に行くが、外から見える範囲にはそんなものは見当たらない。次にセブンイレブンに行くがやはり見当たらない。そこで再度案内所に行き、「全列車の時刻表はあるか」と、「全列車」を強調して聞いてみた。しかし、出て来たのは「台北発着の全列車」の時刻表だった…。前回もここでは入手出来なかった代物だし、更に食い下がれるほどの語学力も無いので撤退。そして改めてセブンイレブンに行って時刻表を所望すると、「駅の窓口に行け」と言われてしまった。うーむ、あの便利な冊子時刻表は消滅してしまったのか…。そして、この時点で明日明後日は行き当たりばったりで行動せねばならなくなることが確定。

時刻は18時、そろそろ日も傾いてきた。台北の夜はこれからだ。今日の残りの時間は捷運の乗り潰しに使おう。
まずは板南線を西の終点永寧まで乗車。
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終点からまた一旦戻って別路線の乗り潰しに向かうのは鬱陶しいので、ここから新店方面に行くバスがないかと駅の案内板を調べるが、見当たらない。そんな虫のいい話は流石に無いか…と思いながら、新北市の中心である板橋まで戻る。ここからならバスはあるだろう。
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外に出てみると立派なバスターミナルがあり、どこへ行くバスでもありそうな雰囲気で、実際に案内板にも新店方面に行く路線の存在が書いてある。ところが、実際に案内が示す乗り場に行ってみると、それらしき路線の所在が分からない。こんなことに無駄に時間を費やしてもしょうがないので、大人しく台北車站まで電車で戻ることにした。
台北車站で新店線に乗り換える。新店線、中和線両方とも乗り潰さねばならないが、次に来たのが中和線の列車だったので、まずはそちらから。
こちらも特に見るべきところはなく終点の南勢角に到着。ここでもまた性懲りも無く新店行きのバスを探してみると、ありそうだ。しかし駅からバス停が少し遠いようだ。

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駅を出てみると、バス停へ行く途中に夜市があった。こんなところでもやっているんだな。しかしながら車両通行止めにしていないのでバイクがお構い無しに突入して来る。その意味ではカトマンズと似ているが…ネパールより車両の権利が重視されているのでスピードが速く、危険…。
夕食にしてもいい時間なのだが、夕食は何となく公館の夜市にしてみようと思っていることと、そもそもまたしても喉が渇いていて食事の気分ではないことで、またかき氷を食べることにした。
…と言っても今が旬のマンゴー(茫果)は高い。こんなところに来てまでケチってしまう悲しい性。蒟蒻煉乳(レンの字が日本と違うのね)とは何者ぞとこれを注文。
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蒟蒻ゼリーの欠片みたいなものが載っかっている代物だった。多少甘いだけで特に特徴的な味はしないが、食感が良い。そして、ここの氷カキ機が一級品で、ふわふわのカキ氷だった。これは大当たり。

カキ氷を食べた後、バス停に行って新店行きのバスに乗る。
このバスは新店線の終点新店の1つ手前、新店區公所駅を経由して新店駅に向かう。となると捷運に乗り換える人は皆新店區公所で降りるので、終点まで乗る物好きは自分だけだった。

新店から再び乗り鉄。
先にも触れた新店區公所だが、以前は新店市公所という駅名だった(公所=役所)。従来は新店が台北県下の市だったのだが、台北県が直轄市に昇格(そうすると台北市と名称が被るため新北市に改名)すると、市下の市ではおかしいので旧県内の自治体は全て「区」になった。捷運の駅で「市役所前」は唯一ここだけなので、今のところ捷運唯一の駅名改称事例らしい。
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上から貼り直した跡が…分かり辛いかな。

七張で、車庫線を利用した(北綾瀬支線方式)小碧潭支線に乗り換え。
小碧潭支線は3両編成による独立運行だが、分岐駅の七張は普通の相対式ホームで、新店線と全く同じホームに発着する。
捷運は地下ばかりだから乗り潰しは夜の時間活用に丁度いいと考えたのだが、実は未乗区間のうちこの小碧潭支線だけは地上路線。本来なら明るいうちに来たかったところだが、時間効率が悪いので妥協。
1駅だけの路線で、終点小碧潭にはすぐ到着。
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ホームは幅の広い片面ホームで、観葉植物が並べられている。
改札を出ると係員が何やら紙片を配布していて、周りの客の様子を見ているとそれを持って脇のカウンターに行くらしい。行ってみると4元が貰えた。利用促進キャンペーンか何かで、この駅の悠遊卡利用客には現金で4元を還元しているらしい。しかし、自分が持っているのは悠遊卡の一種とは言え乗り放題券だぞ。いいのか?これなら小碧潭支線をひたすら往復していれば、いずれ利益が出てしまうが…。
駅前は川沿いの道路であることもあり、実に殺風景。この殺風景さは香港の康城駅を髣髴とさせる。支線の終点なのも同じだし。
改札入場時も先の紙片を渡されたが、換金を行っているのはここだけなので、また乗って戻って来ないとこれからの乗車分に対する4元は受け取ることが出来ない。

公館まで行き、目当ての台湾大学前の小ぢんまりとした夜市で食べるところを物色。
前回旅行時に臭豆腐を食べてみたら「臭」とは名ばかりの日本の揚げ出し豆腐程度の代物が出て来てがっかりしたので、今回は本物に当たりたいと屋台を探すが、臭豆腐を掲げているのは1店しか見付からず、自動的にその店に決定。
今回の臭豆腐は…確かに臭い。存在を意識せずいきなり嗅がされると、うっと思いそうな臭いだ。口に入れても口の中で臭いが暴れているような食感がある。でも、言うほど強烈ではない気がした。もっと他も当たってみないといけないかな。ものは美味しかったが。
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左の大腸麺線と合わせて今夜の食事。合わせて100元。

更に、今日最後のカキ氷と思い、別の店へ。
今度こそマンゴーと思ったが、天然マンゴーと書いてあるのは100元もする。それ以外のマンゴーと書いてあるものを注文したら、出て来たのはシャーベット状の代物だった。
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食事も済んだので、最後の乗り鉄として蘆洲線に向かう。昼のうちに忠孝新生から民權西路までは乗っているので、新店線−淡水線から蘆洲線への乗換駅である民權西路まで直行し、乗り換えて西へ。こちらも特に見所は無く終点蘆洲に到着。

駅前に出てみると「蘆洲−台北車站」と書いてあるバスが丁度停車していたので、今来た道と異なる手段であり、且つ台北車站に直行出来るのは面白いし有難いと思い乗車。

ところが、バスは暫く走った後、車庫に入ってしまった。
「蘆洲−台北車站」の言う「蘆洲」とは駅より先のバス営業所のことであり、駅前にいたのは台北車站方向ではなく営業所行きだったわけだ…。
台湾のバスはLED表示全盛となった今もどういうわけか起終点表示に固執しており、ぱっと見てどちらに行くバスか分からない(最近は矢印で示す場合も稀にあるようだが)。だからこういう間違いが起こる可能性があるわけだ。
ではその可能性を分かっていながら何故迂闊にもさっさと乗り込んだのかと言われそうだが、少しは考えがあった。それは乗車時に「上車收票(前払い)」という表示が出ていたことだ。
蘆洲と台北車站程度の距離であれば二段票收費(2区間運賃)路線である筈(実際にこのバスはそうだったのだが、後で調べたら一段票で行く路線もあった)。二段票路線とは分界点を挟んで前半は前払い、後半は後払いにすることで、分界点を越えて利用する客は2倍運賃を適用するシステムだ。つまり、前払いということはまだ路線の前半である筈だと判断したのである。
そういうわけで乗ったのだが意に反して逆方向へ連れて行かれた上、表示に従って乗車時にカードをタッチしたのに、下車時にも払えと言われた。どういうことなんだ。まぁフリーパスだから金銭的な損害は無いものの。

さて、突然バスを放り出されてしまったが、この時間では台北車站に行くバスはもうなさそうだ。それどころか下手したら捷運の終電すら逃してしまう。これは一刻も早く駅に戻らねば。
自分の方向感覚だけを頼りに歩くが、やはり自信が持てないので、途中にいた人に数回「捷運駅はどこ」と聞いてみるが、みんな知らないと言う。開通してまだ半年とは言え、ここまで存在が浸透してないものなんだろうか…。
結局異国の地での迷子から自力で脱出せざるを得なかった。若干遠回りにはなったものの、自分の方向感覚が正しくて助かった…。

一安心して、結局捷運を乗り継いで台北車站へ。
今夜は夜行バスで台南へ向かう。バスは台湾で一番豪華という話である和欣客運を狙う。しかし同社の最上級グレードである白金臥艙は原則高雄路線専用なので、台南路線の最上級である頭等商務艙狙いだ。
今回は、台北車站近くの高速バスターミナルである台北轉運站が完成して以後初の訪台であり、当然同ターミナル初利用だ。
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バス乗り場は2階から4階だが、窓口は1階に集中している。ここで和欣客運の窓口を探し、「台南」と告げると何も聞き返されずに次の便の切符が出てきた。…あれ?これ経済艙(3列シート:上記の上位クラスは2列シート)じゃん…。選択肢は無いのか?しかし発車案内を見ると次の便(23:50)を逃すとその次は5:00で話にならない。24時間運行の筈なのにこの点もおかしい。うーん、まぁグレードが低い分格安(220元)だからこれでもいいか。どうせ寝るだけだし。但し、格安と言ってもこの価格は各社競争して下げるところまで下げた結果で、他社も横並びである。結果的には和欣にした意味はなくなってしまった。

乗り場には和欣利用者向けに密閉したカップ水がサービスで置かれていたので貰っておく。更に一般向けに給水器もあるので、手持ちのペットボトルを満たしておく。これで当分水は大丈夫だ。

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バスの席には個人用テレビが付いているが、下位グレードの悲しさかイヤホンが用意されておらず、自分で持って来ないと音が聴けない。まぁいいや、寝るだけだし。
バスはバスターミナルに隣接する市民大道の高架道路に直接出るので、信号待ち等もなくスムーズだ。素晴らしい設計をしたものだ。
早速うとうとしてしまったので途中どこに停車したやらよく分からない。
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2011年06月05日

奄美旅行3日目・最終日

バスと浅からぬ縁を持つホテルだからなのか、道の島交通のアンケートを置いてあった。
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そりゃバスマニアとしてはバス乗りたいですけどね、利便性以前に車椅子じゃどうしようもないわけで…
折角それなりの費用を掛けてアンケート用紙をばら撒いている割には、質問が浅い気がする。
回答すると、バスの写真と風景写真が入った特製ステッカーが貰えた。しかし、それを目当てに回答したのに、フロントで提出したら係員そのまま受け取って終了にしようとした…。

3日目・最終日にして漸く晴れた。今日こそは綺麗な景色を拝みたいものだ。

今日はまず、市街の南にあるループ橋(道の島ループ橋)へ。
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河津七滝ループ橋と同じく2回転する橋だが、あちらと違い中心がずれている。旧道との接点を設けるために適宜斜面に接地する必要があったからだろうか。

次に、名瀬市街が一望出来ないかと期待して市街北西の山上にあるあかざき(赤崎)公園へ。しかしながら市街地方向の展望は全く利かなかった。

そして、その西の平松にある道の島交通の車庫。
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ここは、隣接して岩崎産業のガソリンスタンドがあるので元々は奄美交通であったことが分かる。では、岩崎バスの車庫はどこに?
後で調べてみると、ダイエーの向かいにある整備工場は岩崎バスだったようだ。しかし、車両を全て納めるには狭過ぎると思うので、車庫はまた別にあるのだと思うのだが…。

そして更に西、名瀬から一番近い砂浜という大浜海浜公園。
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ここは下まで降り切って間近に浜と海を見るのもいいが、
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降りる途中の駐車場からの眺めの方が絶景だ。

まだ名瀬市街の俯瞰が諦め切れず、赤崎公園から市街地の西の尾根を通って金作原原生林へ向かう道を走ってみる。
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辛うじて見ることが出来た。が、木が邪魔で市街地にピントを合わせられない…orz

また、この道路沿いには廃止された清掃工場が放置されていた。
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廃墟なんて覗いてみたくてうずうずしてしまうが、こんな環境では建物内も周囲の藪もハブの住処になっていそうだ。とても怖くて入れない。

進入がレンタカー会社によって禁止されている金作原原生林に敢えて行くつもりは無く(植物の張り出しで狭くなっているために手前で駐車して徒歩散策が必要と思われる:そうすると車椅子では面倒)、朝戸峠あたりでR58に出るのでそこから名瀬市街を通って空港方面に向かう計画だ。
道路はR58の朝戸トンネル上空を横切り、旧道のトンネル北口に接続した。
北口なのでトンネルは通らずにそのまま山を降りれば名瀬…と思ったら通行止めだったorz
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このため、節電目的だとは思うが電灯が消えていて廃道同然の雰囲気を醸し出しているトンネルを通って、遠回りする羽目に。
こちらは通行止めにはなっていないものの、派手な崩落現場があった。
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土嚢で区切られた安全側に立っていても、いつ足元が消えてしまってもおかしくないと思えるほど。

このあたりで燃料警告灯が点灯。返却前の1回の給油で済むかと思っていたが、このタイミングでは微妙。ここから真っ直ぐ空港に向かえば到達する距離ではあるが、もう少し寄り道したい。ということで、名瀬の出光で給油。
こちらのガソリンスタンドはどこも値段を出していないので、いちいち聞いて回るのも面倒。それなら最低でも2円引になるカードがある出光にしておくのが無難だろう。そもそも、離島でガソリンスタンドの選択肢が相当数あるというのも、他の島とは別格だということを感じる。
値段を出していないということは、沖縄ではよくあることだが旅行者相手には吹っかけるという可能性があるが…まぁ、不愉快になるだけだ。考えないで置こう。
結局ここで給油した後空港まで燃料目盛り(10段階のデジタル式)が減ることはなく、早めの給油で安く済ませられた。返却まで冷や冷やだったが…。

田中一村終焉の家は、名瀬郊外の新興住宅地の一番山側にある。生前は評価されなかったという不遇の人生を象徴するような立地だ。
見学自由ということだが、行ってみるとスタッフの人が2人ほど来て掃除中だった。これだと落ち着いて見学出来ない。そんなこと気にしなければいいのだが。
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見学出来るとは言っても建物の中には入れない。ところが、板の隙間から中が覗けたらしい。気付かなかった…。

ここから空港近くの奄美パークまでもう特に見るべきところは無いが、ずっとR58を走っていると内陸なので、海を見るために戸口に寄り道。
戸口集落自体は何も面白くない上に、ここからの海の眺めも良くないので、地図にも載っていない海辺を北へ行く道へ進入。途中で「通行止」という看板が出ていたが、気付かなかった振りをしてどんどん進入。
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地図にも載っていない道だが、センターラインがある立派なものだ。しかしながら土砂崩れで1車線埋まっている箇所もある。上手くすればこのまま海伝いに空港方面に抜けられるかとも思ったが、結局通行止の看板が真実になってしまっては時間とガソリンの無駄なので、途中で引き返すことにした。
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でも、来て良かったと思える絶景だった。ここまで来たこと自体は全くガソリンの無駄ではなかった。

旅行の最後の訪問地は奄美パーク。昔の奄美空港の跡地を利用した施設だ。観光物産館と言うべき内容。
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メインの建物にはステージ、土産物店、奄美の各島の紹介コーナー、レストラン、そして有料の博物館がある。例によって有料施設はパス。
ステージでは今日、元ちとせや中孝介も出演する無料ライブがあるのだが、残念ながら15時からで、帰りの飛行機が出発した後。因みにこのライブ、昨日と一昨日は福岡市で同じく無料で実施していたらしい。阿鼻叫喚にならなかったのだろうか…。

メインの建物から少し離れたところに展望台がある。
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登ってみると、眼下に昔の滑走路がほぼそのまま放置されているのが見えて面白い。
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また、反対側を見れば現空港の滑走路も一応見え、離着陸方向が南であればその様子も見える。丁度離陸するところだったのだが、カメラの準備が間に合わなかった…。

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さて、滑走路は立ち入ることも出来る。
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ここに置いてある計画図では滑走路を含む一帯を池にする予定だったようで、その準備工事の夢の跡なのか、実際に滑走路が一部水溜りになっている。
そもそも不思議なのが、滑走路なのに周囲より低くなっていること。また、嘗て滑走路の中央附近でこれを潜る道路があったようだが、これが滑走路を埋め立てた土手道路に付け換わっている。滑走路を池にするために横断道路も含めてわざわざ周囲を嵩上げしたのだろうか。

田中一村博物館もあるが有料。しかし、博物館周囲には無料の「一村の森」というものがある。どういうものかと思ったら、田中一村の作品に描かれた植物を出来るだけ忠実に植えた場所を何箇所か用意しているのだ。真面目に見学すれば面白かったかも知れない。

さて、奄美パークの航空写真を見てみると、施設一式がほぼ滑走路上にあり、駐車場がエプロンに見える。そうするとターミナルビルや従来の駐車場は一体どこにあったのだろうか。と思って古い航空写真を見てみると、なんとエプロンに見える領域がエプロン、ターミナルビル、駐車場に分かれていて、しかもそれが滑走路方向に並んでいたのだ。珍しい構造だ。

実質2日間の駆け足旅行はこれにて終了。
空港前のレンタカー営業所に乗り付けて返却しようとすると、空港まで乗って行ってそのまま放置していいと言う。実に有難い。離島はこの辺大らかなところがあるのがいい。

チェックインを済ませ、出発までオープンしたばかりの空港のジョイフルでマターリしようかと思ったのだが、やはり羽田行きの待ち時間となると人が集中するのでえらい混雑で、諦めざるを得なかった。
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メニューには鶏飯があるらしいと聞いたので楽しみにしていた(そもそも入店出来なかった以上関係無いが)のだが、外に置いてあるメニューには記載が無かった。それどころかドリンクバーが無いという大きな欠点が。
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看板には、フランチャイジーのロゴも入っている。

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上空から眺める喜界島。

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カートにはまだJASのロゴが。

帰りの飛行機は、羽田B滑走路着陸という初体験の経路だったため、着陸前に千葉ニュータウンから東京下町上空を経由し、上空からの眺めも初めて見るものだった。
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羽田到着後、折角なので国際線ターミナルを見物に。
シャトルバスの混んでること混んでること。今までの第1第2循環バスの様子からすると信じられない光景だ。京急やモノレールは国際線国内線乗継客に限り国内線駅と国際線駅の間の乗車を無料にするサービスがあるが、方法を工夫して無条件無料にしてもいいんじゃないか。
国際線ビルは、車椅子で展望デッキまで行こうとすると面倒で、1F→3F、3F→4F、4F→5Fと3回エレベーターを乗り継がねばならない。確かに4階以上は空港の本来施設ではない余興のようなものではあるが、何とかならなかったのか。
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また、4階は江戸小路ということで江戸時代風の町並みを再現しているわけだが、ここから5階へ上がるエレベーターが、そうしてデザインされた店舗と全く同じ雰囲気になっていて目立たない。これは宜しくないと思う。
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展望デッキの案内板。新規参入受け入れ枠は後10社ですw
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2011年06月04日

奄美旅行2日目:加計呂麻島

素泊まりプランもあったのだが、朝食付きとの差額は約500円。それで食べ放題なら、たまにしょぼいホテルもあるけど期待値としては金額以上の価値はあるだろうと朝食付きにした。
このホテルが素晴らしいのは、朝食が6:30からと早いこと。朝早くから行動出来る。
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そしてメニューは、にがうり味噌(ゴーヤと呼ばないところが沖縄との違いだろうか?)、かしゃもち等、ご当地らしいメニューが多い。ヨーグルトに掛けるソースもマンゴーソースだったり、果ては黒糖の欠片とか。その他一般的な料理も含めて品数も多いし、朝食付きにして良かった。

食後、親が出発準備をしている間にちょっとバス撮影に外へ。
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これはホテル脇にウツボ状態で停車している空港連絡バス。

名瀬郵便局近くに港町待合所があり、ここが一番バスが集積している。しかし待合所だけであってバスターミナルではないため、バスは前の道路を素通りするし、路線によってはここを通らない。それでもこの郵便局前の交差点が一番バスが沢山やって来るようだ。しかしながら様々な方向から来て様々な方向へ向かうので、バスが来る度にあっちへ渡ったりと大変だった。
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奄美交通が撤退して岩崎バスが残っている筈だが、車両は奄美交通の方が高級且つ比較的状態も良いことから、今走っているのは殆どが旧奄美交通車だった。
しかしそもそも奄美交通も親会社の鹿児島交通のお下がりが殆どである。奄美交通が最早消えてしまった上、鹿児島交通自体が近年は首都圏発生の安物中古車ばかりだ。そんなわけで最近は道の島交通が独自に全国から適当な中古車を集めているようだ。勿論奄美交通時代のような大型の高級車は望めない。

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川の上に造られた駐車場。こんなことをしなければいけないほど土地が不足しているのか…。

さて、ホテルの駐車場のシステムが一風変わっている。
ホテルとは別の土地に駐車場があるのだが、夜ここに駐車して係員に名前を言って鍵を預ける。ここまでは普通だが、翌朝どうするかというと、フロントに鍵が届いているのだ。
つまり、翌朝は(駐車場サイドとしては)勝手に出て行けということなのだが、その割には前夜止める時に明日は何時に出るのかと訊かれるので、そんなに細かく計画を立ててないから困る。

今日は予報では曇りだった筈なのだが、バスの撮影をしている際からぱらぱらと雨が降り、出発すると本格的に降ってきた。なんてこった。

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朝10時までは中央通りアーケードに車で突入出来る。
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天井の装飾がちょっと凝ってるようだが…こんな写真では駄目だな。

今日は古仁屋まで行ってフェリーで加計呂麻島へ行く予定。
その途中で住用のマングローブ原生林を見物する予定だったが、出発が遅くなってしまい1日7本しかないフェリーの時間が微妙になってしまったこと、そして大雨でとても車を降りる気にはならなかったことで、車窓見物のみ。

1時間ほどR58を走り、山を越えると瀬戸内町古仁屋に到着。
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ここの都会振りは凄い。高々8000人くらいしか住んでないのに…。

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因みにジョイフルがあるが、なんとこれが都市型の2層タイプのため車椅子では入れない。名瀬店も2層タイプなので奄美大島のロードサイド3店のうち平屋は1店のみということになる。平地が少ないから市街地への集中度が高くなることを表しているのだろうか。
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因みにこのジョイフル、2階だから車椅子で登れないにも拘わらず、車椅子用駐車場がある。一体どうしろと…。

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加計呂麻へのフェリーの航送料金は往復で5810円(全長5m以内)。旅客運賃は瀬相(せそう)までと生間(いけんま)までで運賃が違うが航送料金は同額で、航送券には区間も明記されておらず、往復で違う航路を使うことが出来る。
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とは言うものの、やはり車を載せると高い。
事前に調べたところ、加計呂麻島でレンタカーを借りると3000円程度らしい。それなら今乗ってる車を古仁屋に放置して改めて借りた方が大分安い。しかしながら、そうするとあちらで出発した港に戻る必要が出てくる。そうすると加計呂麻滞在時間は約4時間。一方で瀬相に上陸して生間から戻るようにすると5時間となり、1時間余裕が出来る。勿論同じ港でもう1便遅いので帰って来ればもっと滞在時間が延ばせるのだが、それはそれで奄美大島に帰って来るのが遅過ぎる。
加えて、レンタカー業者のサイトが無いのではっきりとしたことが分からないからぶっつけ本番となるリスク、手続きに取られる時間、そして荷物の積み下ろしの手間と時間といったことを考えると、差額の3000円も諦めて効率を優先すべきかという結論に至った。

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船は船首側にしかゲートが無いため、バックで載せることになる。そしてこの構造だから先入れ後出しになってしまうので、出来るだけギリギリに乗らないと損をしてしまう。幸い車は殆どいなかったので、大差なかったが。

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生活物資が猫車に積まれている。車に猫車ごと積んで港まで来て猫車だけ船に載せ、あちらではまたこれを車に積む。車のまま運ぶと高いから、物資の量からするとこれが最適ということなのか。
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船の旅客スペースは3層構造で、一番下の車両甲板を1階とすると、3階へは直接上る階段と、船尾で2階を経由する階段がある。航行中は車両甲板への立ち入りが禁止されるという原則から、前者は封鎖されるのだが後者を使って結局出入は自由。建前を守らせるためというよりは、1階から3階まで直結の長い階段なので事故の危険性が高いということかも知れない。
トイレには「停泊中使用禁止」の張り紙が…ってことは、垂れ流し?

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瀬相名物、フェリーかけろまを待ち受ける5台の加計呂麻バス。
島は海沿いに小さな集落が点在しているが、地形の都合で道路の付き方が単純ではなく、1路線や2路線で回り切ることが出来ないので、この台数が必要となる。全体的な輸送規模は小さい筈なので、なかなか経営は大変そうだ。

さて、この写真を撮ってから車に戻って下船したわけだが、これが実に焦った。ゲートが着岸前から開き、船が完全に停止する前からもう降りろと言うのだ。ここまでせっかちな船は初めてだ。

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どのバスも入口に踏み台を置いてあるのが親切。
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シビリアンに混じってキャラバンも。これでもきちんとバス登録なので10人は乗れるわけだ。そうは言ってもシビリアンの半分以下。積み残したりすることは無いのだろうか。
方向幕は後ろにも付いているが、車によって「加計呂麻バス」表示だったり、きちんと区間を出していたりとまちまち。キャラバンは見ての通り方向幕は無く紙で掲示。

帰りの港である生間はここより東なので、島を全部見ようとするとまずは西へ行くことになる。
瀬相や生間を含む奄美大島側の海岸には、一部センターライン有の立派な道路(県道614号)が付いている。
昨日と同じく半島の袋小路にそれと分かっていながら入り込んで、海を見てから苦労して転回(脇道の末端はとてつもなく狭い)して戻るということもしながら少しずつ進む。

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昔の実久(さねく)村の中心。しかしここは実久集落ではない。今市にある日光市役所のようなものだろうか。
加計呂麻バスのバス停はこのタイプと、丸板が白一色で隣停留所が併記されているものの2タイプ。

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このタイプは何故かこちらの写真のように丸板が下の方から欠損して「首無し」のようになっているものが多く、このように完全状態のものは珍しい。

こちらが県道の終点、実久。
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バスより先に出発したのに、あちこち寄り道したせいでバスの方が先に到着していた。
車椅子用トイレ(というより一般用の個室を車椅子用のサイズにしたもの)があったのでトイレ休憩。加計呂麻島には車椅子用トイレが存在しないのではないかとちょっと危惧していたのだが、一安心。
海岸。漂着物が多いのが玉に瑕。

西端まで来たので、ここからは南海岸へ。
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県道以外はこんな道ばかり。この道は違うけど、バス通りでもこんな道。

阿多地(あだち)集落。デイゴの大木が2つあるのが見所。というよりそれを見所にしない限り特に見るものは無い。
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デイゴは今がちょうど花の時期の筈なのだが、このように枯れ木にしか見えない。どういうことかと思って調べてみるとデイゴヒメコバチという寄生虫にやられて壊滅状態なのだそうだ。島内でも手遅れになって伐採を余儀なくされた木がいくつもあるそう。
そもそもこの虫の存在自体、ほんの8年前に確認されたばかりの新種だそうで、そんな虫が瞬く間に世界中に蔓延しているというのは恐ろしい限りだ。
Wikipediaを見ると薬剤を樹木に注入するか、デイゴヒメコバチに寄生する虫を放つことが対策らしいが、前者は費用が掛かり、後者は生態系への副作用が生じないか検証が充分ではないと思われる。八重山毎日新聞に「新技術開発を検討」という記事があるがそれ以上の記述が無く、どのようなことをしようとしているのか不明だ。いずれにしろ、有効な対処法が見つかることを願うばかり。

須子茂(すこも)には小学校があり(但し今年度から休校らしい)、校庭にデイゴがある。
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この木には辛うじて花が見られた。
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バス終点なので、こんな感じで一見無造作にバスが路外に突き刺さっているのが面白い。

嘉入(かにゅう)集落から少し瀬相方面に行った所にある嘉入の滝。
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加計呂麻バスの観光案内には「島唯一の滝」とだけ書いてあり、単に島唯一というだけならそれほどの代物でもないんじゃないか…という疑念もあったが、実際には名所扱いに違わず立派な滝だった。何より素晴らしいのがこれが道路に面していること。車に乗りながら迫力の光景と轟音が体感出来る。車椅子で遊歩道に入るのは大抵の場合困難なので、実に有難いことだ。

一旦島の北側に戻り、呑之浦(のみのうら)へ行く。南海岸と北海岸の往来は山越えで、しかも細い九十九折の道なので遠く感じるが、実際はどこも2、3km程度の距離しかない。
呑之浦には島尾敏雄文学碑と、特攻船「震洋」格納庫がある。
駐車場から左に海を見ながら遊歩道を進むと、右手の山を少し登ったところに文学碑、その上に島尾敏雄の墓がある。
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観光案内には「夏の夜は蛍が綺麗。但しハブに注意!」と書いてあるのだが、どうやって注意すればいいのか…。

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震洋格納庫は海沿いの遊歩道を更に進むと、右側の崖に幾つか点在している。
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そのうちの1つには、映画撮影用に復元されたものが格納されている(現地の説明看板には本物とも偽物とも書かれていないが)。
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格納庫は奥が崩落で埋まっているものもあるが、原形を留めているように見えるものは奥が深く、2,3隻格納出来そうに見える。実際にそうして縦列に何隻か格納していたのか、それとも資材保管用のスペースなのか。

再び南海岸へ回る。
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亀甲墓があった。奄美地方は大和式の墓ばかりだが、稀にこういうものもあるようだ。
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尤も奄美の標準的な墓は全く本土と同一というわけではなく、最下段の墓石が直方体ではなく角錐台形状且つ凝った造形になっている。
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また、特異例だが最下段が石そのままではなくこのように装飾されていたり、小屋が墓になっているものもある。

加計呂麻島最大の集落である諸鈍(しょどん)はデイゴ並木が名所なのだが、
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残念ながらここもほぼ全滅…。

最南端の集落徳浜(とくはま)には加計呂麻バスの廃車体がある。
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こんなものヲタしか気にしないだろ!と思うのだが、シマ歩きマップという無料配布の散歩ガイドにしっかり載っている。勿論用途は倉庫。
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向かいにはまともな観光スポットであるさんご塩工房がある。
よく見ると後輪が左右とも1輪外されている。ただ置いておくだけならダブルタイヤでなくても何とかなるから、加計呂麻バスが予備タイヤとして持ち帰ったのかも知れない。テレビでも紹介されていたケチケチ経営の真髄か。
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このバスがある場所から海に出て遥か左を見ると、ライオン岩がある。
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目の部分が本当に穴が開いているように見えるが、実際に穴が開いているのか岩の絶妙な重なり具合でそう見えるのか、この距離では分からない。

「男はつらいよ」のロケを行ったことを示す看板がある。島内には他にも何箇所かあるらしいが、特に興味は無いしそれほど注意を払っていなかったので、これしか見ることが無かった。

そして、加計呂麻島最後にして最大のスポット、安脚場(あんきゃば)の戦跡公園へ。
これを見ると、安脚場集落に突っ込むと迷子になるから気をつけろとあるが、全然迷うようなところは無かったのだが…。
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駐車場から少し歩かないといけないように見えるが、駐車場の先の道は車で突入可能なので、律儀に駐車する必要は無い。但し、転回スペースは充分ではないので、小型車でないと苦労する。
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弾薬庫。倉庫だけあって中は単なる大部屋。

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砲台跡は、眺めがいい(敵艦を狙うための設備だから眺めがいい場所になるのは当然の帰結だ)ために景色ばかり撮影して肝心の足元を撮影するのを忘れてしまった…。
尚、砲台跡広場の手前に柵と「車両進入禁止」の表示があるため、駐車場から先への道が封鎖を忘れたのではなく、侵入を明示的に認めていると判断した。

ここでちょっと苦労して転回し、反対側へ。

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反対側には金子崎手防備衛所という、この戦跡で一番の本格的な建築物がある。ここは実際に人が詰めて監視や機雷の遠隔操作を行っていた場所なので、倉庫とはわけが違うのは当たり前。
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しかし、こんな廃墟への立ち入りが公認されているとはなかなか懐の広いことである。
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屋根はすっかり雑草に覆われて見事にカムフラージュされているが、これは戦時中から意図的にそうしていたのか、それとも戦後の荒廃でこうなったのか。
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建物内には如何にも後から造ったと見える木造の屋内屋があり、床踏み抜きの恐怖(しかも後から見てみたらこの構造物の廊下がある部分だけ下が深さ1.5mくらいのピットになっていた)に慄きながら覗いてみると中には和室が2部屋。一体何の部屋なのだろうか。戦時中に詰めていた兵隊の休息場所とすれば存在意義としては自然だが、とてもそんな昔から存在するものには見えない。
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防備衛所隣、探照灯台跡からの眺め。

防備衛所まで車で突っ込むと先ほどと違って転回の余地がなく終点なので、数十mのカーブをバックせねばならない。
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バックして転回余地がある場所にあるのが弾薬格納庫。弾薬庫とは名称が分けられているが、どう違うのか分からない。中がただの大部屋なのも一緒だし…。

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最後に、弾薬庫その2。こちらは造形がちょっと凝っている。

これで加計呂麻島の観光終わり。ここで生間からの帰りのフェリーの時刻が迫っているので急いで港に向かう。安脚場の集落には東郷平八郎上陸記念碑があるらしいのだが、碑なんて特段面白いものでもないので、この時間の無い時にわざわざ見に行くものではないということでパス。実際は結構見つけにくいスポットだそうで、発見の満足感を味わうためには見に行く価値があったかも知れない。

さて、港に行ってみると、予定より船の時刻が30分遅かった。古仁屋港で貰って来た瀬戸内町の観光パンフレットに時刻表が載っていたのでそれを頼りにしていたのだが、その後ダイヤ改定があったらしい。逆でなくて良かった…。
乗船手続きを済ませ、思いがけない時間が出来たのでスリ浜まで行くことにする。
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ここは島内屈指の浜辺ということで、バス停も特別仕様。
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でも、それほど特別か?と思うような風景だった。勿論綺麗は綺麗なんだけどさ。

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ガソリンスタンド。この状態で営業中…

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瀬相ではバスが横に5台並ぶが、生間では3台縦列駐車。



奄美大島に戻り、もう夕方なので基本的には名瀬に戻るばかりだ。
が、瀬戸内町の果てを見ておこうと一旦南東へ。

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「ハートが見える風景」とは?
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このように、海岸線と左の木で切り取られた海がハート形に見えるというもの。ちょっと厳しいが…。
で、これを座って眺めるためのベンチがあるのだが、何故か3人掛けw

ホノホシ海岸。石が波で削られて川砂利のように丸くなったものが敷き詰められている。
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ありそうで、意外になかなか無い光景か。

その先、奄美大島の車で行ける最南端、ヤドリ浜。まぁ奄美では普通の綺麗な海岸。
と、ここでハプニング発生。
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…まぁ、業者は同じ車を纏めて買うだろうし、それほど広いわけではない島の中に閉じ込められてるんだから、そこそこ起こり易いことではあるんだろうけど。

古仁屋からこちら方面には瀬戸内海浜バスが走っている。奄美大島で道の島交通以外で唯一の乗合バス事業者だ。奄美交通の代替として参入したそうだが。
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しかし、これはワゴン車。加計呂麻バスのそれと違い、3ナンバーで本当にワゴン車。最早バスとは呼べない…
でも、一般人にしてみれば、ダイヤがあって、それに予め決められた運賃があって、相乗りの体裁であれば、立派にバスだろう。こんなことに目くじらを立てるのがヲタの悪い癖だ。反省せねば。

朝は大雨だったものの、次第に天候が回復して晴れ間さえ見えるようになってきたので、加計呂麻島が一望出来る高知山に行ってみる。ところが山に入ると忽ちガスってしまい、結局何も見えず。嫌らしい天気だ…。
帰りは行きと同じR58を走っても面白くないので、県道79号を使って島の西側を回ることにする。もっと時間があれば出来るだけ忠実に海岸をトレースしたかったところだが、もう17時を過ぎているのであまり油を売っている場合ではない。

と言いながらも途中で湯湾展望公園に寄り道。
こちらも標高が上がるにつれ視界が悪くなって行き、やはり駄目かと思ったが、展望台に着くとそこそこの透明度があった。
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十全な眺めではないが、これは寄り道した甲斐があった。
展望台には軽トラが1台いたが、なんとこれがお手製の「仮免許練習中」札を取り付けていて、練習がてらここまで来たらしい。仮免で来るような道ではないと思うが…。

結局古仁屋から名瀬まで所要2時間だった。

今日の夕食はあれこれ考えずにホテルのレストランにした。奄美大島名物の鶏飯を今日こそ食べる。
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ここのホテルでは刺身等が付いて1500円。市中の鶏飯屋だと鶏飯単品で1000円程度らしいので付け合わせが500円相当か。
気の利いた感想は述べられないが、美味しかった。

食後、またしてもダイエーに行って食料品を物色。昨日と合わせて弁当やパンの買いだめを行った。
パンは地元名瀬にある「ニューススム」という会社のものと、福岡ではお馴染みリョーショクのものが多かった。ニューススムのあんぱんは非常に美味しかったが、ピーナッツクリームパンはクリームの量が少なかった。
23:59 | Comment(2) | 旅行

2011年06月03日

奄美旅行1日目

JALのマイルが30000マイル強溜まっていて、そのうち約2000マイルが6月で失効するため、消費方法をあれこれ考えた末、奄美大島旅行を実行した。
特典航空券に引き換えるにせよ、おともdeマイル割引を使うにせよ、どれだけ遠距離であっても消費マイル数や費用は同じだから、出来るだけ遠くにしないと損だ。そうすると一番遠いのは石垣、次に宮古島だが、どちらも既に行った。その次は久米島だが季節運行。その次の那覇はメジャーな行先だから安く行く手段が充実しており、マイルを消費するのは割が悪い。という思考で、奄美大島が選ばれた。

当然土日の1泊2日では短過ぎて勿体無いので、前か後ろに1日休みを付ける旅程で空席を探すが、やはり特典にはあまり枠が割り当てられておらずなかなか見付からない。奄美をやめて那覇か北海道にしようかとも考えてそちらも探したが、同様に見付からなかった。そもそも休みを確定させるのも不安があり、2000マイルの失効分は捨てて旅行を延期しようか…とも考えていたところ、6/3は休んでも問題なさそうな気配になり、且つ6/3出発6/5帰着で空席があったので、思い切って予約した。

ここで、両親分含めて3人分を全部特典航空券にするか、それともおともdeマイル割引にするかも悩むところだったが、後者にするとマイルが余るから暫く後にまた取りにくい休みと航空券を巡って苦悶することになる。それに持ち出しはなるべく後に回すのが基本。特典航空券とおともdeマイル割引を比較すると、1マイル≒2円の計算になるから、まぁマイル消費の手段としては悪くはないだろう、ということで33000マイル(JALカード割引)で3人分の特典航空券を確保。
おともdeマイル割引は予約当日中は取り消せる(というより放置すると取り消される)一方、特典航空券は予約の瞬間に支出(マイルの)が確定してしまうというリスクがあるが、休みにくいとは言いながらも今まで清水の舞台から飛び降りる覚悟で休暇宣言をしてそれを取り消せと言われたことはないので、予約と休暇宣言を同時に行った。

という経緯を踏んで迎えた旅行初日。
羽田までの足を電車にするか車にするかで、費用も殆ど変わらないので迷ったが、電車にした場合東日本橋や三田のバリアフリールートが酷いものなので、車にした。
奄美大島への飛行機は1日1往復しか飛んでおらず、旅程が3日間でも実質2日間になってしまうのが痛いところではあるが、朝は遅く夕方も早くに帰って来るため、朝のんびり出発出来るのはメリットと言えなくもない。…それを言うなら他の目的地にする際も朝一の便を選ばなければいいだけのことだが…。
かなり余裕を持って羽田に着く心積もりだったのだが、平日日中という普段は車に乗ることのない時間帯の道路状況の考慮が全く甘かった。車椅子の人が搭乗するには手続きに時間が掛かるため1時間前に来いと言われていたのが50分前くらいになってしまい、チェックインからもう直接機内に直行という感じに。

手続きに時間が掛かる内訳は以下の通り。
まず、チェックインカウンターに行くと事前に座席指定していても半強制的に出来るだけ前方の席に変更される。事前座席指定が可能な席は、どういう基準なのか知らないがかなり限られており、指定は出来ないけど実際には空いている席が存在するわけだ。より前方に座れるのはサービスとも思えるが、実際には後述の通り降機は一番最後となるため無意味。翼の上や後ろの席しか指定出来なかった場合にはそれより前になるのは確かにメリットだが、今回の場合は元々の席も翼より前だったため関係無い。では何故前方の席への移動をstrongly recommendされるのかというと、どうも搭乗や降機を手伝う職員の負担軽減のためらしい。座席が後方だとそれだけ車椅子を押す距離が長くなるからだ。
そして、空港専用の車椅子に乗り移らねばならない。
次に、セキュリティチェック。折角の空港専用であっても車椅子は宿命的に金属を含むので、車椅子利用者は金属探知ゲートを鳴らすことを余儀なくされ、探知器でボディチェックされる羽目になる。しかも車椅子利用であるから体の自由が利かないわけで、背中などを椅子から離してチェックを受けるのがなかなか大変。というわけでこれも時間が掛かる。
散々時間を掛けて制限区域内に入るわけだが、搭乗は一番最初。優先搭乗というサービスと解釈するよりは義務に近い。他のお客さんがいると関係者が皆鬱陶しい思いをするから仕方のないことではあるが、そういうわけで1時間前のチェックインが要求されるわけである。

車椅子利用者は職員の援助が必要であるという理由でチケットレス搭乗が利用出来ないが、同行者は勿論関係無いのでチケットレス搭乗するとチェックインの際言明する。そうしないと一緒に搭乗券を発行されてしまい、マックの引換券(チケットレス搭乗の際に搭乗券の代わりに発行される控えの裏が引換券になっている)を貰いそびれることになってしまう。この際職員が気を利かせ過ぎ、車椅子利用の父の席と自分の席を入れ替える手続きを後から行った(そんなことしなくても仲間内なんだからいいと思うのだが)ため、控えがやり直しの分と含め2枚発行された。結果、マックの引換券が1枚増えるという役得にw

空港専用の車椅子は狭い機内の通路を通れるように、普通の車椅子でお馴染みの大きな車輪を外して幅を削ぐことが出来るようになっている(この際は内蔵されている小型の後輪が用を為す)。搭乗時にその車輪取り外しの作業もあり、そして今日搭乗するMD-90型は扉が外開きであるために扉が開口部より大きいため、扉より更に外側に位置するボーディングブリッジは開口部との段差を解消することが出来ない。このため実際に搭乗するのも結構時間が掛かる。

やっとのことで乗り込んだ飛行機であるが、実は現地天候を理由に条件付出航と言われており、鹿児島着陸か羽田引き返しの可能性を覚悟させられている。もしそうなってしまった場合、支払ったマイルや復路の扱いはどうなるのかと心配になる。
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不覚ながら知らなかったのだが、4月から駐機中は電子機器が使えるようになったので、機内やエプロンが撮り放題。
また、D滑走路完成後初の飛行機利用だが、上手い具合にそのD滑走路からの離陸になった。昨夏のD滑走路バスツアーに参加出来なかったので、これでやっとのことで上陸を果たしたことになる。

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結局何事もなく奄美空港に着陸。着陸してみたら鹿児島だったらどうしようかと思ったが、一面の海という景色は明らかにそうではなかった。
着陸に問題はなかったものの、生憎の雨。
隣ではスカイマークの鹿児島行きが搭乗案内中。
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スカイマークは費用節減のためにボーディングブリッジを使わない(そもそも奄美空港には1つしかないので、乗ってきたこの飛行機が使う以上後発のあちらは使えない)ため、お客が傘をさしてぞろぞろと歩いている。なかなか大変だ。大した距離ではないが、石垣ならランプバスに乗せられそうだと思った。

両親をターミナルに待たせて、レンタカーを借りに行く。
送迎車は今回借りる奄美レンタカーと営業所が隣接している日産レンタカーで共用だった。
奄美レンタカーは今回泊まるホテルウェストコート奄美宿泊者割引があるため予約したのだが、別に宿泊証明を求められるわけでもなかった。ホテルの宣伝にそういうプランを設定していて実質無条件適用なのか、それとも裏できちんと宿泊予約の確認を取っているのか。
軽を予約したのだが、やりくりがつかなかったとのことでパッソにランクアップされた。元々ここは軽とリッターカークラスは同料金なのでランクアップでもないが…。
そもそも予約時に料金が同じならどちらがいいかと悩んだわけだが、車種や乗り方次第で必ずしも軽有利とは限らない。また、今回は加計呂麻島へのフェリーを使う予定だが、軽なら安いということもない。それでも軽の方が燃費の期待値はいいだろう…と思ったわけだが、まぁ車が大きい方が車椅子は載せ易いし、それはそれでいいや。
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奄美の登録車のレンタカーは「わ」ではなく「れ」

因みに車には「金作原原生林と林道への乗り入れ禁止」と書いてあった。そんなに酷い道なのだろうか。

今日は島の北へ向かって海岸沿いを走りながら宿泊地の名瀬に行けば丁度夜になるだろうという算段。また、平日なので16時までは久々の旅行貯金も行う。
結局旧笠利町域のうち5局を回ったが全てスカ(非宝)だった…。奄美はどこか宝はあるんだろうか。
さて、本題の観光。
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予想通りというか、本土と沖縄を足して2で割ったような雰囲気だ。

空港を出て最初の主要景勝地であるあやまる岬はちょっとした罠。非常に目立たない看板が出ていて、交差点を半分行き過ぎたところでそれに気付いて慌てて転回して曲がる。ところがここから曲がると岬隣接の公園の手前の駐車場で行き止まりになってしまう。徒歩なら岬まで行けることは行けるのだが、この雨で足元が悪い中無駄に歩きたくはない。

尚、この公園には「サイクルトレイン」という遊具があった。恐らく奄美唯一の「鉄道」だと思われる。
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ただ、線路だけで上物が無かったので廃止されたのだろうか、それとも車両はトンネル内に隠してあるのか。

気を取り直して県道に戻って先に進むと、同じあやまる岬の目立つ看板があった。先ほどの看板は黙って見落としておけば良かったのだ。
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晴れていれば綺麗な眺めなんだろうけど…。レンズにも水が着くし、最悪。

次は島北端の笠利埼灯台。
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灯台の足元までセンターラインのある立派な道が通じているが、灯台への登り口の先で突然終了している。確かに灯台に行く以外に目的の無い道だからわざわざその先に行こうとはしないかも知れないが、予告も無く突然道が終わるというのは危ない。
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ここも、天気が良ければなぁ…。
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そして、足元にある漫画チックな像。こんなんでご利益あるのか?

奄美大島は昨年10月に豪雨に見舞われたことは記憶に新しい。その爪痕はかなり酷く、道路があちこちで土砂崩れに見舞われている。それでも1車線分の幅は何とか確保し、どうしようもない場合は通行止めになっているが、これも迂回路も存在しないことはまず無い。とは言えそうした箇所があまりに多く、その後が殆ど報道されなかったために失念していた現実は強烈だった。

島の西側に移り、次は蒲生崎だが、これがまた分かり辛い。
看板が出ていたので右折したところ、すぐに小川を渡り、その先数百mで山にぶち当たって終了。途中の悩むような分岐を別の側に行っても同様。その先は流石の酷道ヲタでも通行が憚られるような、車道かどうかすら怪しい完全放置の未舗装路。とても観光地に連れて行ってくれそうには無い。
尚、カーナビは県道クラスより下級の道路は全く載っておらず、まるで役に立たない。使えないな、ソニー。一方で道路地図は1:10万程度のものしか手に入らず、これまた情報量が少ない。
これもまた地形から推察してもう少し先から戻るような道があるのではないかと期待して進むと、果たして立派な看板と先ほどよりはかなりまともな分岐路があった。
そうして辿り着いた蒲生崎。駐車場からは何も見えないので雨の中そこそこの距離を歩かねばならない。
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ここも、天気が良ければなぁ…。

展望台を含む公園はちょっとした規模なので、折角だから全部回ってみる。
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人っ子一人いないし、廃道寸前の遊歩道だから、ハブが出ないかと心配ではあるが、奴らは夜行性だから…という極めて安直な理屈で自分を安心させて行動。
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折角辿り着いた神社だが、大したものではない。

さて、県道への戻りは、来る途中で分岐があったのでこちらへ向かってみる。ひょっとしたら最初に迷った入口の解答が分かるかも知れない。
果たして、解答が示された。蒲生崎に向かうには、件の看板から入り、小川を渡ってすぐの川沿いの道に右折し、次の畦道同然の道を左折すると、そのまま山に突っ込んで蒲生崎へ繋がる。この間一切案内看板無し。分かんねぇよ!

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こういう天候の時は、展望スポットから景色を眺めるより、低いところから間近に浜を眺めた方が綺麗だ。
しかし、この島は海面すれすれの高さに道路が通っているところが多い。津波や高潮は大丈夫なのだろうか。

旧名瀬市と旧笠利町は間にある龍郷町を挟んで合併し、奄美市になった。奄美市には旧住用町も参加しているほか、合併協議会には瀬戸内町、宇検村、大和村も参加していたが最終的には離脱。という経緯の中で、龍郷町は最初から協議会への参加すらしていない。これが前述の通り地理的に奄美市域に挟まれる位置だから尚更奇異なことである。
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と思いながら走っていると、龍郷町に火力発電所を発見。…これは、天草市に参加しなかった苓北町と同じ構図ではないか。原発でなくとも発電所があると儲かるんだなぁ。

龍郷町随一の観光名所は西郷南洲謫居跡。「謫」なんて字、知りませんでした…。そして恥ずかしながら西郷隆盛がこの地に流されていたことも。うーむ、不勉強。
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着いてみると有料である上に営業時間を過ぎていた。営業してると金を払う価値があるかどうか悩んでしまうので、むしろ丁度良かったと言えよう。

この先県道81号を進むと、今井崎岬の下を安木屋場(あんきゃば)トンネルで抜けるが、岬に行くには旧道の安木屋場峠から向かわねばならない。しかしこちらからでは通行止で、反対側から登攀。
岬へはその旧道から更に分岐する道だが、これが未舗装…
でも、これ「林道」ではないから、突撃して文句言われる筋合いないよね?
大丈夫、傷はつけないからさ。思いっ切り汚すけど。
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うむ、なかなかヤバい道だった。しかも帰らなきゃいけないし。
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なかなかの絶景だけど、これも天候が…。
現地で肉眼で見ていた時は天気の悪さをここまで恨まなかったのだが、写真にしてしまうと、撮影の腕がまるで駄目なこともあり、見晴らしの悪さが際立つ。
尚、峠に登ってくる途中には蘇鉄群生地がある。
ソテツくらい南国なんだからそれほど珍しい植物じゃないじゃん…と思ったのだが、確かにこの規模で群生していると圧巻だ。

そして、宿がある鹿児島県下2番目の都会との噂の名瀬へ。
なるほど、各業態の全国チェーンの店舗が一通り揃っている感じだ。洋服の青山、ジャマダ電機、ミスタードーナッツ、ジョイフル…。但しそんな中で意外なのは、全国チェーンのコンビニが見当たらないこと。熊本企業のエブリワンの独占のようだ。

市街地をあちこち走り回って様子を見た後、名瀬の夜景が綺麗そうなので、市街が一望できる場所を探す。それはおがみ山公園というところらしいのだが、どうも車では入れないらしい。そこを無理して山の途中まで登れるところは無いかと探し回り、住宅地の末端の狭い坂道に突っ込んで行き止まりになってバックで戻るという苦行を2回。結局夜景は見られなかったが、長崎市並の高密度市街地実装であることを図らずも体感した。

市街地には色々な店があるので食事どころも無数の選択肢がありそうなものだが、一見居酒屋風の店が多いため両親のお気に召さず、ダイエーに行って惣菜を仕入れるというちょっと悲しいことになった。
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そうして仕入れたのは黒糖焼酎と鶏飯丼。一応地元品を取り揃えてみたつもりだが、鶏飯丼がどう鶏飯なのかよく分からなかった。そりゃ載ってるのは鶏肉だが…。

ホテルはウェストコート奄美。奄美交通のバスターミナル跡に建てられた新しいホテルで、バスターミナル跡なので空港バスの発着所を設置することを条件として売却されたらしい。そのためバス1台分の駐車場がある。また、その関係か、奄美交通が撤退した今も事業を引き継いだ道の島交通との関係は深いようだ。
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普段の我が家の相場からするとかなり贅沢だが、他にどうも選択肢が見当たらなかったこと、バリアフリールームがあることからここにした。1人1泊あたり朝食付きで約4500円。
23:59 | Comment(2) | 旅行

2011年05月07日

九州旅行5日目:帰路

色々不満を述べたホテルだが、安いプランのため部屋はハウステンボスと反対側の北向き。
ということは、駅の方角ということだ。
つまり、距離はあるけど列車の写真が撮り放題。これはなかなか素晴らしい環境だ。
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木が邪魔で、なかなかベストと言えるポイントは無いのだが。

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1700円する朝食バイキングの様子。因みにランチバイキングは1500円(いずれも宿泊者価格)なので、それより朝の方が高い。よっぽど立派なんだろうか…。
勿論、どちらも食べなかったが。

さて、ホテル正面の2階への車路だが、
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写真のコンクリートの色が違うところで勾配が変わっている。しかもカーブ地点なので走っていると結構怖い。
そもそもこの部分は滑り止め加工もしてないし、如何にも応急補修の雰囲気だ。地震か何かでずれたのだろうか。

ホテルの南には別荘エリアがあるので、ちょっとお邪魔します。
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この跳ね橋を渡ると、別荘エリア。
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なるほど、洒落てますね。

今日は博多の八仙閣で食事をしてから帰宅というミッションなので、まずは福岡へ向かう。最短経路のR498+R202で。実は福岡と佐世保の間は100km未満なのだ。

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伊万里市内では、国道のキロポストが伊万里焼風になっている。柄は数種類ある。

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唐津からは筑肥線を見ながら。いつまで走るんだろうねぇ、103系。

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まだ生きてました、西鉄の急行色。

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一応博多駅も外から見るだけ見ておく。
外からなら、前回と殆ど変わってないわけだが…。

帰りは渋滞はなかったものの、毎日運転し続けた疲れが溜まっており、眠くてしょうがない。
美東SAでギブアップして龍野西SAまで運転して貰い、ここからは家までノンストップで頑張るつもりだったのだが、また眠くなってしまい富士川SAで降参。今回の帰路は半分くらいしか運転してない。
23:59 | Comment(0) | 旅行

2011年05月06日

九州旅行4日目:長崎県北上

チサンインはスーパーホテル程度の朝食があるが別料金なのでパス。
しかし、朝食を取らなくてもコーヒーは無料というので有難く頂いた。

ホテルのすぐ近くに県営バスの営業所があるので、見に行かないわけには行かない。
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こんなのがいました。ちゃんと雑木刈っといてくれ:p

また、無意味に長崎空港へ。
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この横断歩道、佐賀空港なら信号があった。こっちの方が交通量多いのに信号無し。これはどういうことだろう。まさか佐賀のは田舎の練習用信号じゃあるまいな:p
ここはPが短時間でも無料にはならないので、空港前をぐるっと回ってすぐ退散。

今日もまた長崎に行くので、3回目の長崎バイパス。
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塗り青看のメッカ九州は、料金所も塗ってしまうのだ。

今一度長崎に来た理由は、昼の稲佐山にも登ってみたかったから。
昼なら空いているし、長時間滞在するつもりもないのでさっさと山頂まで行き、ちょっと写真を撮ってすぐ引き返す。
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昼の眺めもいいものですねぇ。

山を市街と反対側に降り、今日は西海岸伝いに北上する。
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海岸に向かう途中はこんな道だったのだが、

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キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!
左の軽自動車、駐車してるわけではなくて退避中ですw
バスは何事もなかったかのようにそのまま行ってしまいました。まぁバスにしてみりゃいつものことだろうしな。

西海路の眺めは素晴らしいが、走りながらではピンボケ写真しか撮れなかったので、写真は無し。
浦郷のさいかい交通本社営業所。
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流石に本体と違って幕車がまだまだ多い。長崎バスは本来こうでなくっちゃ。
そもそも、本体には幕車は生き残っているのだろうか?

旧大島町・崎戸町に渡る大島大橋が4/1に無料開放されたばかりということを、来てみて知った。
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これは素晴らしい機会なので、渡ってみる。
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大島・崎戸、纏めて大崎地区は特に観光資源があるわけでもないようだ。
島の中で目立つのは造船所。そのため従業員用と思われる集合住宅も数多く見られる。後で調べてみると、昔は炭鉱島だったところ、閉山後の雇用確保のために誘致したそうだ。ということは黒ダイヤ後の対策が実に上手く行った事例か。
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「面白い大島」ってのは何なんだろうか…。

さいかい交通大崎車庫。
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昔の分離子会社時代の「大崎自動車」の表記を乱暴に消してある。
後ろには長崎バスでは稀少な中型車。大型車が前後扉なのに中型になると前中扉というのも面白い。

折角島まで渡ってきたので、橋から見て一番奥になる崎戸島の先端まで行ってみる。
道中橋を数回渡る、結構複雑な道のりである。うち1回は島と島の間ではなく湾に架かっている橋なのだが、陸伝いに行く道はなくこの橋しかない。なかなか面倒な地形のようだ。
先端にはリゾートホテルがあって行き止まり。
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そこからの眺め。うーん、大したものではないな…。

崎戸地区のバス停待合室は
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このように魚の造形。
果物ならいいけど、これだと魚に食われてしまうようで、あまり気分が良くない…と思うのは僕だけだろうか。

大島の中心部に戻り、大島楽市というショッピングセンターに行ってトイレ休憩と食事の算段。
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都会の感覚のショッピングセンターにしてはしょぼいが、やや大きめのスーパーの規模はあり、食堂などのテナントもあるので、ほぼ何でも揃う。物価は食料品以外はかなり高かったので、橋で繋がっていてもやはり離島なのだろうか。
でも、狙っていた食事は、コストパフォーマンスが良さそうなものが見当たらなかったのでパス。

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ショッピングセンターの向かいには郵便局と昔ながらの商店街がある。
この郵便局で、実に1年半振りの旅行貯金。残念ながら宝ではありませんでした。
旅行貯金は一旦始めると収拾が付かなくなり、「有効時間」は殆ど移動距離が稼げなくなってしまうので、今日は折角の平日ではあってもぐっと堪えていたのだが、休憩場所に郵便局があるなら立ち寄らない手はない。
でも、それなら大崎地区全部回れば良かったな、という余計な欲が出てきてしまう。
商店街は入口からして実に狭いが、一方通行ということは通り抜けられることが保証されているわけだから、突入してみる。
やはり大島楽市にお株を奪われたのか、シャッター通りと化していた。
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「保証がある」つもりでも、流石にここは冷や冷やした。

結局昼食(そもそも朝食も食べてないのだが…)はジョイフルにしようということになったのだが、畝刈からこちら全くジョイフルが無い。ジョイフルの出店戦略と九州での店舗密度を考えると、これだけのジョイフル過疎は珍しい。結局西海橋を渡って早岐の近くまで行かないとジョイフルにありつけなかった。
長崎県内のジョイフルは殆どがひぐちグループのフランチャイズなのだが、フランチャイズ店と言っても通常はフランチャイジーの存在は目立たないものだ。ところがここは違い、従業員がグループバッジを着用しているし、直営店では見られない、顧客の声と回答を店頭に貼り出すということがなされていた。
かんがえてみたら、ジョイフルのフランチャイズ店に入るのは今回が初めてだ。
機会があれば沖縄のジョイフル(サンエーによる運営)もフランチャイズ臭がするものかどうか、確かめて来よう。

食事後西海橋に戻り渦潮見物。
鳴門は何度行ってもどういうわけかなかなか渦潮が見られないのだが、こちらは実に簡単に見ることが出来る。しかも完全無料。
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鳴門よりも渦潮が発生し易い地形なのかも知れない。しかし、渦潮の名所としては圧倒的にマイナーだな。勿体無い。

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しかし、観潮スポットである西海橋は歩道が無い。橋脚の部分が横に張り出していて展望スペースになってはいるものの、そこに辿り着くまでが幅1mもない狭い路側帯を歩く必要があるので、結構怖い。

その点を考慮したのか、並行して架けられた有料の新西海橋は、道路下に無料の歩道がある。
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この点字ブロックは何なんだ。視覚障害者を罠に嵌めて楽しいか?

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歩道中央は展望スペースになっており、床にもガラス窓がある。高所恐怖症の人にはお勧め出来ない。

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勿論西海橋も見渡せる。
ここで、お互い本数の少ない西肥バスとさいかい交通の橋を渡る便を連続して目撃するという幸運に恵まれたのだが、遠方の極狭い領域となるためピントが上手く合わせられず、撮影失敗orz
両社のバスが橋の上ですれ違えば、物凄い写真になるんだけどなぁ。

渦潮見物でお腹いっぱいになったので、次は大村湾と外界を結ぶもう1つの瀬戸である早岐へ。
早岐瀬戸は元々かなり狭く、知らなければ川にしか見えないところだが、その名も「観潮橋」という橋の下が特に狭くなっており、潮の流れが非常に速い。GEDC0282.jpg
上流の川のように見える。
本当ならちょっと車を停めて見物したかったのだが、明日からここでお茶祭りとやらをやるそうで、その準備で僅かな停車スペースすら塞がれてしまったので、それは叶わず。

もう夕方なので着く頃には暗くなっている恐れもあるが、一応平戸に行ってみる。
佐世保大塔ICから西九州道(無料実験中)に入り、佐世保市街を眺めながら西へ。
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相浦中里ICが終点で、降ろされる。
ところが手持ちの地図が古く、西九州道はここまで開通していなかったため、現在地をロストしてしまった。
佐世保から江迎までのR204は佐々や吉井という重要地点を通過するためにかなり遠回りしているので別の道を使ってショートカットしようと思っていたのだが、現在地が分からないためにルート探索が出来ず、結局遠回りな国道トレースになってしまった。

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平戸大橋は昨年無料になったので、いつか足を向けたいと思っていたところだ。
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何とか日のあるうちに着いたものの、もう18時。流石にあちこち観光するわけには行かない。
平戸大橋と同時に無料になった生月大橋も渡ってみたいし、島中部にある紐差教会にも行ってみたいところだが…まぁ、長崎に比べれば平戸は近い。次回の福岡訪問時にでも平戸をじっくり堪能しよう。
ということで、今回は平戸ザビエル記念教会を裏から見ただけ。
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この後、うっかりバスの引力に引き寄せられて追走し、西肥バス平戸営業所まで行ってしまった。
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佐世保市内に比べると、やはり年代物が多い。
ここの営業所は一風変わっていて、この写真を取った位置は裏道なのだが、この道から営業所の構内を突っ切って表の道路に出るような雰囲気になっている。高台にあるこの裏道が坂を下りて営業所構内に繋がっているので、そうとしか考えられない。
…という解釈で突っ切ってしまったが、違ったのかな?(汗

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本土に戻ってもまだ辛うじて日があったので、九十九島をチラッと眺めてから佐世保へ戻る。今度は吉井から県道40号を使ってしっかりショートカット。

佐世保大塔のイオンに行って食糧調達。半額惣菜が思いのほか大量に入手でき、夕食は勿論のこと、明日の朝食どころか帰宅してからの食事も幾らか賄えそうな状態になってしまった。

今夜の宿はハウステンボスJR全日空ホテル。こんなホテルが3人で1万円だから安い。
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と思ったのだが、細かいことには色々と不満が…。
・今時無料インターネットが無い。これはむしろ高級ホテルだから逆に遅れてるのかも知れないが…。因みに有料でロビーで無線LANを貸すとのこと。有線とかなら兎も角、無線が有料というのもまた珍しいような。
・エキストラベッドが実にチープ。外構のパイプや折り畳みの機構部がシーツ1枚を挟んで事実上露出しており、うっかり体をぶつけると痛い目に遭う。またベッドも硬い。
・製氷室の場所が室内のフロア見取り図に書いてないので、部屋を出てどちらに行けばあるのか分からない。1/2の賭けに負けて本来の3倍歩く羽目になってしまったorz
・父が車椅子トイレを使っていたところ、12時を過ぎたという理由で中に人がいるかの確認もせずスタッフが電灯を消してしまった。携帯を持っていたから助けを呼ぶことが出来たものの、健常者のように簡単には動けないところへ視覚まで奪われてしまったわけだから、これは実に大変なことだ。そもそもトイレに人がいるかどうかなんて簡単に分かることなのに、何故そんな簡単な確認を怠るのか、理解に苦しむ。

また、これは必ずしも全ての人にとって悪いことではないが、
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・写真のようにバスルームが洗面台とトイレ・風呂の間で微妙に仕切られている。そして洗面台エリアは部屋の続きでカーペット敷き。ある程度の高級感を演出するためだろうが、この仕切りが邪魔で車椅子ではトイレや風呂に入れない。
・大浴場があるのだが、2階に受付(ロッカーの鍵とバスタオルを受け取る)があり、そこから階段で降りて1階の脱衣場へ行くというややこしい構造。このため、車椅子では1階の裏口を特別に開けてくれるよう頼まないといけない。
更に、ロッカーの鍵を、似たような場所のばかり配るので、脱衣場の一箇所(それも入口すぐのところで出入りの人と錯綜する)ばかりが混雑していた。全く配慮が足りない。

建物に金掛け過ぎてソフト面に手が回らなかったんだろうか…。
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2011年05月05日

九州旅行3日目:宗像→長崎

ホテルの部屋は隣のラブホテルに面しておりまして。
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なかなか綺麗ですね:p

亀の井ホテルなので、朝食は1Fのジョイフルで食べ放題。
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しかし、実際にはここに書いてあるメニューの中で一番美味しそうなフルーチェだけ存在しなかった。と言うことはデザートが無いということ。しょぼ過ぎる…。

折角宗像なので、宗像大社訪問から今日の行程をスタート。
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広大な駐車場は、お祓い場を兼ねているので、全ての車が前向き(祈願殿向き)に駐車しているのが面白い。

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本殿。正面から見ると拝殿の陰になるんで、こういう写真しか撮れない。

奥には「高宮」という祭祀の場があるので行ってみると、
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このように、建築が何も無い露地の祭壇だった。祭祀の場に建屋を置くということが発想されるより古い時代のものらしい。
なるほど、古来の様式を今に伝えているとはこういうことか…。

正月に新聞の囲み記事になった、「日本一豪華な神社のトイレ」
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勿論ウォッシュレット装備でした。

次に宮地嶽神社へ。
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大注連縄が有名な神社だが、この季節は躑躅と藤も素晴らしい。
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こんな立派な神社に電車で来られなくなったのは実に惜しい。とは言うものの、正月とこの時期以外は観光客を集める要素に乏しいから無理か…。

その、やって来なくなった電車の現在の終着駅、西鉄新宮。
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線路末端側にバスターミナルを整備しているが、駅の出入り口は従来の貝塚側にあるのみ。従ってバスに乗り換えようとすると無駄に歩かされる。まぁ電車自体が短いから大した距離ではないものの、何とかならなかったのかという気がする。

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The endって…。

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開業時ネットでちょっと話題になった、向かいのTSUTAYAを歓迎するPARCOの垂れ幕。TSUTAYAの返答垂れ幕もあるのだが、走りながらでは全文は撮影出来なかった。
これから博多に押される危険もある天神だが、まだまだ面白そうだ。

ここから佐賀(諸富)へ行くのに、鳥栖を回るといつも混むのでR385で山越えをする。勿論旧道。
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旧道はこのように香ばしい酷道である。まぁ「酷道」としては初級レベルだが。
この道は佐賀側で新道と連絡しており、そこから先は新道も無料なので旧道は国道指定を外されている。従って通行料金をケチった車でもここで新道に移るのが普通なのだが、今回は敢えて旧道をトレース。
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放置臭がプンプンする。
因みに、山越えの区間で前を走っていた車がちょっと邪魔だったので、新道に行ってしまったこの車をこの間で抜けないかというとんでもない妄想を抱いていたのだが、合流点に同着で、こちらが側道だから後から入らざるを得ないという結果に終わった。

諸富の目的地は、勿論筑後川昇開橋。
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去年の夏も近くに用事があったためにここまで来たのだが、改修中で動作を停止していたので、リベンジである。

約30分毎に上げたり下げたりする時間割になっているのだが、実際には随時上げ下げしていた。

安物デジカメで撮ると、ちょっとの風が物凄いノイズになって駄目ですね。
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左のカメラで動画撮影中w

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運営費捻出のために、こんなものを売っていた。

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カウンターウェイト。現在は2つ上の写真にあるような門構でつっかえるようになっているが、現役時代は線路の高さまで降ろすことが出来たのだろうか?

橋桁やカウンターウェイトの上下をガイドするレールは、鉄道のレールをそのまま用いているようだ。

また、非可動部の橋桁だが、
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このように肉厚。
下に潜って中を覗くと、
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管理用通路が現れた。
しかし、どうやってここに入るのだろうか。正面は橋脚でバッチリ塞がれてるし…。
現役時代は線路の隙間から入れるようになっていたのだろうか。

この後、佐賀空港へ。
たまには全日空株優の1割引券でお土産でも買おうという算段である。
実は先日の庄内空港では、株優を持っていくのを忘れて臍を噛んだのであった。
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YS11公開中。でもこれは去年の夏に見学したのでパス。
もとより車椅子じゃ無理だし…。

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空港内にはこんなものがあった。
座ってみたけど、…うーん、金払ってまで座る価値は感じられないな。

駐車場は無料なのだが、出入口には無意味な遮断機が。

入出場台数カウントのためだろうが、ノンストップ検知くらい出来ないものか…。

そして、海沿いに長崎へ向かう。
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長崎県に入ると、待合室が果物を象っているバス停が現れた。
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この他にもトマトらしきものとか瓜らしきものとか。

諫早から長崎へは、長崎バイパスが無料化実験中なので走行。
かなり古い道路であるせいか、アップダウンが激しくとても自動車専用道路規格とは思えない。
料金所で一般レーンを通ると、収受員からわざわざ「0円領収書」を渡された。あーあ…。無料化によるコスト削減要素全く無し。でもまぁ、貴重なコレクションなんで有難く頂いておきましたが。

長崎市に入る前後で丁度暗くなったので、稲佐山に行って夜景を眺める。
中腹(バスの終点)には無料駐車場があり、山頂には有料駐車場がある。
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山頂まで行っても20分以内なら無料なので、まず山頂へ行って両親を降ろしてから車を中腹まで回送し、自分はそこから無料送迎バスに乗って山頂へ…と思ったのだが、山頂Pの待ち行列が長いので諦め、中腹から車椅子を押すことにした(バスは観光バスタイプなので車椅子乗車不能)。
しかし、約1kmの登り坂を押し続けるわけだから、想像以上に辛かった_| ̄|○l||l
その上、山頂Pの回転が意外に早く、待ち行列も比較的早く捌けていた。大人しく待っていれば良かった…。

尚、山頂Pのゲートは中腹にあるので、入場してから退場するまでの時間には駐車時間の他に山頂までの往復時間が加算されてしまう。また、山頂の車が下りて来てゲートを出るまで空車判定が出ないので、次の車は入れない。実に勿体無い。

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夜景というのは実に撮影が難しい…。10枚以上撮って、これでも一番マシだったもの。

帰りは自分だけ送迎バスに乗って車を取りに行き、山頂まで両親を迎えに戻った。

夕食は、折角長崎なのでリンガーハットで長崎ちゃんぽん。ん?何か違う?

今日の宿は大村のチサンイン。またしても長崎バイパスで無料領収書をゲット。
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2011年05月04日

九州旅行2日目:祖母宅ちょっと訪問

明るくなってから出発し、八幡ICで降りる。
ここで降りたのは、直方に安いガソリンスタンドがあるらしいと調べてあったからだ。

地図を見ながら最短ルートのつもりで道を走っていたら、こんな罠に…
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中間市の中心は中間駅でも筑豊中間駅でもなく、通谷駅なのね、と実感する巨大なダイエーの向かいのジョイフルで朝食。

さて、目的のガソリンスタンドだが、
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「134」の右上の小さい赤三角の中に「9」と書いてある。つまり134.9円。この書き方は詐欺に近い。
まぁ、135円でも充分安いからいいけどさ。

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ここは釣銭がこんなカードで出て来て、そのまま持っていればポイントカードとしても機能するらしい。
が、二度と来るとは思えないのでその場で換金。

折角直方まで来たので、解体間近の旧直方駅舎を訪問。
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しかし、駅名看板がある側からは撮り忘れるという致命的失態を…orz

駅舎の建て替えは、大抵古いものを壊してから同じ場所に新しいものを建てるが、ここの場合はさっさと壊すのは忍びなかったのか、旧駅舎を温存してその隣に建てている。そのため、駅前広場の中心に現在の駅舎が無いという締まらない状態に…。
尤も、これによって駅舎とバスセンターが真正面に対峙するようになったので、西鉄にとっては福音かも知れない。逆に子会社なのに乗り場が遠くなったJRバス涙目。

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旧駅舎の中では、写真展を開催していた。

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やっぱりこういう写真が気になってしまう。
他にも、平成筑豊鉄道開業時にその車両を10両くらい繋いで持って来た壮観な甲種回送の写真とか、機関区で旧型車両を解体してるグロ画像とか。

ついでに、バスセンターも見学。
後藤寺バスセンターほどのおどろおどろしさは無いが、ここも充分老化している。
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建物以上に、スカスカになった方面看板の方が痛々しい。

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旧直方交通塗装がまだかなり走っているのは意外だった。

ついでにあまり走ったことの無い飯塚市街も走ってみる。
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バスセンター。駅と違って都心のど真ん中にあるわけだが、その上層部のショッピングモールが廃業に追い込まれるわけだから、飯塚というのはその程度の町なのか…。

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嘉穂劇場。通りに面してるわけではないのね。

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千鳥屋本店。
今回初めて千鳥饅頭が東京の分家より安いことに気付き、またチロリアンを安売りしていたので幾らか購入。
そして、今日は端午の節句の期間ということで本店2階の「宝物」の展示をしていたのでこれを見学。
特注の博多人形(千鳥の紋が人形の服に入っている)を並べて作った雛壇(あれ?端午の節句なんだけど…)とか、寿老人の人形とか。
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更に襖の取っ手や襖の上の透かし仕切りにも千鳥の紋様が入っているという凝り様。
その中で個人的に一番気になったのは、昭和32年の飯塚駅時刻表。鉄道だけでなく国鉄バスや西鉄バスの時刻も書いてある。鉄道の時刻表は幾らでも復刻版があったりするが、バスの時刻表というのは貴重な資料ではなかろうか。これを撮影し損ねたのは全く無念。

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ああ、なんというネーミング…

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福岡外環状道路は鹿児島線と大牟田線と交差する部分が未開業だったが、今回は開通しており、これを以って全線開業となり、祖母宅にも行き易くなった。
後で調べてみると、開通したのはほんの1週間前だったようだ。随分いいタイミングにやって来たものだ。

今回は諸般の事情により祖母宅には泊まらず、半日滞在して雑談するだけでお暇する。

今夜の宿は宗像の亀の井ホテル。3人部屋は無いので仕方なく2人+1人で、9400円。
部屋のトイレが今時温水洗浄便座でないのは驚いた。まぁロビーのトイレに行けばいいのだが。
インターネットは無料なのだが、LANケーブルの貸出にデポジット500円が必要。ところが貸出票か何かに記入するでもなんでもなく、500円と引き換えにケーブルが渡されるだけ。こんな短いケーブル、店に行けば100円くらいで売ってるだろうから、借りずに買ってきて、翌朝借りていた振りして「返却」したら…
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2011年05月03日

九州旅行1日目:大渋滞

GW後半は恒例の福岡である。

しかし、連休後半初日なので朝出発しても大渋滞に巻き込まれることが必至であること、更に福岡は今日明日がしゃもじ祭りであるためホテルが全く空いていないことから、今夜は途中のどこかで社中泊にすることにして、遅めに出発した。

14:30頃、厚木ICから進入。厚木まで行ったのは都市近郊区間料金を回避することが目的なのは言うまでもない。

ところが…
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その渋滞の原因↓
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やっと抜けたと思い、牧之原SAで休憩。
すると、
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もう、うんざり…

微妙なアクセルの踏み加減を長時間続けるので、足が疲れること疲れること。
三木SAまでの約520kmに9時間掛かりましたとさ…。

流石に限界で、ここで運転を交代して下松ICまで行って貰い、そこで明け方まで仮眠。
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2011年05月01日

東北旅行4日目:岩手秋田行ったり来たり

物凄いタイミングで、アスピーテラインと樹海ラインが昨日開通したばかりという。冬季封鎖から開放された瞬間は、両側に雪壁がそそり立つ中を走ることが出来る。これは千載一遇の素晴らしい機会だ。
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しかし、いざ走ってみると雪壁以前に物凄い霧。両側が真っ白な景色の予定が、視界の全てが真っ白だった。山頂のアスピーテラインと樹海ラインの交差点も確認出来ないほど。
一応雪壁も何とか確認出来たが。

アスピーテラインを秋田側に抜け、R341を南下して田沢湖へ。

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たつこ像を見ただけで、殆ど主目的地である角館への経由地扱い。
角館の目的は勿論桜なのだが、ここはまだ殆ど咲いてなかった。

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メインの武家屋敷通りは車両通行止めなので、準武家屋敷通り。
しかし、駐車場は悉く有料で、都市規模も観光資源の規模も弘前より小さいのにがめついと感じる。

今日も朝から何も食べていないが、取り敢えず横手へ向かう。
横手ステーションホテルでランチバイキングをやっていたという遠い記憶があったので…。
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ところが、着いてみると潰れているではないか。なんということだ。
ぐぐってもあたかも存命中であるかのようなページばかりだというのに。

折角ここまで来たので羽後交通の本社営業所でバス撮影。
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しかし折角アステローペがいたのに撮影を忘れるという大失態orz

食事の当てが外れたので、イオンに行ってパンを買い込んで食事とする。
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パンを食べながら車を東に向け、北上へ向かう。目指すは本旅行最後の花見場所、展勝地。
ここは駐車場は無料で良心的。

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桜並木の入口にはラッセル車キ100・蒸気機関車C58 342・緩急車ワフ29500が展示されており、しかも車内を公開中だった。ところがラッセル車の「運転台」まで入り込んで見学していると、閉鎖時刻だというので係員が小生の存在に気付かずに施錠しようとした。危うく閉じ込められるところだった。

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展勝地は北上市街地と北上川を挟んだ反対側の川の土手にある桜並木だ。ここは満開で、桜並木そのものは勿論綺麗だが、桜並木を前景に市街地を眺めるのもいい絵になりそうだ。そのためには高いところから俯瞰する必要があるが、そのような場所は少し歩かないとなさそうなので断念。
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おまけ:北上市内のアーケード。典型的な…

夕食は廉価で済ませるためにジョイフルを狙い、そのためにはるばる築館までR4を南下。これだけ一般道を走っても今日は1000円高速の日だから東京までの高速料金の倹約にはならない。
栗原市は先の震災で最大深度を記録した地域だが、その割には走りながらざっと眺めた限りでは建物の被害は皆無だった。
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2011年04月30日

東北旅行3日目:念願の弘前の桜

今日はいよいよ弘前。
秋田中央ICから無料の高速道路で能代東ICまで行き、後はR7を進行。

大館能代空港も…行ってみたいけど弘前到着が遅くなり過ぎる。

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大館市街は自動車専用道路であるバイパスで通過。しかし工事中のためとても自動車専用道路とは思えない状態。

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大館から碇ヶ関までの県境越えの区間では、奥羽線の単線時代の遺構(トンネルを中心に新たに複線軌道を整備したため、嘗ての単線がそのまま廃線になっている)が所々で見られる。

さて、混雑緩和を期待していた弘前市内だが、それでも弘前公園に向かうメインルートは弘前城の3kmほど手前から渋滞でピクリとも動かなくなってしまった。まず城まで行って家族を降ろしてから車を1kmほど離れた無料駐車場まで回送しようと考えていたのだが、これでは車での接近は無理そうだ。
別の道を経由し、長勝寺の脇の公園の駐車場に駐車。案内されている正規の無料駐車場は岩木川河川敷なのだが、それより若干近く、また急坂を上らなくていいというメリットがある。因みに長勝寺に至る参道は駐車禁止ではないので、そこに止めてしまえばもっと近かったのだが…。

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これ、動物供養というよりキティちゃんを供養してるみたいですよ。

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河川敷駐車場より更に離れた駐車場からの送迎バス。元箱根登山。

桜は、残念ながら満開には数日早い状況だった。DSC01553.jpgDSC01572.jpg
園内は身動きも取れないと言うには程遠いが、それでも結構混んでいる気がする。「気がする」というのは普段を知らないからだが…。後でニュースを見たところによると、これでも例年の3割減らしい。また、外国人も西洋人を中心にかなり見かけられ、本当に日本忌避の動きがあるのかと思ってしまうほどだった。

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折角なので有料ゾーンである二の丸・植物園・藤田記念庭園の共通入場券を購入して入場。Web上には何も書かれていないが、窓口で訊くと障碍者と介助者1名は半額になるとのことで、全部で3人なので都合2人分の料金で入場。入場券もそういうわけで通常のものが2枚発行された。
今日も到着した昼頃から丁度天気がぐずつき始め、濡れるし花が綺麗な状態ではないし…と、残念な状況。
岩木山が一望出来る場所もあるのだが、上半分がすっかり雲に隠れてしまっていた。
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天守閣入場には行列が出来ていて、最後尾札を持った人に聞いてみると30分待ちというはなしだったので、うげっと思いながらも折角お金を払ったわけだからと並ぶ(但し車椅子は無理なので申し訳ないが自分だけ)。しかし実際には入るまでは10分ちょっと。どうも「30分」というのは、当該スタッフが並んだ客の顔を覚えておいて出てくるまで何分掛かったかを計っていた模様。内部見学の時間まで含めれば確かにそんなものだった。

次なる有料ゾーンである植物園は、植えられている植物の種類は豊富だがあくまでそこは標本陳列、区画整理された中に整然と植えられていて風情が無い。白神山地の植生を再現したエリアというものもあったが、この規模では武蔵野の雑木林の刈り残しと変わらない。DSC01770.jpg
ここはかなりの種類の桜を植えているところも見ものなのだが、当然その全てが一度に咲くわけではないから一度に花を見られるわけではない。咲いているのはやたらと枝垂桜が多かった。植える数自体も偏っているようだ。

そして藤田記念庭園。ところがここでちょっとしたトラブル発生。
先にも書いた通り、入場券は通常のものが2枚だけ発行されたのだが、ここでこれを見せて入場しようとすると「二の丸や植物園とは扱いが違う。ここでは割引は存在しないから入れない」と言われた。
えー?そうだとしたら半額とは言えここの料金まで込みという理解で買ったのに、詐欺じゃん。
ちょっと文句を言ってみるものの、元々ここまで見ようとは思っていなかったのだから諦めようかとしたところ、係員が奥まで行って相談した結果急転直下入れることになった。どうも「入場券2枚」という状態が良くなかったらしい。

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庭園入口には洋館があり(ここだけなら無料)、83鍵という珍しいピアノがあった。

庭園は崖を挟む土地に位置しており、弘前城側の高台から入ると平地はごく僅か。低地側へは階段しかなく、車椅子だと一旦外に出て道路を迂回せねばならない(この道路も急勾配なのでかなり辛いが)。
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枝垂桜の大木と崖に設えた滝が立派だったが、下層の池は水底がコンクリートで平らに打ち固められ、更に水抜き時の排水用の溝が中央に掘ってあるというこの上なく現代工業的な造作で、この部分ばかりは風情が無い。

今日は朝から何も食べていないので、弘前駅前のホテルニューシティに行き、デザートバイキングに参戦。
1人1386円だが、4人以上で行くと1人1000円になるキャンペーン中で、つまり3人で行くと4人より高いのがなんとも癪だが…。
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本当は2階なのに、間違えて一番上まで行ってしまったので写真だけ。
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デザートコーナーは終始凄い行列で、数分並ばないと取れない。結局クリームパスタ食べ放題になってしまった。そちらの方が有意に美味しかったし。

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大鰐駅に寄り道。

今夜の宿のある八幡平までは東北道を使えばすぐだが、ケチってR282を爆走。夜ということもあり鹿角の市街地を抜ければ後は車も殆どおらず、走行性は高速と殆ど変わらないか、むしろ良いくらい。漆黒の闇と雨の中何も見えない道中ではあるが、実に快適なクルージングであった。福岡へ行く時もこんな道が1000km続いてれば楽なんだけどなぁ。

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今夜の宿は八幡平ロイヤルホテル。震災の影響でつい数日前まで休業していたそうで、それなりに高級なリゾートホテルの筈だがお客を呼び込むために3人で素泊まり7380円という破格値を提示していた。この価格は昨日のもので、昨夜の宿で予約したのだが、その前日に見た際には1000円ほど高かった。直前割引の典型例か。

ホテルのWebサイトには「インターネットは使えない」と書いてあるのだが、実際に行ってみるとロビーにネットコーナーがあり、自分のパソコンを持って行けば有線接続でネット可能。世の中ネット環境が隠しサービスになってる宿泊施設が多いな。
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2011年04月29日

東北旅行2日目:羽越路

今日は湯沢(町)から秋田までの行程。

高速は詰まらないので出来るだけ避けたいところだが、どの道景色が比較的単調であり、また多少ワープしないと間に合いそうに無いこともあり、新潟までは高速を使う。今日は休日なので1000円だしね。

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この季節の名物、吹き流しの代役。例年より豪華になってるような。それとも東日本エリアだから、いつも見ている中日本とは違うのか?


新発田に安いガソリンスタンドがあるということを調べていたので、聖籠新発田ICで降りて給油。

ついでに市内をちょっと走行。比較的立派な町並みだけどやはり人けが無い、典型的な地方都市。

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何年か前に「なまず」を撮影に来た新潟交通観光バスの営業所。でも、もうここには1台も残っていない。

中条ICから再び高速に入る。新潟中央IC以北は無料化実験区間なので、ETCを外して紙の無駄遣い、通行券を取得。
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右端の「新」って何なんですかね。

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こんなところにもニコタンが。新発田市街の1箇所だけだと思ってた。
折角通行券を取ったが、次の荒川胎内ICより先は恒常的に無料の「新直轄区間」であるため、中条ICから本線に入ってすぐに荒川胎内出口相当の本線料金所がある。このため通行券が手元にあるのはほんの一瞬のことだった。

北へ一刻も早く行くならこのまま終点まで走るべきだが、笹川流れを見たいので村上瀬波温泉ICで降りてR345を海岸へ。GEDC1963.jpg


途中、道の駅笹川流れでトイレ休憩。比較的古いドライブインを道の駅に登録した様子で、一般的な道の駅のイメージとは違い狭苦しく若干古臭い。エレベーターも無いのでレストランや展望台に車椅子で行くことも出来ない。
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展望台からの眺め。

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ここは鉄道駅(桑川)併設だが、鉄道駅は無人駅で、待合室も道の駅と屋内では繋がっていないので、何となく隔離されている雰囲気だ。

天候が残念ではあるが、笹川流れの景観を楽しみながら北上。

内陸を迂回する(しかしR345よりは立派)R7に合流し、暫くそのまま北上するが、鶴岡が近付いたところで海岸に拘りR7を外れる。
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加茂水族館の駐車場からの眺め。ここに来る頃には突然晴れたので、笹川流れのような絶景ではないが、色は綺麗だ。

近くを通ると行かずにはいられない、空港。庄内空港にちょっと寄り道。
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丁度飛行機が着いたところで、市内行きのバスが待機していたが、酒田行きは一般路線車(しかも中型)なのに対し鶴岡行きは大型観光タイプ。距離は殆ど同じどころか鶴岡の方が若干近いのにこの格差は一体…。庄内地方の中心は鶴岡なのか酒田なのかどうしても分からないのだが、庄内交通の本社は鶴岡だ。庄内交通としては本社のある側を優遇したいところなのだろうか。

地方空港の常、駐車場はタダだが展望デッキは有料。

酒田に着くと、丁度「きらきらうえつ」が発車したところで、撮影が間に合わずorz
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これで「待合所」を名乗るかwww

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遊佐には「羅漢岩」というものがある。海岸の岩々に羅漢像を彫った「磨崖仏」だ。

道の駅岩城で日没を迎え、折角なので眺めるが、下の方は雲に覆われてしまい、雲海に沈むところしか見られずorz

夕食は秋田のまいどおおきに食堂。米どころだけあってか、ここはご飯がお替り自由。

今夜の宿はユフォーレ。県の湯治施設だが、浴衣も付かない素泊まりで3人で3500円(但し入湯税別)という破格値を提示していたので飛び付いた次第。
県の、しかも新しい施設なのでバリアフリーの考慮はあるが、車椅子で使えさえすればいいんでしょという感じで設計したように感じる。ロビーから宿泊室エリアへはエレベーターを2階へ上がり、長い、しかも途中に坂がある廊下を通って行かねばならない。その先には長期滞在用の「自炊棟」というエリアがあり、ここへは階段しかなく、車椅子から乗り移らないといけない椅子型の昇降機が設置されているのみ。車椅子用トイレはロビーの近くだから、部屋からトイレに行こうと思うと実に大変だ。まぁ、バリアフリールームも1部屋あるのだが、この格安プランではそこには泊まれないようだ。
因みに間取り図を見ると2階にも車椅子用トイレがあるが、そちらの方が部屋から行き易いのにそこは案内されなかった。はて?と思って覗きに行ってみると、物置になっていた…。使ってない以上は汚くは無いだろうから構わないんだろうけど、「ご不浄」に外で使う物を保管するというのは…。
インターネットはロビーにパソコンを持って行けば無線LANが使えるが、Freespotに登録せねばならず、しかも使用中ちょくちょくその広告が割り込み表示されて実に鬱陶しい
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2011年04月28日

東北旅行1日目:湯沢まで

ゴールデンウィークといえば東北が桜の季節。特に弘前公園の桜は一度見てみたいと思っていたが、時期が時期だけに大混雑必至で毎年二の足を踏んでいた。ところが今年は事情が事情だけに来訪者が減ることが予想される。不謹慎と叩かれそうな理由だが、需要が縮退しているところに需要を追加するのだから悪いことではない筈だ。

本日は家からひたすら下道を走って湯沢までの行程。東北旅行で「湯沢」と言うと秋田と思われかねないが、新潟の湯沢です。

途中北本で「金鳳」という中華料理食べ放題の店を見つけて入店。平日1080円は中国料理食べ放題にしては安い。
しかし入ってみると誤算、オーダーバイキングだった。
オーダーバイキングは好きなものを「好きなだけ」「好きな時に」食べることが出来ないという致命的な欠点がある。しかも大抵の店はなるべく分量を食べさせないようにと、注文を持ってくるのを遅らせたり、すっぽかしたりする。
…という悪印象があるのだが、ここはかなり素早く持って来た。
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しかも、大抵の中国料理食べ放題にはまずメニューに入っていないエビチリが入っているのでポイント高し。
(このメニューに書いてある料金はディナータイムのもの)
でも、ちょくちょく来ようにも北本は遠いな…。

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熊谷バイパスの分岐。九州名物塗り青看がこんなところにも。
九州の場合は地名も色枠で囲むから、ちょっと違うと言うべきか。

出るのが遅かったので、ひたすら移動だけで終了。
親の会社が加入する健保組合の保養施設に宿泊。
福利厚生が存在するってのはいいですねぇ。

因みにここ、以前はビリヤード台があったのだが、その部屋がレストランスペースの拡張に使われて、ビリヤード台消滅。久し振りにやろうと思ったのに…。
プールは節電と燃料消費節減のためという理由で、封鎖してました。こっちはどうせ無用だけど。
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2011年04月09日

上田電鉄・ハイブリッドトレイン乗り鉄

青春18きっぷの残り1回分をどうするか。色々考えた末、題記の2つを乗るために使うことにした。後者については、小海線自体は乗車済みなので「乗り鉄」と言うと語弊があるかも知れないが…。

今日の行程はあちこち待ち時間が多いが、適宜市内散策に充てることにする。

始発で家を出て、前回と同じく高崎線で高崎へ。そして前回と異なり駅前で油を売らずに向かいのホームの信越線に乗り換えて横川へ。
信越線のこの区間は「信」でも「越」でもなくなって久しいが、愛称を付けるのが大好きな束がどうしてここに限っては現状に即した愛称を付けようとしないんだろうか。そして数年後には反対側でも「信」でなくなってただの「越後線(重複するけど)」になってしまうわけだが、やっぱり放置だろうか。

横川で500円払ってJRバスで軽井沢まで移動。時間に余裕もあるし別料金払って詰まらないバイパス経由のバスに乗るのも面白くないから廃線を見ながら歩こうかとも思ったが、流石に16kmは長いし何より雨ではとてもその気にはなれなかった。
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バスは貸切落としのハイデッカーが来た。トイレも方向幕も無いし車号をネットで調べてみると前歴は確かに貸切とあるが、その割には最前部にサービスボックスが無く、路線用として最適化されている。
貸切車なので乗り心地は申し分ないのだが、今回ばかりはどうせなら珍車のB高に乗ってみたかった。…と思っていたら途中でスクール運用の送り込みとすれ違った。カーブの先から急に現れたので撮影もままならず。

軽井沢では乗り継ぎ時間が20分ほどあるのでバス撮影。
近くの草軽交通の営業所に行くと、
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いた。
去年の夏に引退企画を行ったものの、ファンの声に応えて延命したという車両。
見方を変えると、紳士服店の閉店セールだったとも言うが…
とは言うものの、構内にはこんな車からすれば新車同然というような車が何台もナンバーを切られていたし、流石に今度の夏が本当の最終走行になろう。そして、その時まで客を乗せて動くことも多分無いのだろう。

駅で軽井沢・別所温泉フリーきっぷを購入。これとさっきのバス代で2300円、18きっぷの1回分と同じだ。18きっぷ消費のために18きっぷと同じだけの金を使っていては、本末転倒のような気がしなくも無いが…。

電車は素晴らしいことに169系。丁度サボの交換をしていたが、何故か「長野←→上田」に変えている。まぁ上田以東で見る分には上田や長野に行くであろうことが分かるからいいのかも知れないが…。
車内も回転クロスシートに交換された素晴らしい(しかし窓割と合ってない)電車に乗ると、最初はそうでもなかったが段々混んで来て、ボックス占拠どころではなくなってしまった。分かっていれば最初から前の席を前向きに変えておけば良かった(軽井沢出発時点ではほぼ全てボックス形状になっていた)。上田の時点では過半の席が埋まっていた気がする。これが採算が合わないとして切り捨てられた路線だろうか。これで採算が合わないなら全国の殆どの鉄道が廃止される気がするが…。

今日は169系を使った団臨が上田から屋代へ走るが、運行時刻変更予定と書いてあるので、撮影しようと改札で痛いヲタ振りを発揮して聞いてみると、ご丁寧にお出迎えの回送の時刻まで教えて頂いた。10:15に回送でやって来て(しかも到着番線まで教えてくれたが、別の場所で撮るつもりなので不要)、11:30に客を乗せて出発ということだったので、送り込み回送を狙うことにしてそれまでの1時間弱は上田城址の散策に充てる。

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元川崎市営の上電バス。

上田城址公園では桜祭りをやっていて出店が出ているが、10時前では早過ぎるのか、雨のせいか、客が全然おらずお寒い限り。

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まぁ、肝心の桜がまだこの状況ではなぁ。
上田城は天守が残っているわけでも復元されているわけでもないので、城跡の散策は有料ゾーンを除けばすぐ終わる。勿論天守があったらそれが無料で済む筈は無いから結果は同じことなのだが…

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お堀の真田傍陽線の線路跡は一目瞭然の姿だ。ああ、そう言えばそうだった。時々写真で見たことのある光景がこれか…。
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お堀跡の部分がそっくり遊歩道として整備されているのみならず、それより駅側は上田交通所有の駐車場になっているのでこれまた分かり易い。

線路際に行き、先ほど時刻を聞き出した臨時列車の送り込みを撮影。
実は、この列車が湘南色編成だと勘違いしていたからこそ撮影しようとしたのだが…
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実際はこれだたったのねorz
かなりの失敗作だが、ターゲットが来なかったので逆に悔しくないと言へやう。

尚、ここではアリオが開業準備中。駅から微妙な距離の立地だ。もう少し遠ければバスが出るだろうし、もう少し近ければ大手を振って駅至近と言えるのだろうが…

駅に戻って別所線に乗車。
別所線の駅は高架化されていて、駅が裏口(温泉口)側にあるために表口(お城口)に行くのや乗り換えには階段上りが1回軽減されるが、線路環境を見ると交差道路も特に重要なものも無く、金を掛けて高架化するほどのものだろうかと思ってしまった。
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電車は1000系。何やら変なラッピングをしている。
車内には液晶モニタ2台を横に並べた運賃表示器がある。これを2段使えば全駅を表示出来るのだが、何故か走行中は上段のみを使い表示し切れない分はスクロールしている。

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下之郷で保管されている5200形。これでは死人の顔に布を掛けているようだ…

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下之郷発車後撮影した、下之郷で交換した列車。車内からこんな写真が撮れるとは凄い線形だ。

八木沢から別所温泉までの最後の1駅間は突然40‰の勾配となるが、鉄道で勾配を実感するほど40‰が急なものだとは思わなかった。

別所温泉駅は古い木造駅で、それに合わせたのか和服の女性が駅員をやっている。
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また丸窓電車が保存されているが、これは意外に写真を撮り辛い環境だった。

帰りの電車は1本落として温泉街散策。
温泉街の入口に広い駐車場があるが、これが有料。
今時こういうのが有料なのは珍しくはないが、それでも都市部でもないところで駐車場が有料なのを見ると、ぎすぎすした世の中だと思ってしまう。

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北向観音は無料で拝観出来る。
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一方、安楽寺は境内までは行けるが、そこから山奥にある国宝の八角堂は有料で、しかも立地を利用して無料エリアからでは絶対に垣間見えないようにしている。
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常楽寺は境内に入るところで箱が置いてあって金払えと書いてあったので、そこで引き返し。

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帰りの電車は先ほど下之郷で行き違った7200系「まるまどりーむ号」。
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丸窓電車の雰囲気を再現しようと車内は木目調の壁紙にしてあり、扉隣の窓も同様に車内から見ると木目調のステッカーを貼ることで「丸窓」にしている。しかし単にニセモノの演出であるだけでなく、その窓が戸袋窓ですらないことでやはり違和感を覚えてしまう。
因みにこちらの電車は運賃表示器は無く、三角運賃表を掲示しているのみ。

上田に着き再度市内を散策。
地図に書いてあった柳町に行ってみる。
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なるほどそれなりの風情はあったが、多くの風致地区と異なり昔ながらの町並みが保たれているのは道路のほぼ片側に限定されているのが異色。

後は適当にぶらぶら。
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物凄い廃屋。

猫がいたが、どうしてもピントが合わない…

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歓楽街は絶対に金は落としたくないが、町並みを見るのは面白い。

さて、アリオが開業目前だったわけだが、そうすると至近距離にある駅前のイトーヨーカドーは一体どうなるのか?
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と思ったら、案の定閉店だった。
閉店セールをやっているので、何か買って無意味に「別所線お帰りきっぷ」を入手使用かと思ったが、残念ながら買うものは無かった。この時間じゃ弁当も安くなってないし。

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うーん…

しなの鉄道に乗って小諸に移動。今度は115系。
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こんなものが付いてた。広告オンリーで列車案内は無し。
ペイするくらいに広告取れてるんだろうか?

小諸では、駅員にハイブリッドトレインが走っているかどうかを訊く。これに乗るのが目的の一つではあるが、ダイヤの都合上これに乗るとあちこちでとてつもない待ち時間が発生してしまう。従って、もし走っていないのであればハイブリッドトレイン所定ダイヤの1本前の列車でさっさと帰ってしまおうと考えたのだ。
回答は「走ってる」とのこと。それならその時間までまずは小諸の市内散策。
駅を出て、駅前のおどろおどろしい雰囲気にびっくり。
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うーん、何だろうなぁ、この重慶大廈のような雰囲気は。
「ロイヤルホテル」ってのはどうしてこうどこも場末の雰囲気を醸し出してるんですかね。ステーションホテルもだけど。

因みにステーションホテルはこちら。
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駅前通りは商店街だがかなりの坂道。あまり平坦な土地が無いところに町が出来たようだ。そして駅裏には小諸城(懐古園)があるが、これが日本でも珍しい城下町より低いところにある城だと。そりゃ確かに珍しい。

駅を避けるように北国街道が通っており、古い建物が良く保存されている。
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駅を避けるように通っているということは当然駅前商店街とは別であり、町の賑わいが分散してしまう原因ではないかと思うが、その一方でそういう立地であるが故によく保存されているのであろう。
途中の町屋が公民館のようなスペースになっており、ここで観光地図を貰う。ここを含む5箇所のチェックポイントのスタンプを集めると粗品が貰えるそうだが、1時間の間に全部回るのはちょっとせわしないし、チェックポイントの中には博物館や商店もあるから無料というわけには行かないだろうし、それでいて粗品はそれほどのものではなかったので蒐集はパス。

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駅に戻り、お目当てのハイブリッド列車E200系に乗車。

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電波飛ばしてるなーw

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発進はモーター駆動なので静かで、遅れて空調が起動(特段暑くも寒くもない天候なので停車時は送風のみに落としている)、更に遅れてエンジンが起動するという面白いシステム。
この列車は小海止まりだが、本領発揮の場面を体感しようとすれば山越えをする1日1往復だけの小淵沢まで行く運用に乗るべきかも知れない。しかし、それに乗ろうとすると旅程が激しく制約を受ける…。

前方のLED案内表示器には「空に一番近い小海線へようこそ!世界初のハイブリッド鉄道車両「こうみ」です!!乗り心地はいかがですか?」と出る。

乗り心地?なんと言っても椅子が硬いです…
結局車体は走ルンですクオリティだからなぁ。
この椅子に全区間お尻を痛めつけられずに済むという意味では、小海止まりの運用に乗ったのは正解だったかも知れない。

小海から、その先の小淵沢行きまでは1時間の待ち時間。
ぶらぶらして時間を潰すが、一番の収穫は近くのヤマザキショップで見切り品の弁当やパンが大量に買えたこと。これは素晴らしい。1週間分の食糧だ。

駅に戻るとオレカが目に付いた。長野を走る列車を背景に「信濃の国」の歌詞を書いた6枚組のものだ。束のカードなのに中には383系が写ったカットもあるのがご愛嬌。購入するが、実際には台紙もあるところ台紙は切れているらしい。残念。

すっかり暗くなった中をキハ110で小淵沢まで乗車。
小淵沢ではこれまた1時間以上の待ち時間だが、いよいよ真っ暗で散歩もままならず、駅のベンチで大人しく本を読みながら待機。こんなところで待っていると前回の悪夢が脳裏を掠めるが…。しかもこれから乗ろうとしている列車は前回の予定で乗車予定だった列車と同じだし。
幸い今回はトラブルはなく、ここから高尾行きに、そして高尾で各停東京行きに乗り、予定通り帰宅。
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2011年03月27日

マウンテン+桜通線延伸

18きっぷを使い切るのがなかなか大変そうなのでどうしたものかと思案した結果、親を連れて行って一気に3回分消費することにした。電車乗りたがってたし丁度いいだろ。

乗り換えがバリアフリーであることと、震災で不通になっていないことを条件とすると、東海道線方面くらいしか行くところが無い。そこで名古屋に行ってマウンテンに「登頂」し、狙っていたわけではないが偶々今日野並徳重間延伸開通の桜通線に乗り鉄することにした。

改札で日付印を2回目を飛ばして3〜5回目に押印されるというミスを喰らう。2回目欄の下に発売日付の判子が押してあるので、それを2回目の日付と勘違いしたようだ。文句を言って「2回目未使用」との但し書きを得るが、ごちゃごちゃ書かれていて如何にも分かり辛い。次回使う時にトラブル必至…。

まずは始発で東京駅に行き、5:20発の373系でゆったり静岡まで。

の予定だったのだが、

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え?10両?熱海行き?どういうこと???

節電間引きの影響で運転区間をぶった切り、373を使わない運用にしているようだ。

間引きで多少行程に影響を受けることは覚悟していたが、最初から躓くとは…。
特急形電車で3時間ゆったりする予定が突然硬座車に暗転。

熱海では5分の接続と言っていたが、そもそもホームが塞がっていて到着が5分遅れやがった。列車本数減らしてるのに電車が詰まるとはどういうことだ、全く。
しかも到着ホームと接続列車の発車ホームが違うので、皆階段に物凄い勢いで殺到。
しかしこちらはエレベーターに乗らないといけないので、急ぐにも急げない。そのエレベーターも混んでるし…。
接続先の列車はずっと発車ベルを鳴らして急かしているので、ある程度待ってくれるつもりはある一方でいつ本当に発車してしまうか分からない。仕方ないので自分だけ先に階段を使って隣のホームに飛んで行って、立ち番の駅員に「車椅子が来るから少し待ってくれ」と泣きつく。
結局我々が乗り込んだ後もまだ暫く待機していたので、もっと遅い客がいたということだ。焦らなくてもよかった。

この電車は富士行きである。なんと中途半端な…。東電管轄エリアの境界附近なのでここで区切って間引いているということか。

富士もまた乗り換えは別ホーム。嫌がらせですか。
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しかも何故身延線ホームから出るんだか…。

富士行きも中途半端なら、ここからの島田行きもまた中途半端。そして約15分後には豊橋行きがあるので、そちらに乗れば乗換回数の削減になるばかりか、島田行きに乗っても結局この後続に乗り換える羽目になるかも知れない。そうは言っても通常ダイヤの常識が通用しない状態だから少しでも先へ行けるところまで行っておいた方がいいだろうと島田行きに乗車。

しかしこの懸念は的中。静岡でバカ停するダイヤで、後続との間隔が7分に縮む。しかもウテシに聞いてみると島田の到着ホームは下りホームではないのでまた階段の上り下りだという。結局静岡で後続列車を待つことに。

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これは静岡に貼ってあった減量ダイヤ時刻表。他の駅では見かけなかった。
このように、完全に富士で切られていて同駅を跨ぐダイヤはサンライズ以外存在しないという有様。時刻の下に小さい文字があるのは「熱海行に接続」である。熱海富士間は「1時間に2〜3本運転」と案内されているが、この時刻表を見ると実際には1〜2本である。誇大広告は酷い。

豊橋で、ここは普段から同一ホーム乗換だったためしがないが、ここでもまたエレベーターで上に上がって隣のホームに移動して、特別快速に乗車。313系の転換クロスは素晴らしい。しかし豊橋以東は全てロングシートか煎餅椅子という苦行の旅路…

金山で下車し、地下鉄駅に行き、桜通線延伸記念記念ドニチエコきっぷがあるかを聞いてみると、何枚でもあるような雰囲気だった。もうお昼だから殆ど諦めていたのだが…。そして、金山が駄目ならそれほど離れていない隣の東別院に行って聞いてみようかとも思っていたところだった。それがあっさり買えたことは嬉しい誤算であるとともに、拍子抜けでもある。

新しいしバスの路線図を貰うと、正誤表が貼り付けてあった。こともあろうに延伸開業の4駅の電話番号が全て間違っていたらしい。見るとどれも正誤が似ても似つかぬ番号なのだが、一体何の番号だったのか…。

両親にこれが名古屋の地下鉄ですよと見せるが、非ヲタにはそれほど変わり映えするもんじゃないな。以前は網棚が無いのが大きな特徴だったけどそんな電車殆ど残ってないし。名城線で上前津まで行って鶴舞線に乗り換えていりなかへ。

いりなか駅から約10分歩けば喫茶マウンテンに到着だ。
やはり混んでいるが、毎度不思議なことに店内は、それどころか場合によっては店外まで行列が延びるにも拘わらず、不思議と駐車場が不足していない。車で来たことも何度かあるが入庫に苦労した記憶が無いし、今日も少なくとも1台分の空きがあった。
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こういうわけの分からないものに挑戦してみないと醍醐味を味わったことにはならないんだろうけど…

本日のメニューは
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マンゴーパフェ。鯛焼きが入っている和風パフェのような奇抜さは無い。ひたすら密度の高いコストパフォーマンスの良いデザート。

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小倉抹茶スパ。際物の定番とされる甘味スパゲティの1つだが、コツはスパゲティと思わないこと。そうすればただのデザートだ。何故これに苦労する人が多いのか理解に苦しむ。

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チャーハン風ショートパスタ。「パスタ」であるかのような名前だが実際には炒飯にペンネが入っている程度で、主体はチャーハンだ。普通に美味しい。

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お茶ピラフ。お茶の風味と高菜風の味。これも美味しい。レシピが分かれば自分で作ってみたいくらい。

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うめスパ。梅ソースの味が特徴だがベースの味付けも良く、食べ出したら止まらない。

以上5品目、美味しく頂きました。

帰りは滝川町から「昭和巡回」系統の市バスに乗車。地下鉄駅より近い上に安く金山まで行くことが出来る(地下鉄230円、バス200円)。しかしながら自分だけ乗り鉄のため御器所通で下車。両親には金山で適当に遊んでいて貰う。

御器所から乗った桜通線は比較的空いていたが、新瑞橋で結構乗ってきた。夕方近くになっても初乗りの人が結構いるようだ。
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終点徳重駅

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ホームから終端方向。壁の向こうに車両基地があって、手前の本線からは2回スイッチバックしないと入れないらしい。不便ではないのだろうか…

徳重とはどんなところか全く印象に無かったのだが、駅を出てあまりの立派さに驚いた。
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立派なバスターミナル、

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そしてその周囲に整備されたショッピングモールと市民センター。
駅前の道路は、このショッピングセンターへの車で大渋滞だ。
東京の感覚では地下鉄駅が拠点となるなど考え辛いので、この姿には驚くばかり。

さて、駅構内にはセブンイレブンがあり当然のことながら本日開店だ。
コンビニの新規開業となれば、当然おにぎり50円引きを期待する。
ところが、「震災のため開店セールを中止しました」と書いてある。ぉぃぉぃ、こんなところまで自粛かよ…。
ここの場合、本当の自粛というより値引きを惜しむ口実ではないかという疑念が…。

金山に戻り両親と合流。東京ではパニック状態のため未だに品薄の店が多いが、こちらは流石にそんなことはなくパンを沢山買うことが出来た模様。これで1週間分の昼食は安泰だ。…って、それが名古屋土産か…。

東海道線に乗り、豊橋で乗り換えるは浜松行き、浜松で乗り換えるは富士行き。この富士行きは本来ダイヤなら熱海行きであり、更に本来ダイヤならこの後続に静岡始発東京行きの373系列車がある。しかしどちらも利用することは出来ない。
富士で熱海行きに乗り換える。ここまでの乗り換え、全て違うホーム。本当に酷い嫌がらせだ。

熱海では奇跡の同一ホーム乗り換えだった。そして211系軟座車。残念ながらオールロングだったが、硬座のボックスよりは座り心地がいいのではないか。
対向列車を眺めているとやたらと211系の比率が高い。このご時勢だから電力食わない新車の方が適しているだろうに、更に直流モーター車をあまり酷使するとブラシの補充が間に合わなくなるだろうに…。

間引きダイヤには苦しめられたが、所期の目的を果たすことは出来た。

さて、残り1回分、どこへ行こうか…。
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